チャレンジの日曜日 2017年1月22日
 

イヤイヤ習い事エピソード 〜「元気」を死ぬほど書かされる〜

大人になると字が上手くなるもんだと思ってました(写真は「同僚にささげるパフォーマンス書道」</a>より)
大人になると字が上手くなるもんだと思ってました(写真は「同僚にささげるパフォーマンス書道」より)
幼い頃、習い事なんてものは苦痛以外の何物でもなかった。君はどうだい?と周りに聞いたところ、僕も私も!と同じ意見をいただいたので、もっと広く募ってみました。先に書いておくと大半が習字・ピアノ・そろばん・スイミングですが、翻弄されつつも抗う子どもの姿が本テーマの見どころです。
1984年大阪出まれ、2011年からベトナム暮らし。日本から3600km離れた土地で、ダチョウに乗ったり、ドナルドのコスプレをしたり、札束風呂に入ったりしている。

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ビンタするまでにもう1〜2ステップあるだろ

母親がピアノの先生をしており、子供の私も当然のように英才教育を施されました。我が子に対する期待はさぞかし大きかったのでしょう、まだ言葉もおぼつかない幼児の私をピアノの前に座らせ、上手く弾けないときは容赦なくビンタ。モノクロの鍵盤の上に真っ赤な鼻血がポタリポタリと散るさまを鮮明に覚えています。そんな母の熱血指導の甲斐あって、左手を使う前にピアノが完全に嫌いになって早々に修行終了。今では楽譜すら読めません。
田山やわらかい
いきなりバイオレンスな投稿から。本当に容赦がなくて笑ってしまう。だいたい、もうちょっと間に挟みますよね!怒ったり、手を叩いたり、どうしようもなくなって言うことを聞かせるためにビンタですよ。スピード感がリアクション芸人の罰ゲームそのものだ。

優しすぎる老人は怖い

太鼓教室を嫌がっていました。地域のおじいちゃんたちで運営されているような教室で、子供に優しいのですが優しすぎて怖かった記憶があります。最後にお菓子をくれるのを励みになんとか通っていました。毎度嫌がっていたので送迎してくれる父が母に内緒でサボらせてくれたことが何度かありました。
今は一児の母
優しすぎて怖いって、子どもなのに裏読みすぎでしょ!でも確かに、その種類によりますよね。一方で大人の生徒を孫の手でしばく勢いだと、恐怖以外の何物でもない。とはいえ、優しさの究極形態である「物をあげる」は素直に受け取るあたり、子どもというものはゲンキンです。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

エレクトーンが嫌でした!
姉がピアノで私がエレクトーン。私もピアノが習いたかったのに母の「姉妹でアンサンブルさせるのが夢!!」の主張から受け入れられず。結局中学で転校、どさくさに紛れてやめました。レッスンの日には路地に隠れて逃げ回っていたのは今もまだ嫌な思い出。その後就職して自分の稼ぎでピアノを習うことができました。
ゲタ
あははは!逃避行か!それでも大人になってピアノを習ったってことは、エレクトーンではなくピアノだったらかなり上達していたかもしれませんね。個人的には、お姉さんは逆にエレクトーンを習いたがって、どちらも路地に隠れて逃げ回っていてほしい。そうすればすんなりチェンジで事は済んでるけど。

アイ・キャン・フライ・フロム・ステップス

ピアノが弾けるイトコに憧れて「習いたい!」と言ったのですが、社宅だったのとピアノより安かったとの事でエレクトーンを習う事になりました。が、習いたかったのはピアノであってエレクトーンではない。「エレクトーンが弾けるようになったらピアノを習えばいいから」と親に丸め込まれましたが一向にピアノが習えず本当にイヤイヤやって悪夢の日々でした。(行きたくなくて階段から飛び降りようと思ったくらい。怖くてできませんでしたが。)子供だからといって適当に誤魔化すと後々まで引きずるイヤな記憶となるので親は気をつけて下さい。
ヨモギ・マダマダ
ピアノを習いたいのにエレクトーンをやらされたって人、一定数いるの!?
それはともかくとして、階段から飛び降りる気持ちは分かります。投稿を読んではじめて、私も同じことを考えていたな…と思い出しました、理由は違うけど。たぶん、そのベクトルをうんとうんと伸ばすと高いところから飛び降りちゃうんだろうけど、子どもにとっての現実的な妥協点が「階段」というところに納得です。

死因は「元気」の書きすぎ

書道教室です。小2の頃、初めての書道教室で「元気」2文字を死ぬほど書かされました。3年通った結果、字の上手い汚いは先天的なものだと悟り、以降通販などで硬筆教室の広告に騙されない目を養いました。
野川くんち
元気って言葉を見るたびに元気がなくなる大人になりそう。

亀泳ぎの情報、求む。

小学校2年生の夏に水泳教室に通う事になりました。泳ぐのはヘタでしたがプールに入るのは好きでした。でも、そこは水泳教室、楽しませてくれるはずはなく、スパルタで教えこまれプールが嫌いになりました。例えば、バタ足ができていないからとレッスン中バタ足のみ。腕の力が弱いから強化のため亀泳ぎ。って、この亀泳ぎ、後年、他の人に聞いても誰も知らないので不思議な気分になります。腕立て伏せのように両手を上下させて足はバタ足。でも私は前に進みませんでした。
ヨモギ・マダマダ
亀泳ぎ情報をお持ちの方、ご連絡ください。そもそも、腕立て伏せのように上下に動かせるって、どう考えても前に向かって泳ぐ設計じゃないですよね。いや、だから練習になるのか。

それ絶対「ウィンナー食いたい」って気持ちもあったでしょ

スイミングに行くのが苦痛でした。
泳ぐのは嫌いじゃなかったので、順調に進級を重ね、すべての泳法をマスターしてしまった。しかし私は泳げても、とてつもなく遅くて・・・タイムを上げるためのスパルタクラスに入ってしまったものだから、辛くて辛くて。
スイミングの日は毎回、お腹をこわさないか、と、冷蔵庫から内緒でボイル前のウインナーを一本食べていたけど、お腹はいたって元気。ウインナー作戦に敗れた後は、水銀体温計をカーペットにこすりつけて、摩擦熱で温度表示を上げ、「熱出ちゃった〜プールお休みする〜」作戦を試みたものの、40℃以上に上がりすぎて、逆に言い訳が立たず。37℃ちょい、を叩き出すための、摩擦の丁度良い力加減の模索を続けた8歳の頃でした。
みりん
あはは!!なんでウィンナー?生だから?ほぼただの間食じゃねぇか。
水泳を習うつもりが摩擦が上手くなったって、もはや謎解きのレベルですね。でも、それでいてすべての泳法をマスターしたって、才能があったのでは。

親も先生も、みんなそんなに大人じゃない。

みなさんの投稿を楽しみながら読ませてもらいましたが、想像以上に苦労してるなぁ…としみじみ感じました。老若男女に物事への適性はあるにも関わらず、子どもは立場が弱くて主張が通らないことが多いんですよね。自分が親になることがあったら、じっくりと相談したいと思います。好きなことの方が上達も早ければ身につくものも多いのだから。と最後っぽい締め方だけど、たくさん投稿をいただいたのでつづきます!投稿、お待ちしてます〜!
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