フェティッシュの火曜日 2015年9月15日
 

眼鏡の町のめがねフェスに行ってきた

誰もがめがねに浮かれる祭り。それがめがねフェス!
誰もがめがねに浮かれる祭り。それがめがねフェス!
僕は10歳の時から眼鏡をかけているので、今までの人生の3/4以上を眼鏡と共に過ごした計算になる。それだけ一緒にいるわけで、眼鏡への愛着もそこそこはあるつもりだ。

で、眼鏡の産地で眼鏡のお祭り『めがねフェス』が行われるという話を聞いた。

そりゃぁ、行くさ。眼鏡好きだもの。
1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。

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仲良しこよし、めがねの名産地

眼鏡の産地といえば、福井県鯖江市。なんと全世界の眼鏡フレームの20%が鯖江産である。国内シェアに至っては96%という驚異の数字だ。

もちろん、僕が普段から使っている眼鏡も鯖江産のフレームである。
眼鏡、ここが君のふるさとだよ…
眼鏡、ここが君のふるさとだよ…
ある日突然に鯖江市が独立国宣言をしたら、我々眼鏡人間は一も二もなく従うしかないだろう。

ちなみに市内就業者の6人に1人が眼鏡産業に従事しているという。市の名前が眼鏡市じゃないのがおかしいぐらいだ。
訪れる者を監視するかのように見据える、巨大眼鏡。
訪れる者を監視するかのように見据える、巨大眼鏡。
ちなみに、駅を出たら真正面に巨大眼鏡のオブジェがある。
ご神体か、もしくは全ての眼鏡の母、マザー・メガネなのかもしれない。

ちなみに、眼鏡よりも大きい隣の紫色の看板は「近松門左衛門のまち、さばえ」とある。『曽根崎心中』で有名な近松門左衛門が幼少期を鯖江で過ごしたらしい。その程度の薄い縁よりも、もっと眼鏡にプライドを持つべきじゃないか。

さて、話に聞いた眼鏡の祭りは、この駅から徒歩10分ほどの会場で行われているらしい。めがめがと(てくてく的な擬音)歩いていると、向こうにあからさまに眼鏡っぽいビルが見えた。
渋谷109の看板っぽいが、眼鏡だ。
渋谷109の看板っぽいが、眼鏡だ。
間違いない。あれが眼鏡の聖地にして今日の目的地『めがねフェス』会場である、めがね会館だ。
看板(写真左下)にも眼鏡がついてる。かわいい。
看板(写真左下)にも眼鏡がついてる。かわいい。
眼鏡のビルに近づくにつれ、次第に眼鏡気(眼鏡人間にのみ感じられるオーラ的なやつ)が高まっているのが見える。

よし、ここが『めがねフェス』会場に違いない。のぼりも出てるし。

めがねフェスで。まずは眼鏡を食べる

フェス会場は、眼鏡のビルことめがね会館の駐車場で土・日の二日間、開催されていた。
思ってたよりほのぼのとしたご当地イベント。
思ってたよりほのぼのとしたご当地イベント。
会場入りしてまずおどろいたのが、お客さんの眼鏡率の低さだ。
なんかみんな、眼鏡かけてないぞ。
『めがねフェス』というからには、ドレスコードが眼鏡じゃないのか。
あきらかに低い眼鏡着用率。
あきらかに低い眼鏡着用率。
裸眼やコンタクトレンズの人間は受付で追い返されたり、だて眼鏡をつけて入場しようものなら、バレた瞬間に黒服黒眼鏡のエージェントが「お客様は、こちらへ」と暗いところへ連れて行かれそうな感じだと思っていたのに。

想像してたよりかなりユルい。それこそ、眼鏡国独立決起大会のような荒々しい感じすら覚悟していたのに。

きちんとフィッティングする前の眼鏡のようなユルさだ…というような眼鏡たとえをわざわざ文中に入れ込む必要もなさそうな、ほのぼのした雰囲気である。

フェス会場内には飲食の屋台もいろいろと出ているのだが、そのメニューもかなりユルい。
キュウリのピクルスで眼鏡を表現している塩かつ丼。あっさりしてて美味かった。
キュウリのピクルスで眼鏡を表現している塩かつ丼。あっさりしてて美味かった。
芋あんと栗あんのパンを串で刺しためがねあんパン。パン生地がしっかりしてて美味い。
芋あんと栗あんのパンを串で刺しためがねあんパン。パン生地がしっかりしてて美味い。
いちおう眼鏡しばりはあるのだが、表現方法がユルい。あ、そんなんでいいのか、と気が楽になった。あと、しばりがユルい代わりにかなり美味い。

話を聞くと、地元でも美味いと評判のお店が本気で屋台を出しているらしい。
めがねマフィン。眼鏡はアイシングで描いてある。
めがねマフィン。眼鏡はアイシングで描いてある。
パプリカで眼鏡を表現したエビアボガド丼。眼鏡要素無くてもいい。
パプリカで眼鏡を表現したエビアボガド丼。眼鏡要素無くてもいい。
チョコで黒縁眼鏡を表現した眼鏡プレッツェル。
チョコで黒縁眼鏡を表現した眼鏡プレッツェル。
どれも、ご当地イベントの飲食としてはかなりクオリティ高い。

ユルくて美味いものを食べて気が楽になったので、今度は他の屋台や出し物を見て回ろう。

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