特集 2017年4月1日

木曜日最高!

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移ろいゆく時の流れにただ身をゆだねている我々、木。だが、そんな中でもテンションが上がる最高の時間帯がある。

それは一週間におけるあの曜日、そう、「木」曜日である。
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー)

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古来より没個性な曜日と言われがちな木曜日。
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人間たちも、週の始めにあったやる気は低下し、でもまだ週末にはたどり着けないことからも、人生の無情を最も感じてしまう曜日である。
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だがそんな彼らを慈しむかのように、実は木曜日って、人生を豊かにしてくれる最高の曜日なのであった! 今回はそんな木曜日最高説を、木なりにお伝えしたいと思う。
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●木曜日最高説(1)「週刊誌が最高!」

木曜日の最高な点といえば、まず発売される週刊誌が最高。毎週木曜日発売と言えば、なんといっても、
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「チャンピオン」。最近は大統領や総理までもが普通に巻き込まれてる「バキ」をはじめ、「弱虫ペダル」「ドカベン」などの熱いマンガが目白押し。熱すぎて、読んでるだけでつい燃えてくることだろう。木だけに。
そしてさらに木曜日は、
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「ヤングジャンプ」の発売日でもある。どのマンガもハイレベルで、中国の武将たちが戦いまくる「キングダム」なんて、もはやほとんど「木ングダム」。いま現在「テラフォ―マーズ」が休載中なのが残念だが、ゴキブリ出ないのは、木的には助かるのであった。
そしてさらに木曜日は
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「週刊文春」までも発売。毎週のスクープは大変興味深く、我々木を含めた自然界でも、その話題で持ちきりになるのであった。ちなみに、先日
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「週刊文春」の編集長の仕事術がまとめられた本が発売され、モノづくりの原点を再確認できて、木的にも、大変参考になった。
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●木曜日最高説(2)「テレビが最高!」

そして木曜日はテレビもやばい。テレビっ子にとっては、まさに最高のゴールデンタイム。
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まずはおなじみ、フジテレビ9時からの
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とんねるず。長年お世話になっているが、ノリさんの名前も「木梨」ゆえ、木的にも他人事とは思えない。
そしてその後10時からは、日テレにて
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「ダウンタウンDX」である。盤石すぎるこの流れ。松っちゃんの名前も「松」って木ゆえに、木的にも他人事とは思えないのであった。
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●木曜日最高説(3)「ゲームが最高!」

続いて、知る人ぞ知るウリとして、実は木曜日って、ゲームソフトが発売される曜日でもあるのだ。もし発売日に売り切れても、金曜日中に手配して、大事な週末には用意できるように、というダンドリのためである。
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ただ、「FF」とか世界規模のメジャータイトルの場合は、世界時間に合わせて金曜日発売なんてこともあるので、知っておこう。いずれにせよ、手にしているドリームキャストについては、気(木)にしなくてよい。
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●木曜日最高説(4)「音楽が最高!」

そもそも木曜日だが、暦的にもその語源となったのは木星、つまりはジュピターである。そんなジュピターと言えばやはり、
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バンプオブチキンのアルバム「Jupiter」。すさまじく名曲ぞろいのこの一枚。あの「天体観測」もなんだかんだで木を観測していたが、この名盤もいわば木曜日のおかげなのであろう。木曜日に聞くとより昂ぶるのである。
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●木曜日最高説(5)「街が最高!」

そして最後の最高の点だが、木曜日って、週末となる金曜日の前日ゆえに基本、空いているのである。街もお店も。その快適さゆえに、「花の金曜日」にならって、「花の木曜日」略して
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「花モク」なんて言葉が流行語になっているくらいである。まぁ流行語つっても30年ほど前のヤツ、とやや古いのが気(木)になるが、とりあえず人がいないのは最高だと言えるだろう。
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と以上のことからも、一週間のうちで木曜日が最高であることを、じゅうぶん痛感できたことでしょう。これからは木曜日が毎週来てくれるという事実を糧に、人生を歩んでいってほしいと思います。ではまたおやすみなさい…。

はい。以上いかがでしたでしょうか今週の「君だけのプレミアムサーズデイ」。今後は木曜を軸に、月~水、金~日は、流していきましょう。ではまた失礼いたします。
「ジャンプ」もほぼ木曜日発売。
「ジャンプ」もほぼ木曜日発売。
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