ちしきの金曜日 2016年4月15日
 

LINEのスタンプを実写化する

実写化されたLINE画面
実写化されたLINE画面
この春、娘が中学3年生に進級した。かねてからの約束通りスマホを買い与えたのだが、1週間もしないうちにLINEの友達の数で娘に負けた。デジタルネイティブたちのポテンシャルはすごい。そんな子供たちの上をいきたいと思い、自らスタンプになる方法を考えてみた。スタンプの実写化だ。
1970年神奈川県生まれ。デザイン、執筆、映像制作など各種コンテンツ制作に携わる。「どうしたら毎日をご機嫌に過ごせるか」を日々検討中。

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A1サイズ4枚分で背景紙を印刷

LINEスタンプ実写化の方法は次の通りだ。

・LINEアプリの背景を大きく印刷する
・その前で色々なポーズをとる

以上。
おなじみのLINE画面
おなじみのLINE画面
大きな紙にカラー印刷するには結構なコストがかかってしまう。しかし、今ならデイリーポータルZの編集部に大判プリンターがある。先日行われた「デカ顔マスクワークショップ」で使用したA1サイズを出力できるカラープリンターだ。このプリンターをお借りして、LINEアプリの背景を引き伸ばす。
判プリンターで大きな背景を印刷
判プリンターで大きな背景を印刷
引き延ばすサイズは1180mm × 1682mm。A1サイズの紙が4枚分である。

出力に結構な時間がかかってしまい、その間、僕と林さんで主に健康の話をしていた。ちょうど二人とも風邪を引いていたのだ。林さんは倦怠感を訴え、僕は気管支が苦しくて辛い。季節の変わり目はねぇ、などとお互いに同情しながら20年後を想像した。今は大判の出力を待っているが、その頃はきっと病院の待合室で処方箋を待っているのだろう。
小一時間かかって出力完了
小一時間かかって出力完了
出力されたものを張り合わせる
出力されたものを張り合わせる
出力されたものを張り合わせる
LINEの背景完成
LINEの背景が完成したので、早速二人でスタンプになってみた。
スタンプの実写化
スタンプの実写化
デジカメのプレビューを見て、「なんだこれは?」という言葉が二人同時に出た。

全然スタンプっぽくないじゃないか!

全然スタンプに見えない

パソコンの大きな画面で見たらきっと違うはずだ。そう考えてさきほど撮影した写真をパソコンに取り込んでみた。
パソコンに取り込んで
パソコンに取り込んで
LINE画面だけでトリミングしてみても
LINE画面だけでトリミングしてみても
やっぱりスタンプに見えず、腹を抱えて笑った
やっぱりスタンプに見えず、腹を抱えて笑った
パソコンに取り込んでトリミングしてみても、結果は同じだった。全然スタンプに見えない。おじさん二人がLINEの背景を前におどけている、という絵以外の何物でもない。

ひとしきり笑った後、僕たちは次の作戦に移ることにした。
全身タイツで挑む
全身タイツで挑む
全身タイツに身を包むことにより、キャラクター感を強める作戦である。さっきは二人とも私服だったのがいけなかったのだ。
全身タイツでポーズをとる
全身タイツでポーズをとる
プレビューで確認
プレビューで確認
どうなんだろうか?

私服で写したバージョンよりはスタンプっぽさが出てきたような気がしないでもない。

いくつかポーズをとってみた。
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伏兵現る

東京カルチャーカルチャー店長の横山さん
東京カルチャーカルチャー店長の横山さん
東京カルチャーカルチャーの店長・横山さんがフラッと遊びにやって来たので、試しにスタンプモデルになってもらった。

するとどうだろう! しっくりくる感じがハンパないのだ。
プレビューで驚く3人。横山さんがスタンプっぽい
プレビューで驚く3人。横山さんがスタンプっぽい
なんで横山さんがスタンプっぽいのか、その理由は分からない。飲み会の席で自分が分からない話題になるとゴリラ顔になることは知っている。あの顔は確かにフォトジェニックなのだが、LINE背景の前でのキメ顔もすごくいい。今まで気がつかなかったが、横山さんの顔はスタンプに向いているのだ。

これはイケる。

ここで、LINE背景紙のもう一つのバージョンを投入することにしよう。

顔ハメバージョンでトライ

LINEのプロフィールアイコンの部分をくり抜いて、顔ハメができるバージョンも用意していた。
顔ハメバージョン
顔ハメバージョン
プロフィールアイコンに
プロフィールアイコンに
顔をはめることができる
顔をはめることができる
この顔ハメバージョンで撮影してみた。

アイコンから顔を出すのは僕と林さんだ。二人のLINE上の会話の締めとして、林さんが僕に横山スタンプを送る、という設定である。
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途中で横山さんのTシャツの色が変わっていることにお気づきだろうか?

撮影しているうちに気持ちが乗ってきた横山さんが、途中でTシャツを着替えたのだ。

「やっぱり、Tシャツは黒い方がいいよね、着替えてくる」

と、いなくなってしまった横山さんを待つ間、残された僕は「どっちでもいいんだけどなぁ」と心の中で思っていた。
スマホで画像を表示させたらそれっぽくなった!
スマホで画像を表示させたらそれっぽくなった!

今回の考え方を発展させて、もっと仕掛けを大掛かりにしたら、欽ちゃんの仮装大賞に出られるのではないだろうか。それを目指してプロジェクトチームを組むのも悪くない。それまでに、横山さんにはポーズのバリエーションを研究しておいてもらおう。
やっぱり横山スタンプの方がしっくりくる
やっぱり横山スタンプの方がしっくりくる
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