ロマンの木曜日 2015年6月25日
 

これが本当の「大人の塗り絵」だ

大人の一日を塗り絵にする
大人の一日を塗り絵にする
「大人の塗り絵」というジャンルがある。

子ども向けのポップな塗り絵に対して、草花や田園風景といった、写実的で素朴な塗り絵だ。それはそれで美しく塗る喜びがあるかもしれないが、少し地味で面白みが足りない気がする。

子どもの塗り絵のような楽しさを残しつつ、もっと多くの大人が共感できる塗り絵をつくりたい。
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」
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子ども向け塗り絵に大人の好みをミックス

子ども向けの塗り絵を改めて見てみると、人気のキャラクターが登場し、ポップで可愛らしい絵が並んでいる。

子どもたちはそこに好きな色を塗ることで、より可愛らしくなっていくキャラクターを見て喜ぶのだ。
子ども向けの塗り絵。可愛すぎて大人が塗るには恥ずかしい
子ども向けの塗り絵。可愛すぎて大人が塗るには恥ずかしい。(ショウワノート株式会社「ジュエルペット」、「妖怪ウォッチ」より。以下、子供向けぬりえの写真は同商品です)
しかし私たち大人は塗る気にはなれない。
キャラクターをよく知らないので感情移入できないし、塗り終えたとしても「ねえこれ見て見て!」と他人に自慢できるようなものでもない。大丈夫かな、と心配されてしまう。

もっと真剣に塗りたくなるような、かつ、それを見た相手(大人)も感心したり共感できる塗り絵がほしい。
こういうの。左上から中トロ、サーモン、ホタテ、エビ(3人前)の塗り絵
こういうの。左上から中トロ、サーモン、ホタテ、エビ(3人前)の塗り絵

食べ物を塗り絵にする

たとえば、綺麗に並ぶ握り寿司の塗り絵だ。よく知らないアニメのキャラクターなんかより、旨そうな寿司に色を塗っていたい、それが大人じゃないだろうか。
肉の違いを知るのは大人だけ
肉の違いを知るのは大人だけ
寿司のネタの新鮮さや、肉の霜降りの入り方の違いを想像しながら塗る楽しみ。これぞ大人の塗り絵だ。
ねえ、この綺麗なグラデーション見て見て!
ねえ、この綺麗なグラデーション見て見て!

楽しげな塗り絵の作り方

ちなみに、塗り絵は写真を描画ソフトでトレースすれば簡単に作ることができる。

しかし、それだけだと写実的すぎて塗り絵の楽しさが伝わらない。そこで、以下の4つのポイントに注意した。これを守ることで子どもの塗り絵同様に楽しそうに見せることができるのだ。
塗り絵をつくるときのポイントは4つ
塗り絵をつくるときのポイントは4つ

大人の一日を塗り絵にする

さらに子ども向けの塗り絵に注目してみる。すると、キャラクターの挨拶から始まり、そのあと彼らの日常を紹介するのが定番だと気づいた。これ、大人の塗り絵に当てはめてみても面白そうだ、やってみよう。

上の「妖怪ウォッチぬりえ」の1ページ目を参考にして、まずは挨拶から描いてみる。
大人の一日のはじまり
大人の一日のはじまり

大人の一日は頭に血を持っていくところから

妖怪たちの元気な挨拶を現実的な大人の日常に変えると、このような感じになった。

大人は前日の疲れが完全に取れず、なかなか起きることができないもの。 それでも仕事に行かねばと努力をしているシーンを切り取ってみたのだ。
実際の写真を見るとすごく嫌になる。
実際の写真を見るとすごく嫌になる。
現実では見るのがつらい一コマだが、塗り絵にしてみると楽しそうに見えるのがいい。大人向け塗り絵として作りはじめたが、このポップさなら子どもにも喜ばれそうだ。
ためしに知り合いの子どもたちに色を塗ってもらった。楽しそうだ。
ためしに知り合いの子どもたちに色を塗ってもらった。楽しそうだ。
引き続き、よくある大人の一日を塗り絵にしていこう。

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