ロマンの木曜日 2016年2月4日
 

夕焼けハンターと行く夕焼け鑑賞ツアー

僕、高所恐怖症なんですが大丈夫でしょうか?

2日目。「都内最強の夕焼けスポットをご案内します」といって指定されたのは六本木ヒルズ。
展望台があるのは知っているが
展望台があるのは知っているが
「いえ、さらにその上の屋上スカイデッキです。ここは晴れていれば2、3日に1回は来ています。夕焼けのために年間パスポートも購入しました」
光のフェルメール、闇のレンブラント、夕焼けの熊山
光のフェルメール、闇のレンブラント、夕焼けの熊山
ハンターにお伝えした。「僕、高所恐怖症なんですが大丈夫でしょうか?」。答えは「そんな下が丸見えなわけじゃないので問題ないはず」。

2300円を払ってエレベーターに乗り込む。最上階の52階で降りて、そこからは階段だ。

着いた。
機材をチェックするハンター
機材をチェックするハンター
地上238メートルのオープンエアは人生初の体験だ。

「この高さの屋上で遮るものがないというのが、最強の夕焼けスポットたるゆえんなんです」
皆さん、さっそくフェンス際へ
皆さん、さっそくフェンス際へ
記念写真を撮る方も
記念写真を撮る方も
そして、僕はといえば結論から言うとダメだった。
ここから動けない
ここから動けない
たしかに真下が見えるわけではないが、この高さでこの開放感はまずい。「でも取材だし」「いや無理だ」。3分間の葛藤ののち、熊山さんに小声で事情を説明して、中腰のまま下階の屋内展望台フロアに戻らせていただいた。

スマホで撮る場合は画面の太陽マークを下にずらす

1時間後。「いやあ、よかったですよ。やっぱりここは鉄板」。満足そうに熊山さんが戻ってきた。下の2枚が彼が撮った写真。
日没前
日没前
おお、これはすごい風景だ。そして、写真で見るぶんには怖くない。
徐々に染まる
徐々に染まる
日没後
日没後
これが「夕焼けには自然界のすべての色がある」というやつか。夕焼けは日没後、という彼の持論もうなずける。

なお、52階の屋内展望台フロアでは夕焼けの撮影テクなども教えてもらった。

「レンズをガラスにくっつけると、室内の明かりを拾わないのできれいに撮れます」
こんなかんじ
こんなかんじ
「あとは夕焼け全体を広く撮るか、グッと寄ってアップで撮るかのメリハリも大事ですね」

実際に撮ってみると…。
あらあら、きれいだわ
あらあら、きれいだわ
スマホで撮る場合は太陽に露出を合わせて、さらに画面の太陽マークを下にずらす(露出を下げる)と、いいかんじのグラデーションが出るそうだ。

「インスタなどで加工する時、白トビは直せないけど暗いのは明るくできるので」
右の太陽マークを押し下げる
右の太陽マークを押し下げる
また、熊山さんはスマホの有料アプリも活用している。

「『Sun Seeker』というアプリなんですが、これは現在地から太陽の位置と軌跡がわかるので、夕焼けチェックに便利。次の引っ越し先もこのアプリを参考にしながら決めようと思っています」
まさに夕焼けハンターである
まさに夕焼けハンターである

夕焼けはおいしい

かくして2日間にわたる夕焼け鑑賞ツーが終わった。風景として美しいのはもちろんだが、ハンターが言うように夕焼けを堪能すると達成感、満腹感が得られる。

結論。夕焼けはおいしい。

そして、夕暮れ時はみんなやさしい気分になるのか、知らない人との会話もおだやかに弾んだ。恵方巻きのマダムは元気だろうか。今年の恵方を調べてみると南南東。夕焼けを見ながら「がぶり」とはいかなかったようだ。
ハンターは待ち合わせも夕焼けベース
ハンターは待ち合わせも夕焼けベース

<取材協力>
熊山准のおブログ
http://www.kumayama.com

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