特集 2017年1月11日

1月中旬くらいの気まずい「あけおめ」をやり過ごす方法

気まずい「微妙な時期のあけおめ」を何とか回避したいと思います
気まずい「微妙な時期のあけおめ」を何とか回避したいと思います
新年明けまして……から、まあまあ経ちましたが、このくらいの時期(記事公開日は1月11日)に年明けはじめて会う人へのあいさつって難しくないですか?

「あけおめ」したらいいのか? それともお正月気分は捨て去り、平常運行のあいさつの方がいいのか……? 毎年、頭を悩ませています。

「あけおめ」か否か、人と会うたびに一瞬考えちゃうせいで、この時期はコミュニケーション能力が著しく低下しちゃうくらいですよ!

そんな気まずい「あけおめ」問題をやり過ごす方法を考えてみました。
1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)

前の記事:『サザエさん』風にすると名作小説も「ほのぼの」する

> 個人サイト Web人生

■微妙な言語でやり過ごす

「明けましておめでとうございます」とも「おはようございます」とも取れるオリジナル言語で力一杯あいさつすることによって「あけおめ」を煙に巻く方法。

このテクニックを習得すれば、朝でも昼でも夜でもひとつのあいさつで対応可能になります。

いわゆる「ドゥウィーッス」とか「チュウヮーッス」と同じジャンルのあいさつ。

■エア電話

「あけおめ」問題が発生しそうになったら、電話に出るフリをしてやる過ごす方法。

これ、結構よく使いますよね。

誰も知り合いのいないパーティーで、時間を持て余してしまった時とかに「ボクは友達がいないんじゃないです、電話で忙しいだけなんです」アピールをするために……。

■「いいね」するヤツ

どんな話を振っても、なんかグッと親指を突き立てて「いいね」もしくは「グ~ググ~」してくるヤツ、いますよね。

お前はエドはるみか? 都議選に出るのか!?

あの手の人たちにとっては「あけおめ」なんて気にするまでもない問題でしょう。……やられた方は腹立ちますが。

■毎日、喪服着用

いわゆる「年末年始のご挨拶はご遠慮」モード。

このモードに入っている人に「あけおめ」するバカはいません。いわゆるATフィールドですな。

■全力でお正月気分を継続

逆に全力で「オレの中で、お正月はまだ終わっちゃいないぜ」アピールをすることによって、すべての「あけおめ」をウェルカムしてしまうというやり過ごし方もあるでしょう。

この格好だったら、2月中旬くらいに「あけおめ」されても戸惑うことはありません。

■そんなことよりお前が心配だ

「おめでとう」もクソもないという状態。

「頭から血」に打ち勝てるあいさつなど存在しません。

■ツッコミどころ丸出し

同様に、「あけおめどころじゃないぞ、お前はどうしちゃったんだ!?」と言われるようなツッコミどころを多数用意したノーガード戦法。

耳毛がたなびいている人と、真面目にあいさつする気にはなりません(川内康範先生よR.I.P.!)

■ヒップホップの人の複雑な握手でうやむやに

あいさつ代わりに、何か難しい握手をする人たち、いますよね。

「あけおめ」されそうになったらコレをかましてやりましょう。相手は狼狽したあげく、アルカイックな笑顔を浮かべるしかないこと請け合い。

■もうお前は家から出るな

こんなに色々考えなくちゃいけないなら、もう家から出たくないです。

はやく「パーフェクト Not あけおめ」となる2月くらいにならないかな……。

正解はあまり面白くないです

……とまあ、色々描いてきましたが、ちょいと調べてみたところ、暦の上では1月1日が「大正月」と呼ばれるのに対して、1月15日は「小正月」とされており、この辺くらいまでは「明けましておめでとう」でオッケーだそうです。

そして、それ以降は「今年もよろしくお願いします」みたいなあいさつをするのがベター……とのこと。

あー……正しいなぁ~……。
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