ロマンの木曜日 2017年3月30日
 

「濡れ手に粟」をいつでも実現するマシン

手を濡らすことで粟をつかみたい!
手を濡らすことで粟をつかみたい!
先日の土曜日に「頭の悪いメカ発表会2」が開催された。各媒体で頭の悪い工作をしている人を集めて隔離するイベント(トークイベント)である。

イベント用に新作を作って発表することになっていた。
今回のテーマは「金儲け」。
試行錯誤して、成功体験が出来る夢のマシーンが完成したので紹介したい。
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。
> 個人サイト むだな ものを つくる

金儲けに必要なのはビジネスチャンスをつかむことだ

金儲け。

なかなか実現するには難しいテーマだ。
そんなに簡単に金が儲かるなら苦労はしない。
金儲けには何が必要なのか考えたところ、当たり前のことが浮かび上がってきた。
ビジネスチャンスを掴む→金儲け
ビジネスチャンスを掴む→金儲け
ビジネスチャンスをつかまなければ成功しない。
つまりビジネスチャンスが突然現れたときに、それをしっかりつかむ準備が出来ていること、これが大事なのだ。

ここでより目的を明確にするために、「ビジネスチャンス」を昔の故事になぞらえて別の言葉に置き換えたい。
濡れ手で粟をつかむ→金儲け
濡れ手で粟をつかむ→金儲け
これだ。濡れ手で粟。

ビジネスマン足るもの、過去の事例に学びつつ成功したい。
つまり粟があったら濡れ手でつかまないといけないのだ。
そのためには、粟(ビジネスチャンス)をつかむ準備がいつでも出来ている必要がある。

手をすぐに濡らすことが出来る装置が必要だ。

濡らしたい、手を

ここまで実に回りくどい。
要は濡れ手で粟をつかみまくりたいのだ、僕は。

ということでまずは必要なものを買う。
会社の帰り道の成城石井で粟を買う。
会社の帰り道の成城石井で粟を買う。
粟、初めて買ったがこんなに粒が小さいのか。
色々な雑穀が売っていたのはさすが成城石井だ。
粟だけ買うのもな…と思ってサラダも買った。雑穀とサラダ、この瞬間だけ僕はOLになれたのかもしれない。
粟だけ買うのもな…と思ってサラダも買った。雑穀とサラダ、この瞬間だけ僕はOLになれたのかもしれない。
上の写真は成城石井のサラダはおいしいのでみんな買おう、という写真です。

あとはスプレーのボトルが必要だ。
おしゃれっぽい。
おしゃれっぽい。
100円ショップでスプレーを引くところが軽いものを吟味した。
ここ大事なポイントなので、同じものを作る人は参考にしてください。

スプレーボトルを買ったら、モーターを針金で固定する。
サーボモーターという回したい角度で固定出来るモーターを使う。
サーボモーターという回したい角度で固定出来るモーターを使う。
スプレーを引くところに穴を空けて、針金を通しておく。

さらに、距離が測れるセンサーをつける。
矢印のところがセンサー。シャープの測距センサーを使うといいです。
矢印のところがセンサー。シャープの測距センサーを使うといいです。
これで完成した。シンプルな作りだ。
このように動く。
!
距離センサーに手を近づけると、モーターが動く。
モーターが針金を引っ張って、スプレーのトリガーを引く。
こうすることで、手を近づけるとスプレーされるのだ。
実際に使うときはこんな感じ。
美容師が使うシザーケースに入れることで携帯性が抜群に良くなった。体と一体化している。

早速濡れ手で粟をつかみに行こう。

実践、濡れ手で粟

道を歩いていると、突然粟に遭遇する。
このようなビジネスチャンスに人はどう対応したらいいのか。
石の上にビジネスチャンス(粟)が置いてあります。
石の上にビジネスチャンス(粟)が置いてあります。
装置の有無によってどのような違いがあるか、動画をご覧いただきたい。
装置がないとただスルーするだけだ。
逃している!ビジネスチャンスを!
逃している!ビジネスチャンスを!
これではビジネスマン失格である。
そこで装置をつけるとどうなるか。
チャンスをものにする態勢を整える(手を濡らす)
チャンスをものにする態勢を整える(手を濡らす)
つかめ!ビジネスチャンス!
つかめ!ビジネスチャンス!
完全にチャンスを手にしている。
これがビジネスマンのあるべき姿であろう。
左がただの凡庸な人、右が有能なビジネスマンである。
左がただの凡庸な人、右が有能なビジネスマンである。
この装置を手に頭の悪いメカ発表会へ参戦した。
カルカルのステージに突然現れたビジネスチャンスも、もちろんつかむことが出来た。
見てください、しっかりつかんでいる!(見えづらい)
見てください、しっかりつかんでいる!(見えづらい)
ゲストで来られていたメディアアーティストの八谷和彦さんから「新作の中でこれが一番儲かる!」と太鼓判をいただいた。
八谷さんといえばナウシカのメーヴェを作るOpenSkyというプロジェクトなどをしているすごい方だ。
そんな方からお墨付きをもらえたので、これはもう億万長者待ったなしである。

ネタかぶりは良くない

とにかく回りくどい。なんだ濡れ手で粟をつかむ装置って。
元々別のネタをやろうとしたら、それかぶってますよと言われて頭の中が真っ白になって生まれた産物である。
頭の悪い工作ばかりやっている人が集まるイベントなので、みんな思考回路が似ているのかもしれない。

イベント本番直前にモーターが動かなくなったりして、そのまま旅に出たくなったりした。あー動いてよかった。
ネタかぶりが判明した図。みなさん気を付けましょう。
ネタかぶりが判明した図。みなさん気を付けましょう。
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