ちしきの金曜日 2015年2月27日
 

世界三大美女の二人に会いに行く

むかつくくずの美女の墓に行きます!
むかつくくずの美女の墓に行きます!
世界三大美女というものが存在する。「クレオパトラ」「楊貴妃」「小野小町」がそれだ。クレオパトラと楊貴妃は日本人ではない。しかしである。楊貴妃のお墓は日本の山口県にあるのだ。

さらに調べてみると、その楊貴妃のお墓の近くには「小野小町」のお墓もある。ぜひその両方のお墓に行ってみようと思う。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。
> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

楊貴妃は山口

世界三大美女の一人「楊貴妃」は、719年中国生まれの女の子。その頃の日本は奈良時代だ。今年30歳になる私とは、1266歳離れる年上の女性である。お姉さんという言い方がいいかもしれない。
その楊貴妃のお墓が山口にあります!(特牛と書いて「こっとい」と読むらしい)
その楊貴妃のお墓が山口にあります!(特牛と書いて「こっとい」と読むらしい)
日本には関係ないように感じる楊貴妃だけれど、お墓がなんと山口県に存在する。中国から舟で山口に流れ着いたらしい。学校で習う奈良時代には山口県はほぼ出てこないに等しいが、歴史的美女が流れ着いていたのだ。
楊貴妃ロマンロードなるものもあります!
楊貴妃ロマンロードなるものもあります!
楊貴妃のお墓があるのは、山口県長門市。日本海に面した街で温泉も多い。行ってみると「楊貴妃ロマンロード」という名前のついた道まであった。日本と関係なさそうな楊貴妃は今や長門市の顔なのだ。
途中に天竺もあった! 山口すごい!
途中に天竺もあった! 山口すごい!

むかつくくずの美女

楊貴妃のお墓があるのは山口県の長門市の「むかつくくず」という住所の場所だ。漢字で書くと「向津具久津」となる。そのため、楊貴妃のお墓を目指して歩いていると、「向津具何々」というものが目に付く。
むかつくSS
むかつくSS
むかつく小学校
むかつく小学校
くず郵便局
くず郵便局
そんな地名に興奮しながら楊貴妃のお墓がある「楊貴妃の里」に辿り着いた。楊貴妃は「ムカつくクズの美女」なんだな、と思う。「眠れる森の美女」と響きは近い。やはり美女はそのような響きになるのだ。
楊貴妃の里にやってきました!(向かって右の白いのが楊貴妃像)
楊貴妃の里にやってきました!(向かって右の白いのが楊貴妃像)

楊貴妃のお墓

「楊貴妃の里」。よく考えると、それは中国なのでは? と思うけれど、そう書いてあるのだから、楊貴妃の里なのだろう。お墓だけど、手を合わせることで、安産、子宝、縁結びと言ったご利益があるそうだ。
こちらが、
こちらが、
楊貴妃の墓です!
楊貴妃の墓です!
ピラミッドなどと比べれば小さいが、お墓としては大きいのではないだろうか。楊貴妃の墓の向こうには藤井さんのお墓も見えた。楊貴妃も藤井さんの墓と並ぶとは思っていなかっただろう。だって中国の人だから。
楊貴妃のお土産もありました!
楊貴妃のお土産もありました!
やはり有名人なだけあり、お土産にもなっていた。お墓以上にテンションが上がる。過去には鳥取で砂の入ったボールペン、函館でマリモの入ったボールペンなども購入している。こういうお土産が大好きなのだ。
楊貴妃せんべいを買いました! 素朴な味でした!
楊貴妃せんべいを買いました! 素朴な味でした!

小野小町も山口

山口県にある世界三大美女のお墓は楊貴妃だけではない。なんと小野小町のお墓もあるのだ。小野小町と言えば、平安時代の歌人であり、絶世の美女。秋田出身だそうだ。
そんな彼女のお墓が山口にあります!
そんな彼女のお墓が山口にあります!
お墓があるのは山口県下関市の川棚という場所。どうやら小野小町は自尊心が強く、年老いた姿が嫌だったらしく、京を離れ、全国をブラブラした結果、川棚でひっそり暮らしたらしい。ただブラブラしすぎたらしく、小野小町の墓は全国に10個以上も存在する。お墓は自由のようだ。
人んちの庭みたいな山道を歩いて行くと、
人んちの庭みたいな山道を歩いて行くと、
小野小町のお墓がありました!
小野小町のお墓がありました!
ひっそり暮らした小野小町らしい、実にひっそりとしたお墓だった。鏡が置いてあるのだけれど、どうも100均っぽい。また瓶に折り紙のひな人形が入っていたのだけれど、「こまっちゃん」と蓋には書いてあった。親しまれている。
親しみのある100均
親しみのある100均
親しみのある呼び方
親しみのある呼び方
親しみがあると書いたが、地味という言葉が一番しっくりとくる。楊貴妃のお墓のようなご利益的なものは書いてないし、お土産もない。これは残念だった。小野小町ボールペンとか欲しかった。

そして、この近くにあるバス停の名前が、小野小町ではなく、「虚無僧墓」だった。美人が虚無に負けたということだろうか。アメージング山口だ。
小野小町の最寄りバス停(矢印の辺りに小野小町の墓があります)
小野小町の最寄りバス停(矢印の辺りに小野小町の墓があります)

クレオパトラはなかった

といことで、一日で世界三大美女のお墓を二つ巡った。車ならすぐだった。美人は山口にいるんだな、という教訓があった気がする。

あると嬉しいと思いクレオパトラのお墓も探したけれど、どうやら山口にはないようだ。というか、まだクレオパトラの墓は世界でも見つかっていないそうだ。もう山口に作ってしまってはどうだろうか。
この辺りの名物はマンハッタンです!
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