特集 2016年3月31日

最近テレビでよく見かけるあの板を自作してみました

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最近ニュースでよく見かける板、ありませんか。

そうです、ギャングの抗争をとりあげたニュースで出てくるアレです。
どこで売ってるのかなと思って探してみたら、Amazonで売っていました。
父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー)

前の記事:お風呂を琵琶湖にする方法


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しかし、27万円!高い!
しかし、27万円!高い!
舎弟の方が、Amazonプライムの会員だったりするのでしょうか。
K129ケブラーや、アラミド繊維なる未知の素材が使われているらしい(アラミド繊維って、翌朝スゴい快便になりそうな名前ですね)

そんなわけで作ることにしました

作り方を知りたいスジモンの方もいらっしゃるかもしれませんのでご紹介させていただきますね。
まず、改造もとになるカバンを探しにいきます。
スーツを入れるケースは形が近いが、材質が違う……
スーツを入れるケースは形が近いが、材質が違う……
あった!絵を保管するケースが、限りなく近い!
あった!絵を保管するケースが、限りなく近い!
これをもとに改造しましょう。
防弾カバン、画像をいろいろ検索してみると、下敷きくらいのサイズしかなくて「オヤジの命どころか本人の顔しか守れてないんじゃないの?」というものもあれば、折りたたみ式になっていて、防御できる面積が拡がるものもあるようです。
こういう構造で拡がる。今回はそちらを再現してみましょう。
こういう構造で拡がる。今回はそちらを再現してみましょう。
板の素材には、木を採用(鉄板は材料費が高く、加工も困難なのであきらめました)
カバンに連結するために穴を空けます。
カバンに連結するために穴を空けます。
皮っぽい質感を再現できるマテリアルシートなるものを貼ります。
皮っぽい質感を再現できるマテリアルシートなるものを貼ります。
黒い結束バンドで連結します(側面に布を貼って高級感を演出)
黒い結束バンドで連結します(側面に布を貼って高級感を演出)
ここまで読まれてきたカタギの方の中には、「全然、防弾できてないじゃん!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
心配ありません。厚さ10mm・直径300mmの真鍮を仕込んでいるのです。
心配ありません。厚さ10mm・直径300mmの真鍮を仕込んでいるのです。
ピンポイントで銃弾を守ることができるのです。
そんなわけで……
完成!
完成!

使ってみよう

どうだろうか。
どうだろうか。
ひとりだと寂しいので増やしてみた(合成で)
ひとりだと寂しいので増やしてみた(合成で)
ニューステロップを入れるとよりそれっぽい。
ニューステロップを入れるとよりそれっぽい。
もっと増やして鉄壁の守りに。
もっと増やして鉄壁の守りに。

外(シャバ)で実践してみよう

「オヤジが、タマ(パチンコ)とりにいっとる間は死守するんやで」
「オヤジが、タマ(パチンコ)とりにいっとる間は死守するんやで」
「兄貴は、シャブが大好物なんや」
「兄貴は、シャブが大好物なんや」
「オジキ、ケジメつけて(返却期限の切れたビデオを返して)くるって」
「オジキ、ケジメつけて(返却期限の切れたビデオを返して)くるって」

防弾カバンを自作してみて

性能テストも実施したかったのですが、ひとりなので撃ってくれる人がいませんでした。
性能テストも実施したかったのですが、ひとりなので撃ってくれる人がいませんでした。

今回の記事、特定の団体を誹謗中傷するものではありません。
自宅に、トラックで衝突(バックで)するのは止めていただけると幸いです(出入りポータルZになってしまうので)なにとぞ、よろしくお願いいたします。
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