ちしきの金曜日 2017年3月31日
 

上下水道は1本化され「中水道」になる 〜30周年を記念しむしろ未来を語るイベント〜

「2031年 ルンバの後継機サンバ発売。陽気に掃除をこなす」(koooge)
「2031年 ルンバの後継機サンバ発売。陽気に掃除をこなす」(koooge)
「2049年 上水道と下水道があいだをとって『中水道」に一本化される」(mizio_s)

「2029年 第15のビール発売。麦茶っぽい味わいで話題に」(koooge)

そんな、勝手に考えた未来史を楽しみながら飲み食いするイベントがさる3/23行われた(東京カルチャーカルチャー「BIGLOBE&NIFTY サービス30周年記念『100周年?ナイト』 」)。

勝手に考えた未来の歴史は勝手に映像や造作、写真に加工され発表、会場は大いに沸いたのだった。改めてひょっとこな未来たちを味わおうではないか。
1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてニフティ株式会社へ入社。趣味はEDMと先物取引。
> 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes

まずは力作の動画2本からどうぞ

「勝手に考えた未来」と言ったが、考えたのは私ではない。

当サイトの読者のみなさまから募集したのだ。ツイッターにハッシュタグ「#100年年表」をつけてツイートしていただいたこの俺の考える未来投稿は予想以上の量、そして予想以上の想像力が結集し大変な盛り上がりとなった。

あらためて投稿くださったみなさまありがとうございます!

投稿から選ばれし2本はなんと作りこんだ動画になって当日イベントをおおいに沸かせてくれたのだった。すごいことになっているのでなにしろまずはご紹介したい。
2049年 上水道と下水道があいだをとって『中水道』に一本化される
mizio_s
監督:olo
監督は今回の作品のようなフェイクニュースのほか「架空紙幣」の作者としても有名なoloさん。ポスターや登場人物の身につけている小道具など細部まで凝っているうえ、ニュースらしい「間」が完璧で笑ってしまう。

イベント会場にはこの年表の作者であるmizio_sさんも来場、上映後にコメントをもとめられ「(「ちゅうすいどう」じゃなくて)なかすいどう…」という意外な、あっ訓読みだったんだ! という一言を残しまた会場を沸かせていた。
2029年 第15のビール発売。麦茶っぽい味わいで話題に
koooge
監督:大北栄人
こちらは当サイトライター大北さんの作品。テーマにした「第15のビール発売」のほかチークをおでこにもアゴにも塗るというさらなる未来が訪れている。このありそうでなさそうでやっぱりなさそうさ、未来を勝手に想像する醍醐味である。

「ショートショートフィルムフェスティバルかと思った(登壇したカルチャーカルチャー店長横山さんのコメント)」というくらいのそれっぽさだったので、会場には出演した女優さんが実際観覧にきてくれていたのにハッとなった(あの未来の人だ!)。

BIGLOBEとNIFTYのサービス30周年記念イベントでした

と、勝手な未来史のおもしろさにイベントの実体がなんだったかを忘れそうになってしまったが、イベントの正式名称は「BIGLOBE&NIFTY サービス30周年記念『100周年?ナイト』 」。

BIGLOBEとNIFTYのサービス開始30周年を記念して行われたイベントであった。
会場では両者の生誕を祝うケーキも登場
会場では両者の生誕を祝うケーキも登場
イベント開始前にはBIGLOBE&NIFTY両社の偉い人がお互いブランドをイメージしたオリジナルカクテルを飲ませあうという、これでいいのかという「挨拶」も
イベント開始前にはBIGLOBE&NIFTY両社の偉い人がお互いブランドをイメージしたオリジナルカクテルを飲ませあうという、これでいいのかという「挨拶」も
お祝いにso-netさんやgooさんもかけつけてくれたのが熱い
お祝いにso-netさんやgooさんもかけつけてくれたのが熱い

