コラボ企画 2015年4月20日
 

住宅博公式キャラクター、しゃべるカー仙人爆誕

これは何なのか。
これは何なのか。
ひかえおろう、住宅博公式?キャラクター「しゃべるカー仙人」である。
なぜこのようなキャラクターが誕生したのか。
順を追って説明させていただきたい。
父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。

自由自在に動きます。
自由自在に動きます。
住宅博とは、ご存知の通りいろんなハウスメーカーのお家が一カ所に集められているステキな場所である。
こちらがそのステキな場所。
こちらがそのステキな場所。
そんな住宅博からお願いがきた。
なにやら、もっとたくさんの人に来てほしいそうだ。

住宅博に人を呼ぶにはどうしたらいいのだろう。
なんば、堺泉北、桃山六地蔵、大津プリンスホテルと、関西を中心に運営されているそうだが、すでにお菓子を無料で配ったり、子供が遊べる縁日のような催しなどなど、いろいろ実施しているらしい。

う〜ん、難しい。
住宅博サイドから、「住宅博で猫が歩いている動画を作ってはどうか」という話がでた。
猫ね。かわいいよね。みんな好きだよね。
たしかに、魅力的なキャラクターがいれば、みんな来てくれるかもしれない。
そういえば、僕は以前、記事の中でキャラクターを作ったことがある。
こちらがそのキャラ。シャベルカー。
こちらがそのキャラ。シャベルカー。
右鼻からは、シャンプー。もう片方からはリンスが出る。
ラジコンのアームの先端に顔をつけただけなのだが、子供が泣きだすなど、なかなかのインパクトを持ったキャラクターだった。
これを、実物のシャベルカーでやれば…
見たい!少なくとも僕は見たい!
そんな思いの丈を、住宅博サイドにぶつける。
そして、そして、実施が決まったのだ。
みんな疲れていたのかもしれない
みんな疲れていたのかもしれない
このしゃべるカー仙人、ただのキャラクターではない。
イラストではなく実在するキャラクターなので、イベントごとに住宅博に召喚すれば人気キャラクターとして定着する可能性もある。
…人も呼べるかもしれない。
いや、そうに違いない。
何より、こんな意味わからんキャラを作ってもいいよ、と言ってくださっている住宅博のためにもがんばりたい。

制作に入ります!

顔のサイズは80cm。
困った時には大きくしてごまかす。10年工作を続けてたどり着いた真実である。
しかし、大きすぎて自分の手に負えない。大学の後輩にお願いしよう。
モヒカンがまぶしい。
モヒカンがまぶしい。
大小便小僧の制作もお願いした、大野くんを召喚した。
制作を依頼する。

※モヒカンの人が自転車に乗ると、風向きによって、風見鶏みたいに顔の向きが変わるらしい。

顔はFRPで作る。
遊園地のアトラクションや、駅のベンチなんかに使われているあれだ。
樹脂にガラス繊維を練り込むので、強度もスゴい。
粘土で原型を作る(大野くんが)
粘土で原型を作る(大野くんが)
モデルは、僕や大野くんの恩師である先生。
恩師(右側)
恩師(右側)
制作の途中で、アドバンス開発から、「七福神みたいな顔に…」というリクエストがあったので、恩師を福禄寿みたいに改造した。
これでもかと福耳にする。
これでもかと福耳にする。
つづいて、石膏を水に溶かし、原型にかけてゆく(大野くんが)
次第に分厚くなっていく石膏。強度が出るまでこれを繰り返す。
白くなった恩師。
白くなった恩師。
石膏が固まれば、裏返して原型の粘土をほじくり出す。
うまくポロリと粘土が外れた時は快感だ(想像で書いています)

充分に乾かしたら、樹脂を刷毛で塗りこんでいく(大野くんが)。
樹脂とガラス繊維を絡めながら、何層にも塗り重ねる。
石膏を割り出すと…
石膏を割り出すと…
お、おぉぉぉ、でたー!
お、おぉぉぉ、でたー!
この工程が、型取りで一番テンションがあがる(に違いない)。
ちょっと呪い的なもの感じるが、顔です!
ちょっと呪い的なもの感じるが、顔です!
つづいて、顔とシャベルカーを固定する骨組みをつくる(大野くんが)
フレーム部分は、溶接でガッチガチに。
フレーム部分は、溶接でガッチガチに。
シャベルカーのアームの先端には、アタッチメント取り付け用の穴が空いている。
そこに顔をドッキングする予定だ。
この頃、大野くんのtwitterを観察していると、やたら「寿司が食べたい」というつぶやきを繰り返していた。
僕が炙られそうだ。
僕が炙られそうだ。
命の危険を感じたので、色塗りは自分でやることにする。
(大野くんは期待を裏切らず、格闘技をしている)
「フィギュアカラー」という、フィギュアの肌塗装でよく使われる色のスプレーでおおまかに塗った。
風呂上がりみたいな恩師。
風呂上がりみたいな恩師。
最後にエアブラシでなんとなく色付けをしてゆく。
色塗りは完了!
色塗りは完了!
しかし、これで完成ではないのだ。
このシャベルカー仙人、ただ顔がついているだけではない。
スピーカーから発せられる声に連動して、口がパクパク動くのだ。
文字通り「しゃべる」カー。
文字通り「しゃべる」カー。
メカニック部分をお願いしたのは、会社の先輩。ましまさん。
スゴい技術が投入されていたと思うのだが、僕には全く理解できなかったので割愛させていただく。
完成したので顔に接続!(してもらう)
動いた。
動いた。
スピーカーの音声に反応して、口がパクパク動く。
悪夢である。

これで、準備はすべて整った。
あとは、明日、なんばにある住宅博でシャベルカーとつなげるだけだ。
当日。朝の9時から、住宅博サイドも立会いのもとドッキングをスタートした。

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