広告企画♪ 2017年1月31日
 

なぜ春日井製菓はトナカイ味のグミを作ったのか

「いろんな意味で、やばい」

製造過程を見てしまうと(キャンペーンは失敗したのに)とは言えなくなってしまった。みんな一生懸命なのだ、それでいいじゃないか。トナカイ味のつぶグミ、食べてみたいし。
「汗と涙と、わたしの年末年始の休みを削った結晶です!」
「汗と涙と、わたしの年末年始の休みを削った結晶です!」
――こうして出来上がったトナカイ味のつぶグミですが、社内での評価はどうですか。

田内さん「やばい、と言われました。」

――やばい

田内さん「はい。いろんな意味でやばい、と。個性が強いので、大量に作るとなると通常の生産ラインにも影響が出る、と言われてしまって。」

生産ラインに影響が出るということは、通常のつぶグミにトナカイ味が混ざっちゃうということだろうか。それはいろんな意味で、まずい。

田内さん「だからこうして手作業で作るしかないんです」

もしかしたらこのトナカイ味のつぶグミ、田内さんの涙の味がするかもしれないな。

食べてみよう、トナカイ味

苦労して作ったということはわかった。でも味はどうなのか。いよいよそのトナカイ味のつぶグミ、食べさせてもらいたいと思う。

怖かったのでまずは同行していたスタッフの方にお願いした。
においはそれほど、、あー、ありますねー。
においはそれほど、、あー、ありますねー。
ひかえめに言って、においがある。

袋を開けたとたんに漂う、肉というか、正直これまで経験したことのないにおい。くさいというわけではけっしてないのだけれど、いい香りかと言われたら、開発した田内さんがいなければ「そうでもない」と答えてしまうだろう。察してほしい、この最大限配慮した書き方を。

味はどうですか?
これは…。
これは…。
みんな笑っていた。

「うーん、そうきたかー、っていう味ですね。」

なんだその何も言っていないコメントは。でも仕方がない、そもそもこの人たちはトナカイを食べたことがないのだ。

この中でトナカイ肉の味をいちばん知っているのは前回の取材を経験している僕である。

責任をもって、いただきます。
においは
においは
ビーフジャーキーみたいな、ちょっとハムみたいな感じのにおいか。トナカイ、といえばトナカイ?うーむ、難しいところだ。

味はどうだろう。
ほ、ほほーう。
ほ、ほほーう。
笑った。
同じく商品開発部の加藤さんに見つめられながら。
同じく商品開発部の加藤さんに見つめられながら。

「そうきたかー、という味ですね」

同じく何も言っていないコメントで恐縮ですが、これがなんともふしぎな味なのだ。においにこそ肉っぽさがあるが、噛んでみると果物系の甘さが出て来る。うん、まずくない、まずくはないんだけど、なんだろうなーこれ(正解:トナカイ味のつぶグミ)。

そういえば年末に食べたトナカイ肉のローストにはジャムのような甘いソースがかかっていた。本場北欧ではトナカイ肉に果実のジャムを添えて食べるのが一般的らしいのだが、それを再現したのだろう。さすがよく研究している。

トナカイ肉のロースト。この写真を見ながらつぶグミを食べると、なるほどな、と思える味かも。
トナカイ肉のロースト。この写真を見ながらつぶグミを食べると、なるほどな、と思える味かも。
まじっすか。
まじっすか。
取材で食べたトナカイ肉には臭みがなくて、味も脂の少ない特徴のあまりない赤身だった。春日井製菓はそれをこういう形でグミにしてきたのだ。美味しんぼならうおーって叫ぶところかもしれない。

面白かったのでいろんな人に食べてもらって感想を聞いた。


おもしろ味のグミってはじめて食べました。


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