ひらめきの月曜日 2016年6月13日
 

清龍酒造の蔵元見学はパラダイス

試飲は6合以上出るらしい

この日のツアー参加者は女性客が4割近く、見学ありのコースでもリピーターが約半分と多かった。

蔵元の見学は30分ほどで、そのあとは食事して、歌って、踊って、最低6合は出すお酒を楽しんでくださいとのこと。

そうか、6合って最低量なのか。
慶応元年(1865年)創業の清龍酒造。
慶応元年(1865年)創業の清龍酒造。
裏にはすごい量のタンク。これが全部酒なのかー。
裏にはすごい量のタンク。これが全部酒なのかー。

もちろん出された酒を全部を飲む必要はないので、特に初参加の人は自分のペースを守ってくださいと念を押される。

はい、ペースを守ります。家に着くまでが大人の遠足です。
参加者の平均年齢は……25歳くらいですかね。
参加者の平均年齢は……25歳くらいですかね。

社長が案内する酒蔵見学

案内してくれる岩崎社長のしゃべりは軽快でおもしろく、あえて見学ありを申し込むリピーターの気持ちがちょっとわかった。

次の日が二日酔いで辛いので、みんなが土曜日に来たがるという説もあるが。
「我々はみなさんの体調は少しも考えません!4時には帰っていただき、くれぐれも救急車を呼ぶことのないように!」と岩崎社長。
「我々はみなさんの体調は少しも考えません!4時には帰っていただき、くれぐれも救急車を呼ぶことのないように!」と岩崎社長。
見学はまずはお酒の神様である松尾の神様にお参りをして、麹菌や酵母菌の働きなどの説明を受けつつ、日本酒ができる工程をお勉強。

酒の作り方なんて知っているよという人も、社長の練りに練られたトークを聞くために、こっちのコースから体験するといいかもしれない。系統はちょっと違うが、ジャパネットたかたのわかりやすさと綾小路きみまろの適当さを兼ね備えている気がする。
まずは仕込み蔵へ。なんだか農協の団体ツアーみたいで楽しい。
まずは仕込み蔵へ。なんだか農協の団体ツアーみたいで楽しい。
二礼二拍手一礼で松尾の神様に御挨拶。
二礼二拍手一礼で松尾の神様に御挨拶。
貯蔵庫への入り口では、麹の天敵である納豆を食べてきた人がいないかのチェックがあるけれど、麹室にまで入る訳ではないので問題なし。

聞いてみただけ、というやつだ。
「今朝、納豆を食べてきた方はいませんか!いたら手を上げてください!」
「今朝、納豆を食べてきた方はいませんか!いたら手を上げてください!」
そして社長から、「納豆ってさぞかし美味しいんでしょうね〜」と、自分は一生食べられない恨み言を一節。

あ、これってファンブックで読んだやつだ!定番ギャグが見られて嬉しいぜ!
うどん会発行の清龍ファンブックより。これこれ、これが見たかったんだ!
うどん会発行の清龍ファンブックより。これこれ、これが見たかったんだ!
なぜか背筋が伸びるような感覚のある、ひんやりとした酒の貯蔵庫。
なぜか背筋が伸びるような感覚のある、ひんやりとした酒の貯蔵庫。
「蒸した米に麹菌をつけた米麹です。これをよく噛んで6時間待つと甘酒ができます。飲みこまないでください!」
「蒸した米に麹菌をつけた米麹です。これをよく噛んで6時間待つと甘酒ができます。飲みこまないでください!」
「さらに口を開けて2週間も待っていれば、蔵に住む酵母菌の力でアルコールができますよ!」
「さらに口を開けて2週間も待っていれば、蔵に住む酵母菌の力でアルコールができますよ!」
ただ知識で覚えるのではなく、これから飲む日本酒がどんなものか、体験を通じて学んでいく。もちろん清龍酒造が米麹を口で噛んで作っている訳ではないのだが。

糖分をアルコールにする酵母菌は、度数が20度になると己が生み出したアルコールに殺菌されてしまうそうだ。へー。
しぼりたての新酒を試飲させていただく。
しぼりたての新酒を試飲させていただく。
冬から春に絞ったばかりの酒が新酒、夏を越えればひやおろし、1年経つと古酒、2年経てば古古酒、三年以降は長期熟成酒と呼ぶそうです。へー。
なるほど、しぼりたての新酒は足がヒクヒクするほどうまい!
なるほど、しぼりたての新酒は足がヒクヒクするほどうまい!
そんなこんなで蔵元を一周して見学は終了。一般的な酒蔵見学だと、あとはちょっと試飲してお土産を買うという流れだが、ここからが清龍酒造は大きく違うのだった。
「馬でここまで来たお客様は、飲み放題、食べ放題ですよ。3年前に3名様がいらっしゃいました!」
「馬でここまで来たお客様は、飲み放題、食べ放題ですよ。3年前に3名様がいらっしゃいました!」

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