ひらめきの月曜日 2016年10月24日
 

電子工作で動く心臓を作って浅漬けを揉む

心臓を編んで、心拍と同期させてトクントクン言わせてみた(みかん入れにもなるよ!)
心臓を編んで、心拍と同期させてトクントクン言わせてみた(みかん入れにもなるよ!)
電子工作に使われる心拍センサーを初めて見たときにまず、「心臓の形のものを毛糸で編んで、それをトクントクン言わせてみたい……!!」と思った。

ついでにそれを便利に使えないだろうか。なんかこう、便利に。
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。
> 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ

生きてるっぽい心臓を作りたい

最近、毛糸を使って手編みでなにかを模写するのが楽しい。「生きてるっぽい心臓を編みたい」と思いついたとき、心臓をモチーフにしたハート形とかではなくリアルなのを編みたかった。小型模型を買って見本にした。
見本を見つつ、
見本を見つつ、
模写(編み)してみた。こだわりは管と血管!
模写(編み)してみた。こだわりは管と血管!
中に物を入れたかったので、パカッと開くような形状にしたら、恐竜の顔みたいになった。

人に見せたときに「ヨッシーの皮剥いだらこんな感じ?」と言われてから、たまにそれを思い出してしまう。

や……ヤメロ!! マリオのコースの溝の奥底にこういうのがいっぱい居るのなんて想像したくない!
ヨッシーって言うな (左上のは雑な記憶スケッチ)
ヨッシーって言うな (左上のは雑な記憶スケッチ)
……と言いつつも、見てるうちに愛着が沸かないでもない。名前を付けるとしたらやっぱり「シンゾー君」とかだろうか。

生きてるっぽくしたい

つぎに技術的な話をすると、今回のこの動きの制御は電子工作のできる同僚にお願いした。

……というか元々、同僚にこの動画のものを見せてもらったのがきっかけだった。
心拍センサーを利用して、『ソレノイド』という通電すると鉄芯が飛び出る部品が動くように信号を送っている。

これを見た瞬間、鼓動に利用できそうな気がすごくした。それに伴って編みたい欲が沸く。

その旨を伝えると、すんなり話が進んだ。
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実際の心臓はもっとビクンビクンしてるんだろうけど、「みんなが感じ慣れてる鼓動」っぽくしたい。

機械部分はこのような流れで作ってもらった。
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「制御」と「出力」のパーツは箱に入れてもらい、それを編んだ心臓に入れる。
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この箱を編んだ心臓に入れよう

振動の強さは、『ソレノイド』自体の大きさや電流の大きさによって決まるらしい。

電源を取る方法は2パターン(コンセントを繋ぐ方法と、電池で動かす方法)があって、それによって電流の大きさも変わってくる。

【コンセント】→振動強めだけど、コードに繋がりっぱなし(12V)
【電池】→振動弱めだけど持ち運びができて便利(9V)
と、それぞれ特徴が違う。

せっかくなら元気よくバクンバクンと言わせたい……!!

と思ったが……、振動が大きい方だとカチンカチンと音を立て、鼓動としては大げさすぎる……!

振動強めだと生き物っぽさに欠けてた。

弱めだと、トクントクンという感じ慣れてるような感触。こ……これだ……!!

電子工作をする方々、生き物っぽくしたい場合は「控えめなソレノイドの振動」、オススメですよ!
これの中に更に心臓があるような感覚……?
これの中に更に心臓があるような感覚……?

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