ロマンの木曜日 2017年3月2日
 

シリーズ「上司にダメージを与えるIoT」(1) スネ叩きマシン

「こういう感じでですね、すねを叩き折るんです」 ※シリーズというのは嘘です
「こういう感じでですね、すねを叩き折るんです」 ※シリーズというのは嘘です
パソコンやスマホじゃなく、「モノ」をネットにつなげるのが、IoT(Internet of Things)。2014年ごろから盛んに使われだした言葉だが、2017年現在、出先からエアコンをつけたりセンサーで農作物の管理をしたりと、なんとなく知的でスマートな分野に使われている印象である。
しかし、新たなテクノロジーが広く世の中に受け入れられるには、もっと泥臭い現場で活躍してもらう必要があるのではないか。より、人間の根源的な欲求に近いところだ。

例えば、上司や取引先の弱点をIoTが思いっきり叩くというのはどうだろうか。

※技術的な解説をニフティクラウド mobile backend(以下mBaaS)のブログに掲載しています。合わせてごらんください。
インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変な音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。
> 個人サイト nomoonwalk

早すぎたIoT

僕は以前、ネット経由で相手のすね毛を抜くためのマシンを開発している。当時2010年、IoTという言葉はまだなく、名前も「すね毛はがしオンライン」であった。まさに早すぎたIoTといえるだろう。
当時の動画(デジカメの動画がワイド画面じゃなかった時代!)
システム構成図
システム構成図
このマシンは編集部でさんざん遊び倒したあげく数年後には解体・廃棄された。もう人間が機械にすね毛を抜かれることはない。世界に平和な日々が訪れた。

しかし、このたびその封印を解く者が現れたのだ。

ヤフーとニフティ

それが、弊社ニフティと、ヤフー株式会社の、両IoT部門である。こんど新しく両社のサービスが連携する。その告知のためにアレを再び作ってほしいと僕に依頼してきたのがニフティ側。ヤフーもそれに乗っかった形である。
そして生まれた新兵器「すね叩きマシン」
そして生まれた新兵器「すね叩きマシン」
復活ついでにより凶悪にした。そこは頼まれてないけど。すね毛でなく、すねに直接ダメージを与えるのだ。毛から骨へ。弁慶の泣き所とも呼ばれる部位である。その凶悪さは推して知るべしだ。
※というわけでこの記事は、いろんなWEBサービスを連携させることができるヤフーの自動化アプリmyThingsと、ニフティのスマートフォンアプリ向けクラウドサービスであるmBaaS連携が始まったよ、というPR企画である。もちろん今回のマシンもこのサービスを利用しているので、詳細は技術解説のほうの記事を見てほしい。簡単にいうと、WEBサービスやIoTデバイスにデータベース機能を連携させられる。
こういうセットを用意しました。
こういうセットを用意しました。
この2人を例として説明しよう。左は弊社山本(上司役)、右はヤフーの山本さん(部下役)である。(誤植でなく同姓です)。

上司にはマシンに座ってもらい、部下にはゲームをプレイしてもらう。
スネクエスト(作・おぎわらさん)
スネクエスト(作・おぎわらさん)
フィールドを自動で歩いて
フィールドを自動で歩いて

できれば角が立たないように叩きたい

さて、いくらネット経由で上司のすねを叩けるといっても、ネットの向こうで嬉々として操作しているのがあなただとバレばれたら、あなたの今期の評価はだだ下がりである(場合によっては来期以降も)。
ここは「不可抗力で叩いてしまった」というストーリーに持ち込みたい。そこで、
敵をどんどん倒し、最後にボスを倒すとクリア。問題は、途中で戦闘に負けてしまった場合だ。当然そうなるとゲームオーバーだが、「だれかのすねを犠牲にする」ことにより、復活できる。
!
ここでいう「だれかのすね」は、ゲーム内の話ではない。上司のリアルなすねのことである。5回以上のコンティニューで、マシンは作動する。
これが、
これが、
こう、バーンと
こう、バーンと
ゲームで5回コンティニューすると、リアルで上司のすねが叩かれるということだ。このプロセスを経ることで、

・すねが叩かれないよう頑張ったけど実力が及ばずマシンが作動してしまった
・世界を救うためにやむなくマシンを作動させた

という演出が可能なのだ。

職場の秩序を乱さず上司にダメージを与えられるシステムなのだ。

次のページではいよいよ実際に部下が上司に使ってみる。

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