長い鰻ができて蒲田がユーロ加盟～勝手に未来を予想しよう！～

30周年だからと今までの来し方を振り返るだけでなく、ついでにこれから70年の予定も勝手に考えた年表を、楽しく皆で作りましょう。

お願いは1点だけ。暗い未来はさみしくなっちゃうので、明るいやつを募集しますね。よろしくです(例としてライター陣の考えた未来を後ほどドドンと紹介するので、応募前にぜひご一読ください)。

優秀な投稿のうち、3件を映像化!その中の1件はわたくし乙幡がなんと立体化(工作制作)もしてしまうというからビックリだ。その他も、デイリーのイラスト勢がアナタの案を、できる限り画像化していきますよ。さあ忙しくなってきた!

投稿は2/26に中間発表、3/23に東京カルチャーカルチャーで行うイベントで、豪華に最終発表をいたします。

投稿方法などくわしくはこちら「みんなで作ろう『100年年表』」へ!

さて、この企画公開を間近に控えたある日の午後。渋谷カルカルに関係者一同が会して、年表例を検討することとなった。

メンバーはこの6名である。

配られたのは、事前にデイリーライター陣で考えた年表予測。何言ってるのか全くわかんないものや、微妙にありえそうなものまで、計73個。その中から検討し、推したい未来予測をピックアップしていきます。

では順番に発表していきましょう。(「※」は筆者注釈)

林: これは単1の代わりがないので、残るのではって言われてますよね。単3、単4とかだとUSBとか新しいものに置き換えられるけど、単1とか単2って忘れられそうじゃないすか。

古賀: 意外にガスコンロの点火用のとかでめちゃめちゃ使ってるし。

林: 柱時計とか、単2だったかーみたいな。

中: 2062年まで、乾電池自体はあるんですね。

古賀: 結構先まで残ってるんだ。

黒川 : 女子高生の間でインスタントカメラが流行ってるみたいに、一周回っておしゃれ、みたいな感じがもしかしたらあるんじゃないかと。

林: チェキとか写ルンですとか使ってますよね。ところで黒電話、持ち歩くんですかね?!

黒川: そこは、あえて…?

古賀: スマホくらいの小ささの黒電話になるんですかね?

乙幡: あ、それ買うわ!買う買う。

中: 電話線付き…?復活するならそこも、ですよね。

林: エヴァにもコードついてましたしね。

古賀: コードの時代復活ですかね。コードレスを経て。

林: すごいとこ選んで来ましたね!

中: 確かに「それとって」とか。「私こう思う」とか。「を」って、ものすごく必要ってわけじゃないかも…

一同: 確かになくてもいいかも…

中: そのうち、書くのが面倒って世代が出て来て、廃止される?

林: もし使いたい場合は「お」でいいとか。頭の悪い文になる。

古賀: 「木お切る」!

乙幡: 「旨味」で打ち止めかと思ったのに。あらたな受容体が発見される…のか?そもそも旨味も唐突に出て来た感がありませんか。

林: 言われたらあれ旨味だった!って急にわかるんでしょうね。

古賀: 言語化して急に気づく、新たな味…?

青山: 甘い・苦い・辛い・辛い(つらい)、ですかね。

古賀: つらみ!

乙幡: 焦げたところとか、うまいじゃないすか。

林: 焦げみ!

乙幡: そういう感じで、俺がうまいと思ってたのは実はこのせいだ!みたいな発見があるのかな。あと私、薄い食べ物好きなんですよね。それだけで飲み会やりたい。

古賀: 乙幡さん10年前から言ってるよそれ!

林: 薄み!

青山: 戸越銀座とかでユーロ使えます、ってなる。

古賀: その前に蒲田はもう日本から独立してるんだね!2022年、そこそこ近いな。

青山: 5年後のユーロ加盟国もどうなってるんだろう。

林: ユーロもガタガタだから、もうどこが入ってもいいんじゃないか。

中: そういえば羽田って蒲田に近い?

一同: ああ!

古賀: 羽田経由で、蒲田取られたってことですね。

林: 羽田は国際便どんどん飛んでますし。香港みたいになったりして。すでに香港ぽいごちゃごちゃ感はある。

古賀: 神奈川はたまんないだろうな。先に千葉を東京にしちゃうんだ、みたいな。

乙幡: 神奈川は申し立てていいよって感じですよね。栃木茨城群馬、おめーらは関係ねえだろ、って言われますよね(※筆者は群馬出身。すまん!)。

林: 競技、どこでやるか揉めてますもんね。

中: じゃあ「東京都千葉区」に?

古賀: 完全に東京ディズニーランドの実績が認められてますね。

乙幡: 成田空港も新東京国際空港だったし。あ、東京ドイツ村も。

古賀: 林さんも行ってましたよね。

林: あれは成田ゆめ牧場。


楽しいのでまだまだ続く!

