ツイートで投稿してください!
1~100まで、お店(銀行含む)の名前だけでコンプリートしようぜ! というこの企画。
マガジンハウスのウェブマガジン「コロカル」との連動企画なのだ。
その名も「日本ナンバー列伝100」!
ゲットして欲しいのはお店の看板写真。お店選びのルールは
「番号が入ったお店ならOK、ただしチェーン店の通し番号や地番はNG」(ex.「●●商店 5号店」や「●●商店 5丁目店」の“5”はナシ。「第5商店」の“5”はアリ)というもの。
詳しいルールはぜひ、コロカルで企画ページを見てみてください。
「日本ナンバー列伝100 ~探そうぜナンバー屋号~」
このように画面の数字が投稿写真で埋まっていく仕組み
画面の枠に入るのはひとつの数字につき1つのお店だけ。
近所に番号入った店あるぞ、という方は、同じ番号のほかのお店が入っちゃう前にぜひ投稿してほしい(激戦はやはり「1」や「7」、あとは「99(九十九○○とか…)」や「五十(五十嵐商店的な…)」だろうか。
81と16をゲットしてきました
企画公開を記念して、デモンストレーションとしてデイリーポータルZ編集部からわたくし古賀、コロカル編集部から滝戸ドリタさんで番号屋号を探していこう。
メジャーな番号を編集部が奪ってしまっては読者の方に申し訳ない…というこで、珍しそうな番号をと検索。
iタウンページやぐるなび、ホットペッパーといったお店検索サイトで いろいろなまちの名前に数字(全角にしたり、漢数字にしたり、英語表記にしてみたり…)をプラスして検索しましたぞ。また妙なスキルを身につけた!
ヘアサロンの「PERMS HAIR 81」さん!(写真を撮る私の影がぼんやり映りこみすみません)
お店はマンションの一室
おお、美容室だ!
これまでの人生、「隠れ家○○」というものにまったく縁なく暮らしてきたが、これぞまさに憧れの隠れ家でねえべか。
「あー」「わー」と恐縮と感嘆の声をもらすばかりだが、そうだ、今日は数字をつかまえにきたのだ。
店長の河野さん
81は、国際電話の国番号…!
早速、読み方は「エイティーワン」ではなく「はちじゅういち」でいいらしいというこの「81」の由来を聞いてみる。すると、国際電話の日本の国番号から、とのこと。
おおっ! とうなってしまった。この腑に落ち感たるやすごい。少し考えれば分かることだったか、いや、分からないか…。
こちらのPERMS HAIR81さんは母体の運営会社が美容専門学校も運営している。生徒さんに自立し国際的に活躍してもらいたい、いつか海外に支店を出したときにフランスだったらPERMS HAIR33、アメリカだったらPERMS HAIR1と展開できたら…という思いをこめてつけた名前だそうだ。
今年一番の心憎さ、いただきました。
で、せっかくきたので前髪を切っていただいた! こちらビフォア
アフター
表情はやけに満足げだが、あれ、あまりかわってないな? と思った方もいるかもしれない。
そこはさすがプロの美容師さん、あまりイメージは変えないでもらいたいという私の深層を読み解いていたのだ。
「イメージを変えずに、ただせっかくなのできちんと軽くしてなじむようにカットしました」とのことである。
さきほど今年一番の心憎さと書いたが、ここ10年来一番の心憎さだ。
おもしろ記事を書いている身としては、撮影で髪を切ってもらうならやはり丸刈りか、丸刈りで後頭部に「81」って文字浮かび上がらせてもらわねばか…などとも思っていたが、そんな行為は失礼にあたるすてきサロンであった。
数字を追わなければなかなか来られなかった場所だ。本企画はこんな一期一会を生む企画でもある。
取材のご協力、ありがとうございました。
PERMS HAIR 81
続いてやってきたのは日本橋の…お!
ナンバー銀行を攻めよう
今回の企画、基本的には商店や飲食店、さきほどのような美容室や工務店といったサービスまわりのお店などいわゆる「お店」を対象にしているが、銀行もありということにしたい。
銀行といえば番号のついたいわゆる「ナンバー銀行」がたくさんあるだろう。ターゲットはずばり、あれだ。
ナンバー銀行については小野法師丸さんの「
日本橋・ナンバー銀行コンプリート散歩」でくわしく解説しつつ、日本橋でめぐれるナンバー銀行をめぐりつくしている。今回の企画の先輩記事といってもいい。
満足げに十六銀行に到着、コロカル担当のドリタさん
小野さんも歩いた日本橋で、ドリタさんがぜひゲットしたいというのが「十六銀行」。
岐阜を拠点にする銀行だ。
東京支店でも岐阜をアピール
コロカルはテーマを「ローカルを学ぶ・暮らす・旅する」としている。
ドリタさんがここを選んだのも店頭からあふれる岐阜愛にしびれたのが理由らしい。
店頭に掲げられるロゴも撮影したし、よし、ではこれで16番ゲットだぜ。と思ったのだが、ドリタさん果敢に銀行内部へ潜入(営業中なので普通に入っただけなのですが)するじゃないか。え、なんか用あんの。
飛騨の地酒もディスプレイされている。いい!
なんと、せっかくなので口座を作りたいそうなのだ。
「何かの縁なので、こちらの口座で老後の生活費を貯金したいと思います」とのこと。いいけど急に話がリアルになったぞ。老後って。
出てきた! あれ?
勇んで銀行へ入っていったドリタさんだったが、分かりやすくしょんぼりした様子で出てきた。
実は口座を開くことができるのは岐阜と愛知の店舗に限られているそうなのだ。
ローカル愛にしびれて口座をと願ったドリタさんだったが、まさにそのローカルの壁にはばまれてしまったのだった。
転んでもただではおきないドリタさん、いろいろ紙ものをもらってきた。これは…
口座のかわりにドリタさんがもらってきたのはパンフレットやフリーペーパー各種。
フリーペーパーは岐阜のローカル情報ペーパーであった。これにはドリタさんだけではなく私も興奮である。
最高にぐっときたのが「a un」というフリーマガジンに載っていた、岐阜市の「丸デブ本店」のレポート記事。うおお、これは行きたい