土曜ワイド工場 2016年3月19日
 

老舗旅館に国の文化財になっている豪華なお風呂があった

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「江ノ島の老舗旅館「岩本楼」がキニナります。国の文化財になっているお風呂もあるとか!」という投稿が、タマリンドさんからはまれぽ.com編集部へとどいた。

鎌倉時代「岩本坊」と呼ばれていたお寺が旅館になった。現在は改装を重ね、資料館で昔の姿を見ることができる。2001年に文化財になったお風呂は豪華だった。

はまれぽ.com 山崎 島
はまれぽ.comは横浜のキニナル情報が見つかるwebマガジンです。毎日更新の新着記事ではユーザーさんから投稿されたキニナル疑問を解決。はまれぽが体を張って徹底調査します。

神奈川県の江の島の宿泊施設については、前からとてもキニナっており、いつか全宿取材したいものだなあと思っていた。

今回は第1弾として、歴史が深すぎていつからあるか分からない旅館「岩本楼」へと行ってまいりました。

岩本楼すごい1

この日も良く晴れてカップルも多い江の島
この日も良く晴れてカップルも多い江の島
弁天様も嫉妬し疲れるほどカップルカップルカップルな江の島の、青銅鳥居を入ってちょっと坂を上がったところにあるのが岩本楼。
素朴な中に気品漂う門構え
素朴な中に気品漂う門構え
お庭と正面玄関
お庭と正面玄関
門を入ると三方に建物がそびえており、こんなに大きな旅館だったのかと驚く。館内は思いのほか新しいが、ロビーの隅には仏像や古い写真などが飾られていて、歴史のにおいが感じられた。
広いロビーの一部
広いロビーの一部
この日取材にご対応いただいたのは、取締役社長の岩本文彦(いわもと・ふみひこ)さん。当主としては50代目と言われているそう。「血族での繋がりではなく、この旅館の当主としてですが」とのことだが、それでも50代って……。

さっそく歴史についての話題に入りたいところだが、まずは館内の見どころをご紹介。
キニナルお部屋
キニナルお部屋
お茶セットでーす
お茶セットでーす
広々とした和室には日光がさんさんと降り注ぎ、ほっとできる空間。サンルームの窓の向こうには一面に海が広がっている。
うーむ絶景
うーむ絶景
「こんな旅館で、徹夜で原稿書きたいよね」と編集部・山岸。何言ってんの
「こんな旅館で、徹夜で原稿書きたいよね」と編集部・山岸。何言ってんの
お部屋にもお風呂と洗面所がついている
お部屋にもお風呂と洗面所がついている
建物は改築などで変化しているだろうが、窓からの景色は昔から変わらない部分もあるはずで、長い歴史を想いながらいつまでも外を眺めていられそうだった。お部屋はシンプルだが趣があり、由緒正しき旅館の品格を感じられた。
娯楽室では
娯楽室では
中国の職人に発注したという大きな螺鈿(らでん)天井を見られる
中国の職人に発注したという大きな螺鈿(らでん)天井を見られる
そんなゴージャスな娯楽室で、卓球なんてとてもできない。岩本楼では、至るところに何気なくすごいものが飾ってあったりして、探検できる美術館のようで楽しい。
しかも
しかも
1階には岩本楼の歴史や文化にまつわる資料館まである。資料館には江戸時代に作成された江の島内の地図や絵、昔の建物の一部、天皇が使用したと言われている道具などが展示されている。
古い看板
古い看板
壁には古い建物の一部が埋め込まれているという、この工夫
壁には古い建物の一部が埋め込まれているという、この工夫
歴史が深すぎてどこからが始まりか明確なことが分からないほどの岩本楼には、かつて蔵があり、貴重な歴史的資料や宝物がたくさん保管されていた。

しかし、それまでの当主はそういったものに価値を置いておらず、そのため保存状態が悪かったという。ここにあるものは現当主の岩本さんが蔵から引っ張り出してなんとか修復し、展示しているものばかりなんだとか。
お菓子の缶に入っていたという江の島の古い写真
お菓子の缶に入っていたという江の島の古い写真
「建物全体も保存したかったのですが、そのためには建物を建物で覆わなくてはならず、いろいろな事情から難しかったため、資料館を作り建物の一部を保管しました」と岩本さん。

昔からのものを受け継ぎ、しかも後世にも残すのは本当に大変だ。岩本さんは専門家の力を借りながら、できる限り一番良い方法で岩本楼を残そうと尽力されている。

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