フェティッシュの火曜日 2016年7月12日
 

ラップに書けるペン!おねがい口調ハンコ!夏の文房具フェス2016

最新の進化型香典袋!
最新の進化型香典袋!
7月6日〜8日の3日間、東京ビッグサイトにてアジア圏最大の文房具見本市、ISOT2016(国際文具紙製品展)が開催された。
見本市というか商談会なので一般の人はなかなか入る機会もないのだが、文房具ファンとしては年に一度の夏フェス的な扱いで、待ちに待ったイベントなのだ。

このISOTで展示・発表されていた最新文房具レポート、2日目の今日は、食品ラップに絵が描けるペンや、新しい祝儀袋・香典袋を紹介したい。
1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。
> 個人サイト イロブン Twitter:tech_k

ISOT(国際文具・紙製品展)2016連載インデックス
1日目
終わったら引き裂くToDoリスト!
2日目
「ラップに書けるペン!おねがい口調ハンコ!」(この記事)
3日目
爪に貼るマステ!どうでもいい筆箱!
4日目
ホワイトボードに筆文字が書ける!
5日目
集中線カレンダー!」

ラップに書けるお台所文房具

エポックケミカルのブースでは、メインの新商品として、サランラップでおなじみ旭化成と共同開発した『ラップにかけるペン』を展示していた。
どういう製品かというと、名前から1ミリもずれることなく、ラップに字や絵が書ける水性マーカーである。
ペンよりもラップを貼ったお皿が目立つエポックケミカルブース。
ペンよりもラップを貼ったお皿が目立つエポックケミカルブース。
ラップのようなつるつるしたものに水性インクを定着させるのはなかなか難しいのだが、試してみると、インクが弾かれることなくきれいに書ける。で、一度乾くと結露や水に濡れても落ちない。
面の塗りもばっちり。普通によく書けるマーカーだな、という感じ。
面の塗りもばっちり。普通によく書けるマーカーだな、という感じ。
実はだいたいの油性マーカーならラップに書けるのだが、電子レンジで加熱すると油性インクが溶け出して、食品や皿が大変なことになってしまう。
『ラップにかけるペン』は電子レンジもOKということで、安心して使えるはずだ。

作りすぎたおかずを冷蔵庫に入れる時も、作った日付をラップに書いておけば、うっかり「あれ、これいつ作ったおかずだっけ。腐ってないかな…いいや、食べちゃえ」みたいなギャンブルをせずに済む。便利だ。
束ねて1セットになる6色マーカー。
束ねて1セットになる6色マーカー。
あともう一つエポックケミカルで気になったのが『はにかむ』という6本セットのマーカー。
どういうものかと言うと、マーカーのキャップ部分がつながって一体になっているのだ。
そこそこ安定して立たせておけるのも便利。
そこそこ安定して立たせておけるのも便利。
子供にマーカーでお絵描きさせるとよくキャップを無くすんだけど、じゃあ、そもそもキャップが全部つながっていたら無くす危険性が大幅に減るだろう、というコンセプト。
おお、なるほど。いや確かにそうなんだろうけど、すごい大雑把な話な気もする。

お願い口調のハンコがかわいい

今年は初日から通してずっと人だかりのあったシヤチハタブース。
昨年のISOTで登場したハンコの自動販売機『osmo』が今年も展示されており、相変わらずの人気っぷりでずっと行列ができていた。
常に30分待ちぐらいの行列できてた。みんなハンコ好きだな。
常に30分待ちぐらいの行列できてた。みんなハンコ好きだな。
で、そんなシヤチハタの新製品として紹介されていたのが、連結型スケジュールスタンプ『ポンプラン』だ。
女子女子したデザインの連結型スタンプ。
女子女子したデザインの連結型スタンプ。
手帳のスケジュール欄に捺して使う「休み」「飲み会」「通院」みたいなスケジュールスタンプをロケット鉛筆のように連結して持ち運べるようにした、かわいい系のアイテムである。
筆箱に放り込んで持ち歩きやすいのがポイント。
筆箱に放り込んで持ち歩きやすいのがポイント。
実はすでに連結型スタンプは他社からも発売されているのだが、そこはさすがシヤチハタ、この『ポンプラン』用にネーム印も受注しているとのこと。
その辺りは印鑑メーカーの強みを活かして、うまく他社既製品との差別化を図っているようだ。
ザ・丁寧なお願い口調ハンコ。
ザ・丁寧なお願い口調ハンコ。
もう一個気に入った新製品が、『お願いごとスタンプ』。
閲覧書類などに捺しておく角印なのだが、「要確認」とか「訂正」みたいな堅い感じではなく、いちいち「ご確認ください」「承認お願いします」「訂正してください」など丁寧なお願い口調になっているのだ。
これ、すごいほっこりする。
あと、インク色が茶色なのもいい。トゲトゲしく目立つ朱色とか、書類の文字に紛れて見えにくい黒色では無く、ぼんやりと地味だけど「あ、捺してあるなー…」ぐらいの茶色。
文面も色も共に低姿勢かつ、ほどよく地味なのがポイントなのだ。

もらった名刺に貼る専用ふせん

機能的なふせんを出しているビバリーは、今年は名刺に貼る専用のふせんの新製品を発表していた。
誤解しようのないネーミング。『めいしふせん』
誤解しようのないネーミング。『めいしふせん』
名刺をもらっても、いつ・どこでもらったかは忘れがち。
もらった名刺にその場で書き込みをする人もいるが、個人的には名刺に直接ペンを入れるのはなんか気が引ける。
いつどこで会ったか、どういう人だったかをメモっておくと、次に会った時に「誰でしたっけ」みたいなことが無いという。僕は、メモってても忘れる。
いつどこで会ったか、どういう人だったかをメモっておくと、次に会った時に「誰でしたっけ」みたいなことが無いという。僕は、メモってても忘れる。
なので、名刺に半透明のフィルムふせんを貼って、そこにメモを書き込んでしまえばいい。
これなら剥がせば元通りだし、いいんじゃないか。
さらにふせんにはタブもついているので、名刺箱に放り込んでも検索がしやすい。また、タブにはミシン目が入っているので、気になるなら切り離しても構わない。
パッケージごと名刺入れに入るので、持ち歩くのにも便利。
パッケージごと名刺入れに入るので、持ち歩くのにも便利。
あと、最近は名刺をドキュメントスキャナにかけてデータ化する人も多いが、『めいしふせん』は薄いフィルムなので、貼ったままスキャンしても大丈夫だ。

 ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