ひらめきの月曜日 2015年7月27日
 

京都・嵐山のボートを漕いで辿りつく天国のような茶屋

本当に最高の場所でした。身もだえしながら読もう。
本当に最高の場所でした。身もだえしながら読もう。
やたらと安い居酒屋とか、しみったれた飲み方に詳しい大阪在住のスズキナオさんという友人から、京都の嵐山に最高の飲み屋を見つけたから遊びにこないかという連絡をいただいた。

なんでも船に乗って川を渡ってようやく辿りつく、知る人ぞ知る穴場スポットらしいのだ。それってすごく高い店なんじゃないだろうかと心配だったが、これがナオさんらしい最高の店だった。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。

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渡月橋のたもとで待ち合わせ

ナオさんと待ち合わせたのは、大型の台風が接近しつつある7月15日。日差しが強く、かなり蒸し暑いものの、汗ばむくらいの陽気が川べりで飲むにはベストなのだろう。

待ち合わせ場所として指定されたのは、桂川に掛かる渡月橋のたもと。嵐山の橋のたもとで待ち合わせって、どれだけロマンチックなんだ。
この渡月橋を渡った先でナオさんと待ち合わせ。ちなみに男の人です。
この渡月橋を渡った先でナオさんと待ち合わせ。ちなみに男の人です。
「かつら」なのに「おおい」とはこれ如何に。保津川とも呼ぶそうです。
「かつら」なのに「おおい」とはこれ如何に。保津川とも呼ぶそうです。
このあたりは大人の水遊びの最高峰ともいえる鵜飼もやる人気スポットらしい。
このあたりは大人の水遊びの最高峰ともいえる鵜飼もやる人気スポットらしい。
地図をみると遊覧船が出ているようだ。これに乗るのだろうか。
地図をみると遊覧船が出ているようだ。これに乗るのだろうか。
京都の嵐山で飲もうと言い出したので、もしかしたら大阪で一旗あげて大金持ちになったのかなとも思ったが、待ち合わせ場所に現れたのは、僕にコンビニでの酒の飲み方を教えてくれたときと変わらないナオさんだった。
ナオさんがどんな人なのか気になる方は、「しみったれた先輩におごられるツアー」をどうぞ。
ナオさんがどんな人なのか気になる方は、「しみったれた先輩におごられるツアー」をどうぞ。

遊覧船ではない船で目的地へと渡る

本日のテーマは、「嵐山にて船で川を渡って飲みに行く」である。なかなかお大名な遊びである。いくらあれば足りるんだ。

渡月橋に停泊している遊覧船をチャーターするのかなと思ったら、どうもそうではないらしい。
雰囲気の良い和船が待ち受けているが、この船ではないらしい。
雰囲気の良い和船が待ち受けているが、この船ではないらしい。
対岸を指さすナオさん。どうやらあっちが目的地のようだ。僕と橋を渡りたかったのだろうか。
対岸を指さすナオさん。どうやらあっちが目的地のようだ。僕と橋を渡りたかったのだろうか。
対岸の船着き場へとやってきたが、ここもスルーしてズンズンと進んでいく。
対岸の船着き場へとやってきたが、ここもスルーしてズンズンと進んでいく。
「ほら、あの川の向こう!」

ようやく足を止めたナオ先輩が指さす先には、赤ちょうちんのぶら下がった茶屋が見えた。
なるほど、あそこで飲むわけか。
なるほど、あそこで飲むわけか。
あそこまでどうやっていくのかなと不思議に思っていたら、木の立札と黄色い手漕ぎのボートが目に入った。

『向岸の茶屋にお越しのお客様はこの黄色のボートをご利用下さい 嵐山 琴ヶ瀬茶屋 細川』

……え?
受付とかはなく、看板とボートだけが置かれているんですよ。
受付とかはなく、看板とボートだけが置かれているんですよ。
確かにお茶屋さんのボートだ。それにしたって勝手に乗っていいのかな。いいんだろうけどさ。
確かにお茶屋さんのボートだ。それにしたって勝手に乗っていいのかな。いいんだろうけどさ。
まさかのセルフ渡し船。自分でボートを漕いで川を渡って、辿りつくお茶屋さんなんて初めてだ。なるほど、ナオさんがいっていたのはこのことか。

今回は案内人がいるからこそシステムがわかるけど、もし知らないで来たとしたら、看板を読んでもボートに乗り込む勇気はなかなか出ないんじゃなかろうか。

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