仮装大賞の特典盤ふう「未来メーター」がすごい

イベント中では、うその年表に対しての会場の興奮度を測るべく「未来メーター」も用意されたがこれもすごかった。

観客1人に1本ずつ配られた「いいちこ棒」に反応してメーターが上がったり下がったりする。
焼酎の三和酒類社がスポンサーのシステムなので「いいちこ棒」
焼酎の三和酒類社がスポンサーのシステムなので「いいちこ棒」
ステージ左奥にメーターがありいいちこ棒の上がり具合によりメーターが上がったり…
ステージ左奥にメーターがありいいちこ棒の上がり具合によりメーターが上がったり…
下がったりする。すげえ
下がったりする。すげえ
製作は当サイトのイベント道具製作といえばこの方々、巨大ガチャでお世話になった岩沢兄弟(右の2人)
製作は当サイトのイベント道具製作といえばこの方々、巨大ガチャでお世話になった岩沢兄弟(右奥の2人)
限られた予算のなかで仮装大賞みたいなアレを用意したいというリクエストに対して、タッパーを重ねて実装するというところに彼らのはんぱなき具現化系念能力を感じて欲しい。

未来(ドローン)をつかむ

今回のイベントは「インターネットが100年続きますように」という願いが込められている。だから100年年表なのだ。単にふざけて盛り上がりたいだけではなかった。

しかし何が起こるか誰にもわからないのが未来である。

私はこのイベントの直後にスマホを水没させたのだがイベント中はまさかそんなことになるとは1ミリも予想していなかった。そういうものなのだ未来は。

信じられるものなどなにもない未来を、しかししっかりとつかみたい。願うのは自由だ。願いをこめてエアギタリストの宮城マリオさんを呼んだ。
宮城さん。着流しでやってきた
宮城さん。着流しでやってきた
着流し……? 唐突だが宮城さんはこの日はエアギターのために来たのではない。「宮本武蔵」の役どころとして登壇したのだ。

宮本武蔵といえば箸でハエをつかむ人だろう(ざっくりとした人物紹介についてどうかご了承ください)。「つかむ」といえば宮本武蔵なのだ。

さらに登場したのが編集部の安藤。たずさえるはドローンである。
安藤はこの日のためにプロのドローン操縦の方に操縦を習って臨んだ
安藤はこの日のためにプロのドローン操縦の方に操縦を習って臨んだ
そう、未来の象徴であるドローンを、宮城さんふんする宮本武蔵につかんでもらおうというのだ。

未来をつかむ=宮本武蔵がドローンをつかむ

これが成功すればインターネットの未来も明るいという解釈だ。

(……どういう解釈だろうそれは。)

心に共鳴する「…はて…?」をかろうじて押さえ宮城武蔵はきっちりドローンを箸でキャッチしたのであった。
ブーン
ブーン
キャッチ!
キャッチ!
結構すごい。安藤はこの日のためにドローンのバッテリーを10本買って次々入れ替えながら手にまめを作るくらいドローン操縦を練習したのだがむくわれた。
ちなみにこちらも動画があります。宮本武蔵のドヤ顔をお楽しみください。
そしてイベントは終了へ。なんだろうこの3ショット
そしてイベントは終了へ。NIFTYとBIGLOBEにはさまれる宮本武蔵

なにしろ100年年表が最高だった

イベントはとにかく最初から最後まで大盛り上がりだった。

ある会社の30周年を祝うイベントで終始笑いっぱなしというのはなかなかないことなのではないか。

私が誇らしいが、この栄誉は間違いなく100年年表ご投稿のみなさまのものである。

あらためてここからはイベント中に発表された36の勝手な未来の歴史をご紹介しよう。

ライター乙幡さんによる造作と編集部 林・藤原によるニュース風画像つきです。
2019年 やっと宇宙人が来る 
nakamurayuri696
!
次ページから、こんな感じであと35本紹介します。

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