ひらめきの月曜日 2015年11月9日
 

ザーサイを育てたら葉っぱがうまかった

ザーサイを種から育ててみたよ。
ザーサイを種から育ててみたよ。
中華料理の前菜などで出てくるザーサイ。あれの正体ってなんだろう。

植物の実のようであり、つぼみのようであり、根っこのようでもある。

ザーサイの正体を暴くべく、種から育ててみよう。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。
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ザーサイとはなにか

中華料理屋などでは、細切り、薄切り、みじん切りと、とにかく切られた状態で出てくるため、あまり丸のままで見る機会がないザーサイ。

その正体がこちらである。
フレッシュザーサイという漬物。写真は「いぶりがっこの肉っぽさ、キムチVS梅干し」から。
フレッシュザーサイという漬物。写真は「いぶりがっこの肉っぽさ、キムチVS梅干し」から。
このように丸のままでもなんだかよくわからないが、中国原産の野菜であるザーサイ(搾菜)の肥大した茎部分の漬物が、いわゆるザーサイなのだ。

取り寄せた種のパッケージ写真をみると、なるほど茎がコブ状になっている。
この茎のコブがあのザーサイになるらしい。
この茎のコブがあのザーサイになるらしい。
ザーサイはキャベツやダイコンと同じアブラナ科であり、カラシナの変種とのこと。どうやら葉っぱも食べられるなので、コブ状だけにコブサラダとかどうだろう。

もうここまでで知りたいことはだいたいわかってしまったのだが、種を蒔いてその成長過程を確認してみようではないか。

9月3日、ザーサイの種を蒔く

種の袋に書かれた育て方によると、8〜9月に種を蒔いて追肥などの世話をすれば、翌年の1〜2月には収穫できるらしい。

収穫の適期を過ぎると、茎が大きくなる代わりに繊維質になってしまうのだとか。
母親がやっている家庭菜園に撒かせていただきました。
母親がやっている家庭菜園に撒かせていただきました。
9月になったところで畑へと出かけて(昨年の話です)、幅40センチ、高さ10センチの畝(うね)を作り、肥料を入れて30センチ間隔で種を蒔く。

ここまで特別なことはなにもない。これがザーサイの種だと知らせなければ、母はダイコンかなんかだと思って育てることだろう。

まるでカッコウの托卵のように。
種はアブラナ科らしい小粒。これも絞ると菜種油が出てくるのかな。いや、カラシナの変種だからカラシになるのかな。
種はアブラナ科らしい小粒。これも絞ると菜種油が出てくるのかな。いや、カラシナの変種だからカラシになるのかな。

9月12日、もう芽が出た

しばらくして様子を見に行くと、同時に撒いたダイコンやカブなどと一緒に、ザーサイも芽を出たようだ。
畝の左一列がザーサイ。
畝の左一列がザーサイ。
ザーサイの芽は、普通の二葉だった。外見的な特徴は本葉がちょっとトゲトゲしていることくらいか。

間引くために抜いてみたが、カイワレ大根みたいなもんで、この時点から茎が太いうということはないようだ。
ザーサイらしさは感じられない二葉。
ザーサイらしさは感じられない二葉。
抜いてみたが茎は普通のストレートだった。
抜いてみたが茎は普通のストレートだった。

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