未来予測百物語といった風情、しかしローソクは吹き消さずに、1人1つづつ予測を推挙し読み上げていくこと、1巡目が終了。だいぶ空気も緩んできて、がぜん2巡目へと弾みがつきます。

林: (※出来事を感慨深そうに読み上げて) 長くすればいいんだ!

青山: 数の問題じゃなかったんですね。

乙幡: 鰻職人も、走って行ってビャーーーって割く。ダイナミック。

林: 鰻って生態が解明されてなくて、よくわかってないことだらけなのに。

古賀: 一気に開発されちゃいましたね。

林: あと鰻って、トロみたいな部位に分かれてないから、長くなると全部が美味しい。

古賀: やったぁ!

林: マグロ長くして全部赤身だったら、みんながっかりするね。

中: そっちじゃないよ!って。

中: じゃ鰻は尻尾のところが高騰しますね。1匹から相対的に少ししか取れなくて。

林: 肝と骨せんべいの尻尾のとこが高級品に。じゃ、尻尾いっぱいついてる鰻を作ろう!

古賀: なんで店名のほうに「ザ」?!「ザ」って言いたかったんだろうな。

黒川: 想像すると、2020年終わってからの7年間、きっと色々あったんだろうなー。

一同いっせいに: あぁー、ねー…。

黒川: きっと、外国資本が入ることに政府が対抗したり。

皆: 結局ホテルになったりイケアになったりコストコになったり噂がいろいろあったんだろうけど…手をあげたのがダイソー!っていう。

林: ダイソー流行っちゃうんだろうなー。

古賀: TOKYO1週間とか雑誌がこぞって特集して。

林: でかいダイソー総特集とか。デイリーも記事にするんだろうなー。

古賀: 初日に行くよね。

古賀: 何言ってんのかほんとよくわかんない。

林: 脳波的なものでできるんじゃないすか。すごい暴言書いちゃいますよね。

中: あと40年あれば、色々書いたりしなくていいかもしれないですね。

林: 雑念払う方が難しいですね。めんどくさいな、ってワードに書かれてたりして。

乙幡: 手順としては…「ブラウザ、起動!」とか念じるわけですか?

林: そ、そうなのかな?!例えば「納豆買ってきて」って目的を念じるとかでいいと思うんだけど。

乙幡: あ、そうか。Windows的発想でした。Siriとかの発想でいいんだ。

林: あ、でも意外に頭の中で「スクロール!」とか思ってるの、いいな。

古賀: めっちゃ心の中でWindows操作してる。

乙幡: いや、だってさ…買ってきて!って相手の人を思い浮かべるわけじゃん、すると視界にすっと別の人が横切ったら、その人に買ってきて、ってなっちゃうんじゃない?どうコントロールするのかな。

林: あ、鳩、って思ったら鳩に指令が行っちゃう。

林: 謎、じゃないですよね。誰か植えただろ。

乙幡: 竹の花も百年に一度咲くって言うんで。歴史どうこうじゃないんだけど、花咲いたらいいな、って思いまして。

中: 甲子園に花で屋根ができたり。

青山: 新国立競技場のデザイン候補みたい。

乙幡: 甲子園の時期に咲いたら…。

古賀: 頭おかしいですね。

林: 甲子園の「甲子」って、六十年に一度って意味あるから(※完成年が、十干十二支で「甲子」にあたる)。建てた時に何か仕込んであるんじゃないですか。

古賀: 何かのトリガーになってたり。

乙幡: すっごいアレルゲンだったり。

青山: 組体操やらない、みたいに怪我しない方向に持ってった結果かなと。

林: どーんって倒れたら人の形にくぼみができて、土俵去る頃にフワーッと元に戻るんだ。

古賀: それ、風情ありますね。

青山: どういう戦いになるんだろう?

古賀: 泥レスみたいになったり。

林: けたぐりみたいなの、やりにくくなったり。

古賀: スポーツはどんどんルール変わりますからねー。

古賀: これ、なんかちょっとありそう、っていうか。なさそう、っていうか。

青山: 竹中直人がめちゃくちゃ早い段階でやってますね。

古賀: 若干、ディストピアっていうかSFっぽい。全然違う世の中って感じ。

乙幡: すごい緊張しますよね。この人は怒ってるのか笑ってるのか。

古賀: もっと怖いよね

林: 最後に、これ全員が気になってましたよね。「まだ100円」。まだある、みたいなの募集したいですよね。

乙幡: 「まだ」100円ってすごい言い様ですよね。年表に「まだ」て。何なんですか。

古賀: これまだあるのか!って昔の人が見て思うもの、って現代にありますよね。フジッコとかかな。

乙幡: イシイのハンバーグとかか。あと傘とか!

一同: ああ!

乙幡: 傘、なかなか宙に浮きませんね。

古賀: ヘルメットにもつけないしね。

青山: ドローンが付いてくるとか。

一同: あー…(※謎の嘆息)。