ちしきの金曜日 2017年3月17日
 

赤いオープンカーでダムのトンネル見学会へ

アグレッシブなトンネル工事見学会

休まず運転して、何とか時間ギリギリに鹿野川ダムに到着。
ダムとしては巨大、というほどではない
ダムとしては巨大、というほどではない
鹿野川ダムは1958年に完成した高さ61m、総貯水容量約4800万立方メートルのダムで、現在は国土交通省が管理している、主に治水用のダムだ。

現在、ダムの機能を強化するために全体的な改造が行われていて、そのひとつとして「トンネル洪水吐」が建設されている(詳しくは公式ホームページ参照→こちら)。

トンネル洪水吐は、貯水池からダム本体を迂回しながら下流に掘ったトンネルだ。ふだんは水が流れないように水門を閉めておき、大雨で放流が必要になったときに水門を開けて放流するのだ。

管理事務所内でダムや工事内容について説明を受けたあと、いよいよ見学に出発だ。
ちなみにこの後しばらくの間の写真は、通常一般立ち入り禁止の場所から許可を得て撮影しています。
まずは通常見られない位置からダムの鑑賞
まずは通常見られない位置からダムの鑑賞
これも今回の改造で新設された「連続サイフォン式取水設備」の制御部
これも今回の改造で新設された「連続サイフォン式取水設備」の制御部
貯水池の中に造られたトンネル入口を建設するための立坑
貯水池の中に造られたトンネル入口を建設するための立坑
この底まで階段で降りていく。真ん中にはトンネル入口を制御する水門
この底まで階段で降りていく。真ん中にはトンネル入口を制御する水門
こういう、まさに「現場」の通路を進む
こういう、まさに「現場」の通路を進む
立坑の底まで降りてきた!
立坑の底まで降りてきた!
工事現場の作業員の方が使っている狭い階段を延々と降りて、立坑の底に降りてきた。そこから内部に進むと、目の前に直径11.5m、長さ約460mのトンネルが現れた。

大雨で放流するときは、この中が完全に水で満たされ、毎秒600立方メートルもの量が流れるという。想像するだけで恐怖で泣いてしまいそうだ。
ここをものすごい勢いで流れる水を想像してほしい
ここをものすごい勢いで流れる水を想像してほしい
下流へ向かってトンネルを進む
下流へ向かってトンネルを進む
出口付近でトンネルはコンクリートから鉄管に変わる。内側にはステンレスが貼られ神々しい
出口付近でトンネルはコンクリートから鉄管に変わる。内側にはステンレスが貼られ神々しい
非日常感に興奮しながら歩いてきたところ、ここで参加者が集まった。実はこのトンネル、昨年から一般向けの見学会を何度か行なっていて、その取り組みが昨年末行われた「日本ダムアワード2016」でイベント賞を受賞。今回はその報告と、記念の楯をお届けするのが目的だったのだ。
(日本ダムアワードについてはこの記事を読んでください→こちら
トンネルの中で記念楯を関係者の方にお渡し
トンネルの中で記念楯を関係者の方にお渡し
事務所の方でこんな幕を用意してくれてた!そしてやたらドラマチックな場所で記念撮影
事務所の方でこんな幕を用意してくれてた!そしてやたらドラマチックな場所で記念撮影
このトンネルの見学会は、これまでにないさまざまな取り組みが行われてきた。たとえばトンネルを貫通させる瞬間も一般見学者を招待して一緒に祝ったり、トンネルの中を好きなだけ見学できるフリーウォーキングというイベントには1200人もの人が集まり2時間近い待ちの列ができるなど、斬新な企画はダム好きだけでなく地元の方々の間でも話題で、ダムアワードでも圧倒的な得票を集めての受賞だった。
出口は四角い水門が2つ設置されるので円形から角形に断面が変わる
出口は四角い水門が2つ設置されるので円形から角形に断面が変わる
トンネルは2つに分かれ、この先に水門が設置される
トンネルは2つに分かれ、この先に水門が設置される
外に出てきた。左奥のクレーンの後ろがトンネル出口
外に出てきた。左奥のクレーンの後ろがトンネル出口
というわけで今回の見学会兼受賞ご報告&記念楯お届けは終了。工事はもうすぐ終了するらしく、運用を開始したら見学は難しくなるので、いまのうちにぜひ見に行ってみてください。10人程度の団体が望ましいそうだけど、少人数でも見学対応可能な場合もあるとのこと。

翌日は雨

今回、現地で1泊して、翌日はS660で四国のダムめぐりを堪能した…かったのだけど、雨男ぶりを遺憾なく発揮、せっかくのオープンカーも屋根を閉じたままの無念のドライブとなった。
後ろから見ると特殊な形が際立つ
後ろから見ると特殊な形が際立つ
こういう山道は最高に楽しかった
こういう山道は最高に楽しかった
荷物はまったく積めないのでほぼ1人乗り(助手席は荷物置き場)
荷物はまったく積めないのでほぼ1人乗り(助手席は荷物置き場)
実用性はないけどまた乗りたい
実用性はないけどまた乗りたい

2日目はほぼ1日中雨だったので、どのダムもチラリと眺めるだけ、だったおかげでほぼ1日運転しっ放し
だったのだけど、飽きることなく運転を満喫して空港までたどり着いた。また四国に行くことがあったらぜひレンタルしたい。
少し時間オーバーしてしまった
少し時間オーバーしてしまった

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