ひらめきの月曜日 2016年5月2日
 

まだGWなのに30℃近い暑さになる!? 〜あと出し天気予報

南からじわじわと初夏の空気。5日(こどもの日)は30℃超えのところも?
南からじわじわと初夏の空気。5日(こどもの日)は30℃超えのところも?
1週間の天気予報を振り返って当たったかどうかを検証する週1連載。
勝敗とその理由を振り返ります。はたして今週の成績はどうだったのか。

(本連載は振り返りが中心で、詳しい予報は行っていません。予報が見たいかたはウェザーマップなどの専門サイトをどうぞ)
1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。

前の記事:「GW前半は太陽の3連勝なるか?注目は初日! 〜あと出し天気予報」
人気記事:「今週は台風の北上で、不機嫌な人が増加? 〜あと出し天気予報〜」

> 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki

慎重にいきすぎて、パーフェクトを逃しました

1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
ゴールデンウィーク初日の29日(祝)の予報さえ当てていれば、全部当たりだった先週。

29日の東京都心は、何も降らず、晴れの一日。神奈川県西部などで雨雲は発生したが、強い北風に流されて、東京には近づかず。

予報の「急な雨の可能性」が余計だった。

GWの予報って、けっこう怖いんですよ。晴れの予報がハズれると、いつもより多くお叱りをいただくし…。

前に、「今年は『晴天初夏型』のGW。晴天続きです」って予報を出したら、ちょっと高気圧のコースが北にズレて、GW中ぜんぜん晴れず、大ブーイング。

そんな軽いトラウマもあり、無意識に慎重になったのかも。

天気予報は、過去の自分との戦いだ!

と、カッコつけても、ちょいハズレは、ちょいハズレ。すみません、予防線を張りすぎました。
でも、6.5勝の一週間だったわけですし、ガッツポーズでいいですいよね?
でも、6.5勝の一週間だったわけですし、ガッツポーズでいいですいよね?

GW前半は晴れましたが、雪も降りました

GW前半は晴れたところが多かったが、はじめは寒かった。北海道では雪が降って、網走など積雪が10cmを超えたところも。

こうやって季節はずれのことが起こると、必ず反動がやってくるのが、天気の常。

サンドバックに激しくパンチをするほど勢いよく戻ってくるように、逆の季節はずれのことが起こるのは、よくあること。

GW後半は、南の暑い空気が黙っていない。

【今週のみこみ】木曜にどこまで暑くなるかに注目です

今週は、火曜(3日)〜水曜(4日)に、低気圧と前線が通過。火曜は九州など西日本で、水曜の午前中は関東など東日本で、雨が降る。

この時に吹く強い南風は、南からどんどん暑い初夏の空気を運ぶ。

その状態で、晴れさえすれば、気温はグンと上昇。本命は、木曜(5日)。

関東から西では30℃を超えて、真夏日になるところもありそうだ。
4日の朝は東日本で雨。5日にちゃんと東へ抜けてくれるか…?
4日の朝は東日本で雨。5日にちゃんと東へ抜けてくれるか…?
と、勝負にいってはみるものの、雨が降ってしまえば、暑さも一気に鎮火。

ポイントは、5日にちゃんと晴れるかどうか。

GWの晴れ予報をハズすわけにはいかないし、お願い晴れて!

結果は来週!
!
今週の格言
『GWは多国籍天気。春のはずなのに、高緯度の冬も低緯度の初夏も入り乱れる』

詰め天気

前回(4/18)の出題は、「このときの“東京”は、どんな天気だったでしょうか?」でした。

選択肢はこの4つ。
1)高気圧に覆われて、スッキリ快晴
2)高気圧から少しはずれて、曇り空にちょっと晴れ間
3)南の前線の影響で、雨が降ったりやんだり
4)南の前線が北へ盛り上がり、大雨
2012年5月21日。気象庁天気図
2012年5月21日。気象庁天気図
国内では25年ぶりとなる「金環日食」の日だったんです。

南にある低気圧や前線の影響で、太平洋側では雲の広がったところが多くなりました。

東京は前線から500kmほど離れて遠く、雨は降らず。
前線と高気圧のちょうど間くらいで、雲は多いながらも、少し晴れ間も出て、金環日食が見えた時間もありました。

「中心からはやや外れているが、ぎりぎり高気圧の圏内。前線と低気圧はやや離れているため、雨は降らなかった。(ベルヌーイさん)」

バッチリです!

「ヒントを読んで、金環日食のときをふと思い出したのもあり、2にしました。(うなさん)」

するどい! ネット上に載ってない時間の天気図を出題してるのに!おみごとです。

「高気圧が抜け、低気圧による前線が押し上がってきて雨降りに。…と予想しました。(白い旅人さん)」

う〜ん、ちょっと深読みしすぎたかも。ぜひまた挑戦してください!

「4)南の前線が北へ盛り上がり、大雨。中学校の理科でやった内容も怪しいです。(ミリバールさん)」

名前に反応しちゃいました! ミリバールじゃなくなって、もう20年以上たつんですね〜。

今週の定石はこちら。
今週の定石
『低気圧・前線と高気圧のちょうど間くらいの時は、雲が多い』
(ということが、けっこうあります)
今回、正解した皆さんはこちら。

はいまっとさん、うなさん、ベルヌーイさん、メロポンさん、まーくん、ニノさま、イシロさん、エルビスオヤステロさん、ゆりまりさん。

今回は、3を選んだ方が目立ちましたが、2を選んで正解した皆さん、おめでとうございます!

今週の問題はこちら。

今週の問題

この日の“東京”は、どんな天気だったでしょうか?
気象庁天気図
気象庁天気図

(ヒント)

・台風と前線の距離に注目です。

<答えはこの4つのどれかです>

1)晴れ&猛暑。暑さで線路がゆがんだ。
2)晴れ&肌寒い。コンビニでおでんが売れた。
3)雨&不快な蒸し暑さ。怒る人が多かった。
4)豪雨。地下鉄の駅が浸水した。

解答はこちらから↓
答えを選んだ理由などとともにお願いします。
正解は再来週(5/16)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。


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