はっけんの水曜日 2015年10月14日
 

ビスコを大きくする

小さくて手軽に食べられる、おやつの定番ビスコを大きくしました。
小さくて手軽に食べられる、おやつの定番ビスコを大きくしました。
大きい食べ物は嬉しい。

カットケーキもいいけれど、やはりお誕生日にはワンホールのデコレーションケーキがあると盛り上がる。
西瓜は大きく半月型にカットされているとなんだか顔がほころんでしまう。

そういう感動って、子どもの頃に多かった。
大人になってからは「大きい食べ物」があっても、食べやすさとか日持ちとかを考えてしまって、意識的に避けたりあらかじめ小分けにしたりしてしまっていた。

そんなのもったいない!
大きいということをただまっすぐ受け止め、にんまりしたい。
よし、ビスコを大きくしよう。
千葉県在住。歳を重ねるごとに甘いものが好きになっていく。夏が好きなのに暑さに弱いのが悩み。
> 個人サイト yukatta-yokatta

何を大きくするか

子どものときの気持ちになって考えると、普段慣れ親しんでいるものほど大きさが変わると嬉しかったと思う。
たとえばミックスナッツに入っているジャイアントコーン。大人がおつまみで食べている乾き物には魅力は感じなかったのに、コーンが巨大化しているジャイアントコーンはなぜか心惹かれて、ナッツの中を探して独り占めして食べた。
それから、観光地のパーキングエリアに売っている、巨大化しているご当地ポッキーも大好きだった。

今回は何を大きくしようかなー、普段よく食べているものがいいなー…と、ぽりぽりとお菓子を食べながら考えた。
そしてふといま食べているお菓子に視線を移した。
ビスコ。最近毎晩食べている。
ビスコ。最近毎晩食べている。
もともと冬場に毎晩みかんを食べていた。みかんのオフシーズンに手軽に食べられるおやつとして夫が導入したのをきっかけに、我が家に定着したビスコ。
ついには私の実家まで飛び火して、両家庭で在庫を切らさないよう買ってはせっせと食べている。

この小ささゆえに、手軽に食べられるのが魅力だったけれど、これが大きくなったらどうだろう。普段慣れ親しんでいるあいつの、違う一面が見られるのではないか。

ビスケットを焼く

ビスコとは、サクサクのビスケットにクリームをサンドした一口サイズのお菓子である。多くの人が一度は食べたことがあるのではないだろうか。

まずはどのくらい大きくするかを考える。
といっても無制限に大きくできるわけではなく、我が家のオーブンで焼けるサイズでなければならない。

本物のビスコのサイズを測ったところ、縦2.5センチ、横4.2センチだった。
以前の安藤さんの記事で、ビスコの箱が黄金比1:1.6ということだったので、 ビスコ本体はどうかと思っていたのだが、1:1.68だった。
以前の安藤さんの記事で、ビスコの箱が黄金比1:1.6ということだったので、 ビスコ本体はどうかと思っていたのだが、1:1.68だった。
これをもとに、我が家のオーブンのターンテーブルぎりぎり、縦13センチ、横22センチで作ることに。

大きさは決まったので、次は材料である。
ビスコの原材料表示を見てみた。
小麦粉、砂糖、ショートニング、乳糖、加糖練乳、 全粉乳、食塩、小麦たんぱく、でん粉、乳製品…と続く。
小麦粉、砂糖、ショートニング、乳糖、加糖練乳、 全粉乳、食塩、小麦たんぱく、でん粉、乳製品…と続く。
油脂はどうやらショートニングだけらしい。
ショートニングか…。普段家に常備しているものではない。
お菓子作りで特にサクサクさせたいときに入れると聞いたことがあったが、ウィキペディアを見てみたら、「さっくり」という食感を表す意味の英語"short"が語源なのだとか。
確かに、あのビスコのサクサクはただものではないと思っていた。

