ちしきの金曜日 2016年5月20日
 

きみは金4時を知っているか

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毎週金曜日の夕方4時よりテレビ九州にて生放送され、コアなファンを獲得している番組がある。「金4時」という番組だ。佐賀県の嬉野温泉商店街内にある嬉野交流センターより放送されている地域の情報番組なのだが、一体なぜこんなにも注目されているのだろうか。
1982年生まれ、関西在住。漫画家・イラストレーター・宅録音楽家。わりと大規模なたこあげ大会で総合優勝した経験を持つが、その才能を活かせず悶々とした日々を送っている。
> 個人サイト あおむろひろゆきのページ

「金4時」の魅力とは?

かずちゃん
かずちゃん
なにより、メインパーソナリティであるかずちゃんのインパクトである。毎回奇抜な衣装に身を包み、方言訛りのMCから繰り出される地域情報。どこに飛んでゆくか分からないかずちゃんの変化球を見事なMCで拾って捌いてゆく、準レギュラーの弦さん。いつの間にか私もこの番組の虜になっていた。(当番組は放送終了後YOU TUBEで配信されている)
かずちゃんと弦さんの掛け合いを見ているだけでも楽しい気持ちになる
かずちゃんと弦さんの掛け合いを見ているだけでも楽しい気持ちになる
この番組は一体どのように作られているのだろうか。
そうだ、嬉野に行ってみよう。

憧れのかずちゃんに会いにいく

というわけでやって来ました。お茶と陶器と温泉の町、佐賀県嬉野市。
というわけでやって来ました。お茶と陶器と温泉の町、佐賀県嬉野市。
山に向かって伸びてゆく茶畑
山に向かって伸びてゆく茶畑
バス停もお茶仕様
バス停もお茶仕様
嬉野温泉商店街。朝方なので、人はまだあまりいません
嬉野温泉商店街。朝方なので、人はまだあまりいません
美肌の神様がいる神社もあります
美肌の神様がいる神社もあります
取材の事も忘れて足湯でのんびり…
取材の事も忘れて足湯でのんびり…
「美味しんぼ」に登場した湯豆腐のお店「よこ長」で湯豆腐定食もいただきました
「美味しんぼ」に登場した湯豆腐のお店「よこ長」で湯豆腐定食もいただきました
僅かな時間であったが嬉野温泉街を堪能し、14時に嬉野交流センターに到着した。(「金4時」生放送まであと2時間)
嬉野交流センター外観
嬉野交流センター外観
店内の商品棚。特産品がずらりと並ぶ
店内の商品棚。特産品がずらりと並ぶ
あ、おほさんだ
あ、おほさん
店内を最近リノベーションされたそうで、とてもお洒落で落ち着いた雰囲気。棚には、嬉野温泉商店街のお店での取扱い商品をはじめ、物産品がずらりと並ぶ。
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…えっ!
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カツラが無造作に置いてある。これ絶対かずちゃんの衣装だ…。

いよいよご対面

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いよいよ憧れのかずちゃんとご対面だ。「よお大阪からきんしゃったいね」 と満面の笑みで迎えてくださった。店内では市報の取材中ということもあり、しばらくその様子を見させていただくことに。
「金4時」生放送直前ということもあり、バタバタしております。今から市報の写真撮影
「金4時」生放送直前ということもあり、バタバタしております。今から市報の写真撮影
カツラはどれいいかな…
カツラはどれいいかな…
それでは写真を撮りまーす。パシャ!
それでは写真を撮りまーす。パシャ!
ううん、やっぱりこっちのカツラの方がいいかな
ううん、やっぱりこっちのカツラの方がいいかな
よし、いい感じ!
よし、いい感じ!

「金4時」誕生秘話

「かずちゃん次はこれ着てみ!」と鈴木さん
「かずちゃん次はこれ着てみ!」と鈴木さん
かずちゃんの隣でアドバイスをしている女性、この方が「金4時」のプロデューサーである鈴木さんである。かずちゃんが撮影で忙しそうなので、鈴木さんに少しお話を伺う。
−こちらの番組を始めることになったきっかけは何なのでしょうか?

「今から1年半ほど前にテレビ九州さんから地域情報を発信するための番組枠をいただくことになり、まずは嬉野商店街の情報を発信する番組を作りました。それが元々の金4時です」

−放送開始当初から、このような番組構成だったのでしょうか?

「いえいえ、最初は普通に地域情報を発信するいたって真面目な(笑)番組でした。昨年の秋頃より、番組をYOU TUBEでも配信することになり、何かもっと面白いことができないか…と考えていた時に、女装をしたかずちゃんの姿がふと思い浮かんで、これだ!と思って、すぐにかずちゃんに変装の提案をしました」

−かずちゃんも乗り気だったのでしょうか?

「いや、なんというか、もう真面目一筋で生きてきたような人ですから、最初は嫌そうでしたけれど、「地域のPRのため!」と奮起して、変装してくださるようになったんです」

−それは意外なエピソードですね。あの奇抜な衣装は、てっきりかずちゃん御自身の提案だと思っていました。ちなみに番組自体はどのようにして作られているのでしょうか?

「台本や台割は一切ありません。すべてかずちゃんの頭の中。一応生放送前に一回リハー サルをするのですが、本番ではリハーサルと違うことを言う事も多々あります。そのハプニング性も、番組を作る側として楽しんでいるんですよ」

そうか、あの番組を見ていて感じる「何かが起こりそう」というドキドキ感はここにあったのか。

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