フェティッシュの火曜日 2016年12月13日
 

人間大砲のやりかた

本番4日前・大砲制作

本番4日前にバッタネイションの工房に行くともう大砲ができていた。タイヤがついて持ち運び可能である。
なかに入っている人形は僕が準備したトルソーだ。本番用のつなぎを着てリアリティが出ている。

勝ちが見えた瞬間(僕には見えた)
勝ちが見えた瞬間(僕には見えた)
ドーン。飛ばしてみる
ドーン。飛ばしてみる
人の手で放り投げているだけだが人間大砲らしさが出た。
「…………」
「…………」
いや、これは実験に失敗したシーンを撮りたかったのだ。ミスターブーという映画でダミー人形をネットでうけとり損ねてばらばらになるシーンがあった。それのオマージュである。
乳母車が階段を落ちるシーンのようなものだ。
このシーンはステージで見せて会場を見事に凍らせることになる。
このシーンはステージで見せて会場を見事に凍らせることになる。

当日の準備

人間大砲当日、本番前のタスクは以下のとおりである。
1. 大砲と的を所定の場所に設置
2. ダミーの生中継VTRを撮影
3. VTR編集
4. リハーサル
社長にも本番2時間前に現場入りしてもらった。全社一丸という言葉がふさわしい。
大砲そのものは前日に編集部安藤が搬入している。僕はイベントで行けなかったため安藤に頼んだところ「………午後ならば」と答えに一瞬戸惑いがあった。後から知ったが午前中にフルマラソンに出ていたらしい。言ってよ。
しかも搬入に立ち会った横山店長も「やっぱりスポーツはいいよー」と言ってしまったそうで、翌日、「言ってよ」と言ってた。
本番当日の話に戻る。
的を蹴破る位置を調整し
的を蹴破る位置を調整し
社長に役割と流れを説明
社長に役割と流れを説明
生中継でのセリフをブラッシュアップしていく
生中継でのセリフをブラッシュアップしていく
登場後の動きを確認
登場後の動きを確認
地位に関係なくそれぞれが自分の仕事をしている。すばらしいチームワークであった。採用のページで事例紹介として載せたいほどのプロジェクトだが人間大砲である。
本番2時間前、生中継に見せるための動画を収録
本番2時間前、生中継に見せるための動画を収録
動画を本番までの僅かな時間で編集する。
動画を本番までの僅かな時間で編集する。
「中継つながってます、現場の安藤さん!」の声でVTRに切り替え
「中継つながってます、現場の安藤さん!」の声でVTRに切り替え
こうして話は1ページに戻る。人間大砲トリックの完成である。

茶番なのにものすごい達成感を感じてしまった。自分でもどう折り合いをつけていいのかわからない達成感である。

次は滝壺脱出だ


社長がオレンジのつなぎが妙に似合っていた。
「社長、お似合いですね!」とまるで漫画に出てくるゴマすり男みたいなことを言ってみてもヘルメットかぶっていると全然おべっかに聞こえないのが発見だった。
サラリーマンの知恵が増えた。

次は樽に入って滝壺脱出をやってみたい。

そして渋谷に移転した東京カルチャーカルチャーもよろしく。
東京カルチャーカルチャー

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