ただなー、個人的な好みのだけれど私はバターが好きなんだよなー。好きな食べ物としてバターを挙げるくらい。なんとかバターでサクサク感を出して作れないものだろうか。

試しにやってみよう。
サクサク感をだすため、粉は小麦粉とコーンスターチを半々で用意。
サクサク感をだすため、粉は小麦粉とコーンスターチを半々で用意。
バターに砂糖を混ぜ、そこに粉類を混ぜクッキー生地を作る。

そこに、ビスコといえば乳酸菌ということでヨーグルトを混ぜてみた。
焼成後も乳酸菌は生存しているのだろうか…。
焼成後も乳酸菌は生存しているのだろうか…。
それを目標のサイズに広げる。
右上に本物のビスコを見本として置いている。
右上に本物のビスコを見本として置いている。
2組作りたいので、ビスケットは4枚焼きたい。
1枚予備で5枚焼くことにして、生地を5等分した。

丸めた生地の上に目標サイズにカットしたクリアファイルを置いている。
わかりにくい写真ですみません。
クリアファイルに合わせてはみ出した部分をカットした。
クリアファイルに合わせてはみ出した部分をカットした。
薄く伸ばした生地にビスコの絵柄を描いていく。
ちなみに見本のビスコは作業中にお腹が空いて食べてしまったため、 前の写真とは別のビスコである。
ちなみに見本のビスコは作業中にお腹が空いて食べてしまったため、 前の写真とは別のビスコである。
周りはヘラで切れ目を入れて、中は竹串でハートとビスコの文字を書きいれ、先端で刺して穴をあけた。
なんだかパイ生地を作っているように見えてきたが、ビスコを作っている。
なんだかパイ生地を作っているように見えてきたが、ビスコを作っている。
これをオーブンで焼いて行く。
オーブンから出す瞬間からビスコが 「割れやすいよ!取扱注意だよ!!!」と訴えてくる。
オーブンから出す瞬間からビスコが 「割れやすいよ!取扱注意だよ!!!」と訴えてくる。
焼きあがったビスコはすごくいいにおいでおいしそうなのだが、それ以上に見るからに割れやすそうなのが気になる。

どのくらい割れやすそうかというと、片手持つのは危険、両手でも左右の端を持つのも危険、全体にまんべんなく力がかかるよう上下を注意深く持って持ち上げなければならないというレベルだ。
慎重にターンテーブルから持ち上げ、ケーキクーラーに乗せた。

この作業を4回繰り返した。

やった、ビスケット部分ができたぞ!と思ったら、
冷ましているうちに自然に最初の1枚が割れていた。
何も手を触れず置いておいただけなのにひびが入っていた…。
何も手を触れず置いておいただけなのにひびが入っていた…。
でも、これは練習を兼ねていて形もきれいじゃなかったし!予備で5枚焼けるように材料を用意しているし!と心を強く持って、さらに追加で焼く準備をする。
5回目なのでだいぶ慣れ、もう見本も必要ないということで食べてしまった。
5回目なのでだいぶ慣れ、もう見本も必要ないということで食べてしまった。
4枚並べると焼き色の違いが目立つ。
4枚並べると焼き色の違いが目立つ。
なんとか4枚そろった。
保存用の袋に入れて、平らな場所に置いておく。

クリーム作り

今度はビスケットに挟むクリームを作る。
ビスケットの方は原材料表示を参考にする姿勢を少しは見せたが、クリームについては表示を見てもどう作るのかさっぱりわからない。
ここはもう、大好きなバターでいかせてもらう。

バターを練り混ぜたところに、材料を加えて行く。
篩った粉砂糖を加え… 
篩った粉砂糖を加え… 
原材料にあった加糖練乳を入れてみた。
原材料にあった加糖練乳を入れてみた。
さらに、ここはやはり乳酸菌を追加しておこうとヨーグルトを加えた。
ビスコには乳酸菌が1億個入っているらしい(5枚当たり)。
ビスコには乳酸菌が1億個入っているらしい(5枚当たり)。
バタークリームができたところで、次はこの大きなビスコを入れるパッケージを作る。

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