はっけんの水曜日 2015年7月1日
 

夢のフルーツ列車を自分で作る

何だかファンシーな風景。
何だかファンシーな風景。
今、ものすごく乗りたい列車があります。

『走るカフェ』をコンセプトに地元産のフルーツを使ったオリジナルスイーツをドリンクとともに提供するという、甘いもの好きにとって夢のような列車『フルーティアふくしま』です。

しかし、憧れは募るものの、都合が付かずなかなか乗りにいけません。

なので、自前でフルーツ列車を作ることにしました。
1980年北海道生まれ。 気が付くと甘いものばかり食べている偏った食生活を送っています。

前の記事:「酸味控えめのみかんと醤油でイクラ味に近付く」
人気記事:「ミスドの店員さんお勧めドーナツ調べ」


フルーツ列車に憧れて

私はこの世のおおよその甘いものを愛しているので、果物もたいていのものは好きです。

そして、SLとかラッピングバスといった見た目がかわいい乗りものも好きです。

そんな私がフルーティアふくしまに憧れを抱くのは、当然のなりゆきといえましょう。
フルーティアふくしま(JR東日本サイトより)。
フルーティアふくしま(JR東日本サイトより)。
土日祝に郡山〜会津若松間を運行するフルーティアふくしまは、ちょっとレトロでかわいらしい外観といい、車内で地元・福島県産の果物を使ったスイーツを味わえることといい、私の中の乙女心をくすぐる存在なのです。

ただ、欠点を挙げるとすると、それが福島県であるということでしょうか。神奈川県民からすると、「ちょっと電車乗って来るわ」と言って出かけるには福島県は遠い。

そこで、「本物に乗りに行けないならば、自分で作ってしまえばいいじゃないか」と思い至りましたので、その製作の過程をご報告させていただきます。
とりあえず用意した果物たち。
とりあえず用意した果物たち。
さくらんぼ、プラム、キウイ、グレープフルーツ、そして物珍しさでドラゴンフルーツを買ってみましたが、いまいち華やかさに欠けるラインナップですね。

夢のフルーツ列車を作ろう

フルーツ列車、と聞いてどんな姿を思い浮かべるでしょうか。

1. 見た目からしてフルーツ感がみなぎっていて、
2. 乙女心をくすぐるかわいらしさを兼ね備え、
3. 実際に走る

というあたりが必須条件でしょうか。
フルーツ列車イメージ図。
フルーツ列車イメージ図。
我が家で最も消費される果物のみかん、私の好きな果物1位のキウイと3位のグレープフルーツを取り入れてみましたが、絵の下手さにびっくりです。ちなみに2位はパイナップルですが、描くのが難しかったので諦めました。

本当はこのイメージ図を実現させたかったのですが、私はみかんを走らせるような技術を持ちあわせていません。

致し方ないので、市販のおもちゃに頼ることにしました。
100均で買いました。
100均で買いました。
モーター付きの電車のおもちゃを利用することで、とりあえず走るという条件は満たしました。

イメージ図とは違ってきますが、この電車にフルーツを載せるスペースを作って走らせればフルーツ列車と言っても問題ないものが出来上がるでしょう。
左から1両目、2両目、3両目。
左から1両目、2両目、3両目。
2両目はモーターの付いた牽引車なので、いじれるのは1両目と3両目だけのようです。

1両目と3両目の上部を切り取り、車輪の付いたフルーツ収納ケースにリメイクします。
慣れない糸鋸と格闘。よく手切らなかったな自分。
慣れない糸鋸と格闘。よく手切らなかったな自分。
30分ほどの作業の末
30分ほどの作業の末
二つのフルーツ収納ケースが完成。
二つのフルーツ収納ケースが完成。
工作をまったくしないので馴染みがなかったのですが、糸鋸って便利ですね!

カッターで切ろうとして全然進まなかった作業も、糸鋸に代えたら何とか終わらせることができました。ありがとう糸鋸。

これで、夢のフルーツ列車まであと一歩です。

フルーツ列車、完成しました

とりあえず、フルーツ収納機能付き電車は完成しました。電車らしく、外を走らせてみましょう。
フルーツ収納機能付き電車。
フルーツ収納機能付き電車。
あとは、ここにフルーツを盛り込めば夢のフルーツ列車の完成です。
夢のフルーツ列車。完成。
夢のフルーツ列車。完成。
1両目は市販のマンゴーエクレアをベースにさくらんぼをトッピングして華やかに、3両目はキウイ入りのフルーツサンドにプラム、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツを配置したさっぱり系のチョイスにしてみました。

ところで、私は料理はあまり得意ではないのですがお弁当を作るのだけは好きです。
それは、食卓のメインを飾るような大物ではないこまごまとしたおかずを作って切って詰め込んでいく作業が、何だかパズルのようで楽しいからですが、フルーツやスイーツを電車サイズに合わせて切って載せていく作業は、お弁当作りに似ていて楽しかったです。
甘さを意識した1両目
甘さを意識した1両目
さっぱり系の3両目
さっぱり系の3両目
小さいものがいろいろ入っているのって、何だかかわいいですよね。

それに、ほぼフルーツ農家とセブンイレブンのおかげで私の実力ではありませんが、すごく美味しそう!
しかも、くるくる回っている姿が何ともかわいらしい!
回転寿司みたいだなー、と思ったけどこんなに早くないですね。
写真と動画が微妙に違うのは、ちょっと食べてしまってから「あ、動画撮った方がいいかな」と気付いて慌てて撮ったものからです。

そして、フルーツ列車は「かわいい」「おいしそう」という見た目以外にも特筆すべき長所があります。車両をそのまま持てばいいので、取り皿要らずなのです! 洗い物が増えず、とてもエコロジーですね。
取り皿要らず。エクレア美味しいです。
取り皿要らず。エクレア美味しいです。
短所というほどではありませんが、外で稼働していると甘い匂いにつられるのかいろんな動物が近付いてきます。

虫に刺されたくない方や散歩中の犬に吠えられたくない方はお気を付けください。
この姿勢でいたら背後から吠えられてビビりました。
この姿勢でいたら背後から吠えられてビビりました。
私は犬に2回吠えられ、1回は物欲しそうに近付いてこられ、蚊に3箇所刺されました。

何か違うのは、何となく分かっています

フルーツ列車に乗りたいという行き過ぎた思いが、夢のフルーツ列車を作るという慣れない工作(というほどのレベルではありませんが)に走らせてしまいました。列車だけに。

自分の好みで選ぶとあまり旬を感じさせないものになってしまうので、早く本物に乗って旬のフルーツメニューを堪能した上で、マイフルーツ列車の参考にしたいと思います。

ぐるぐるレールの上を回る姿を見ていて回転寿司を思い出したので、お寿司を詰めた寿司列車を走らせても楽しそう。

あと、せっかくの夢の列車なのでロケーションにこだわるのもいいですね。夢が広がります。
今回は草原をイメージしつつ、遠方に方形周溝墓が控えるロケーションでした。
今回は草原をイメージしつつ、遠方に方形周溝墓が控えるロケーションでした。
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