ひらめきの月曜日 2017年2月27日
 

ノストラダムスの大予言を振り返る

みんなであの世紀末を思い出そう
みんなであの世紀末を思い出そう
20世紀末、「ノストラダムスの大予言」に翻弄された人はどのぐらいいるだろうか。1999年7の月、恐怖の大王が空から降ってくるとか、人類滅亡とか言われていたアレ。

私の場合、まあまあ影響されて「受験をやめる」とまで言い出したりもしたのだが、みんなどんな影響を受けてたんだろう?
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。
> 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ

エピソードを募集してみた

まずこの企画のためにSNSでアンケートをお願いし、エピソードを募ってみた。

けど、よく考えたら全然気にしてなかった人って、この質問に回答しないんじゃないか……という気もする。
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21歳から53歳までの250人近くの人からアンケートが集まり、信じてたエピソードの割合が多かった。

10代がひとりも居ないのを見ると、確かにもう18年も経ってるからなーと思える。最年少の21〜22歳ぐらいだと当時3〜4歳ということか。よく覚えてるなぁ。

50歳前後の回答者については、70年代のオカルトブームの影響を受けた人が多そうな感じ。
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集まった回答の中から、かなり気になったエピソードをピックアップしてみよう。
高校の倫理の先生が、ノストラダムスの予言で来月、恐ろしいことが起きる予定だから、休職しますと宣言。三カ月後、何も起きなかったので、と復職していた。
トンチさん
まずはどう考えても変わり者なこの先生のエピソード。

そもそも先生が休職&復職をそんなに自由に出来るものなのか。

大予言でそこまで踏み切れるという行動力にも感心するが、しれっと職場復帰したんだろうか。詳細が知りたすぎる。
怖すぎて、ノストラダムスの名前すら口にするのが怖かったので、話題に出すときは「あの人」と呼んでいた。なんとなくハリーポッターっぽい。
ひなさん
「名前すら」……!! 私も一時期「大予言の話すら口にするのが恐ろしくて、話題にしないようにしていた」という時期がしばらくあったので、気持ちは分かる。

わかってもらえるだろうか、あの言ったらダメな感覚。
ちびまる子ちゃんで読んでノストラダムスの大予言を知って、自分だけ生き残ってしまったらどうしようと怯えていました。
生き残った人に文明を伝えなくてはと謎の使命感に駆られ、タイムカプセルを作って庭に埋めたような気がします、中身はたぶん便箋やりぼんの付録です。(小学生だったので)

1999年の時点では高校生になっていたので、まあ隕石でも落ちてくるのかな?程度にうっすら信じていました。
小松さん
「文明を伝えなくては」という使命感の訳の分からなさ! よほど混乱してたんだろうか。

今回のアンケートでもチラホラ寄せられてた「ちびまる子ちゃんで知った」という回答だが、「70年代のオカルトブーム時に、まる子がノストラダムスの大予言に怯える」というエピソードが90年ごろに漫画が出て、アニメでも放映された。それを見て怯えた小学生もどうやら少なくなさそう。

……というか、私もそのパターンなのだ。ここで自分のエピソードも紹介してみる。

振り返る「大予言とわたし」

予言を知ったのは「ちびまる子ちゃん」がきっかけなのだが、最初に読んだときから衝撃!! って訳ではなかった。はじめは何気なく読んで、「ふーん、こんな説もあるのか」程度の感想。
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それが繰り返し読むうちに、なぜかだんだん信じ込むようになってしまった。小5ぐらいのころか。

そして祖父の遺品にあった五島勉さん著の「ノストラダムスの大予言」を手に取る。そのとき「亡くなったおじいちゃんの遺品を孫が読んでくれるようになった」と祖母に喜ばれたのが印象に残ってる。
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その時点で大予言の年まであと8年ぐらいあった。99年というと高校を卒業して進学するはずの年で、きっとそのころ車の免許を取ったりしているんだろうな……と漠然と思ってた。

なのでいつの間にか「恐怖の大王が降ってくるときには、自分は教習所に居る」というイメージが出来上がっていた。
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しばらく人類滅亡におののく日々が続いたが、このことについて考える許容量をオーバーしたのか、思考回路がショートしたのか、そこから数年間「ひとまずどうでもいいか」というスタンスで暮らすことになる。
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「大予言のことを考えずに暮らす」とは言っても、潜在意識の中ではやっぱり99年以降は存在してない。なので「大人になったときにどういう職業に就きたい」だなんて考えたこともなかった。
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しばらく平穏に暮らしていたが、人類滅亡が翌年に迫った98年(高3)。マンガ「ドラゴンヘッド」を読んだのをきっかけに、今まで閉じてた「大予言への恐怖」がドワワワワワーーーっと蘇った……!!
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これはもう受験勉強とかしてる場合じゃなくないか。

急激に悩みはじめ、そこから予言のこと以外ほぼ考えない日が3日ぐらい続き、なんかフワフワとした現実感がないような不思議な感覚を覚えて……

今思い起こしても、あのときは一体なんだったのか。
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そして親に「来年人類が滅亡するから受験をやめたい」とまで言い出す始末だったが、

「何も起こらなかったときにどうするんだ」と説得され、「それもそうだな」と思い詰めてたわりにすんなり納得。

そこから普通に受験勉強をして合格して、99年7月が近づくころにはもう、このままだと何も起こりそうにないな……と安心して暮らしてた……。
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それまでハタチを過ぎることを想定せず生きてきたので、進路を真剣に考えずに進学してしまった……。というか、将来をろくに考えなかったのをノストラダムスのせいにしてしまっている節がいまだにある。

個人的なノストラダムスエピソードはこんなところだ。ざっとまとめると「たまに思い出したかのように思い詰めては飽きていた」という感じか。

もっと聞いてみたいので募集します!

当サイトのライターや読者のみなさんにもらった回答もまだまだ紹介しきれてませんが、引き続き募集してみることにします。

「わたしのノストラダムスからの影響のされっぷりはこんなもんではない!」というそこのアナタ。

「影響されすぎてこんな行動に出た人を知ってる」という情報でもいいです。
いただいた投稿は、日曜日の投稿コーナー「日曜楽しさ一万尺」にて紹介させていただきます。今までもらってた回答も、今後少しずつ紹介していくことにします。

小学生のころからずっと「99年7の月」を意識して生きていたが、よく考えたら自分のパソコンを手に入れインターネットにはまっていったのがちょうど「99年7の月」だった。

それが仕事にもなり、それによって人生を変えられただと思うと、自分にとっての恐怖の大王はインターネットだったのかもしれない。
関係ないが、どことなく感じた大王っぽさから今回大王役に抜擢されたファービー
関係ないが、どことなく感じた大王っぽさから今回大王役に抜擢されたファービー
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