ちしきの金曜日 2015年6月26日
 

四川発祥の怪味のうまさをあなたは知っているか

辛くて甘くてうまいソースです。売っています。自分でも作れます。怪味、来てます!
辛くて甘くてうまいソースです。売っています。自分でも作れます。怪味、来てます!
怪味(かいみ)という調味料をご存知でしょうか? 昨年末あたりから話題になり、最近は市販品も出回るようになったので、既に知っているという方もいるかと思います。

今回はこの怪味のうまさを紹介していきます。自分でも作っています。怪味を使った酒の肴も色々作り、和の調味料を使ったオリジナル怪味もつくってみました。
1972年生まれ。体力系、料理系の記事を多く書いています。ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しています。利き酒師で、元機械設計屋で元プロボクサー。ウルトラマラソン走ります。米の飯と日本酒が有れば大体なんとかなります。
> 個人サイト 酒と醸し料理 BY 個人ページ「走れば大体大丈夫!」

四川生まれの旨辛調味料

怪味は中国の四川省発祥。唐辛子や花椒(ホアジャ)、酢、醤油、ニンニクなど様々な材料が混ざり、辛味、旨味、酸味、甘味、塩味など四川料理の特徴となる各種の味が感じられる奥深い味わいの調味料です。

四川料理では、蒸した鶏肉にこの怪味をかけた「怪味鶏」という料理が古くから親しまれ、定番の調味料となっています。
市販品の怪味ソース。アマゾンで購入。甘めでマイルド。
市販品の怪味ソース。アマゾンで購入。甘めでマイルド。
日本では2014年の末頃。この怪味を日本人の好みに合わせて調整したソースを持ち帰りから揚げ店で出したところ人気になり、メディアでも紹介されるようになったそうです。
こちらも市販品。イトーヨーカ堂にて購入。やや辛めでニンニクの風味も強め。
こちらも市販品。イトーヨーカ堂にて購入。やや辛めでニンニクの風味も強め。
2015年に入って市販品も出てくるようになり、今年の後半には大ヒットする調味料になるのかと、ジワジワその知名度を上げてきています。

かけるだけでなく、色々な使い方が出来る

その話題のから揚げ店が近くにないので近所のコンビニのから揚げで食べます。
その話題のから揚げ店が近くにないので近所のコンビニのから揚げで食べます。
実際に市販品の怪味を購入し、から揚げにかけて食べてみました。ドロッとした液状で、色は赤みがかった黄色。香りはニンニクのきいた焼き餃子にラー油をかけた時のようにも感じられます。
香りといい、見た目といい、食べる前から間違いなくうまいだろうなと思える。
香りといい、見た目といい、食べる前から間違いなくうまいだろうなと思える。
食べてみると、から揚げの香ばしい肉汁の味を奥深い甘味や旨味が包みます。その後にピリッとした辛味とともに程よく酸味を感じ、ニンニクの香りが広がっていきます。
これはビールを用意しておかないと後悔すると思って食べる前にセット。
これはビールを用意しておかないと後悔すると思って食べる前にセット。
単純に濃厚というのではなく、様々な味や香りが複雑に絡みあっています。食べるほどにクセになる。

まさにうまくて怪しい味です。
ビールに合うね。けしからん、この酒泥棒が!と言いたくなるおいしさ。
ビールに合うね。けしからん、この酒泥棒が!と言いたくなるおいしさ。
そして、この怪味はから揚げにかけるだけでなく様々な料理につかえます。

例えばこんな料理。
茹でたささみ肉とキュウリとオクラをあわせるだけの簡単料理。
茹でたささみ肉とキュウリとオクラをあわせるだけの簡単料理。
茹でたささみ肉をほぐし、細く切ったキュウリと、サッと湯がいて輪切りにしたオクラをあわせます。そこに怪味かけてネギを散らせば出来上がり。
茹でささ身とオクラとキュウリの怪味がけ。この夏オススメです。
茹でささ身とオクラとキュウリの怪味がけ。この夏オススメです。
から揚げとは異なるアッサリとした組み合わせのものでも怪味はよく合います。コクのある複雑な味や香りが素材の味と合わさり、味わい深い料理になります。
ビールが進むね。日本酒でもいいかも。
ビールが進むね。日本酒でもいいかも。
そして、怪味は肉以外の素材にもよく合います。続いては玉子や魚を使った料理を作ります。

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