とくべつ企画:寿司と乗り物 2017年1月4日
 

魚を使わない田舎寿司のうまさよ

高知はカツオじゃない、田舎寿司だ
高知はカツオじゃない、田舎寿司だ
高知に田舎寿司という寿司がある。10年ぐらい前に雑誌で知った。

寿司ネタがたけのこ、こんにゃく、しいたけなど山でとれるものなのだ。高知といえばカツオが有名なのにこんにゃくの寿司とは!
失礼を承知で書くとなんと貧乏くさい寿司だと思った。

でも、実際に高知で食べてみてそのイメージは覆された。これは贅沢なたべものだ。
1971年東京生まれ。ニフティ株式会社勤務。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
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田舎寿司が集まる日曜市

高知に行くにあたって田舎寿司情報を集めた。
田舎寿司はお店で出すものではなく道の駅やスーパーでお惣菜として売られているそうだ。作る家によって味が違うらしい。B級グルメではなく、まっとうな郷土料理である。

そして田舎寿司がたくさん集まるのが高知市の中心地で毎週日曜日に開催されている日曜市だということもわかった。
日曜市。こんな感じの出店が1.3キロ続く
日曜市。こんな感じの出店が1.3キロ続く
タイやベトナムの市のようである(ベトナム行ったことないけど)。
アジア人が市を作ると自然とこうなるのだろうか。

どの店も自分ちで作った農作物や食料品を並べている。道の駅で作った人の名前が書いてあるみかんやお惣菜が大好きなのだが、あれが1.3キロだ。日本一うれしい1.3キロである。
「とってもおいしいですよ」わかります!
「とってもおいしいですよ」わかります!
絵本みたいに立派なカブ
絵本みたいに立派なカブ
生姜ひと山100円
生姜ひと山100円
壁紙にしたいまんじゅう
壁紙にしたいまんじゅう
食べなくてもわかる、これぜったいうまいやつだ。
食べなくてもわかる、これぜったいうまいやつだ。
鳥も嬉しい
鳥も嬉しい
干物やちくわなどもあったがほとんどが山で採れたものだった。高知は海じゃなくて山なのかもしれない。
こんどはAirbnbでキッチン付きの家を借りてここで買ったものでごはんを作ろう。
あげたての芋を売ってる店があった
あげたての芋を売ってる店があった
のどに詰まったのかと思ったら「う、うまい!」とのこと。(ものすごくうまかった)
のどに詰まったのかと思ったら「う、うまい!」とのこと。(ものすごくうまかった)
ほかにもJRの忘れ物や骨董品、はちみつ、タヌキのあぶらなども売っていた。タヌキの油は買った。擦り傷に塗るといいらしいので次にすっ転ぶのが楽しみだ。

すっかり日曜市が楽しくてずっと書いてしまいそうになるが、もちろん田舎寿司も6軒ぐらいで売られていた。全部買った。
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この日曜市で売っているものを見れば自然な寿司である。これだけ山の幸が充実していれば寿司はこうなるだろう。こんにゃくの寿司が貧乏くさいというのは偏った視点であった。

ではさっそくたんまり買った田舎寿司を食べたいと思う。そこらの公園で!

でもその前に日曜市の写真を2枚だけ。
こういう「いって有る」とか「よく咲く」ってマジックで書いてあるのがたまらない。文章で書いてあるのがいい。よく咲くんだろうなと疑いもなく思うのはなぜだろう。

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