特集 2017年4月7日
 

ニフティ社長が5人で始球式をした

よく見るとひとり本物がいるよ!
よく見るとひとり本物がいるよ!
4月5日のセリーグ公式戦 横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツの始球式をニフティ社長である三竹兼司が行った。

ただ投げるだけではなく、本物+ペーパークラフトで作ったダミー社長4人の合計5人でマウンドにあがったのだ。

そのようすとどうしてこうなったのかを紹介したい。

(ペーパークラフトの顔は昨年大阪で開催したイベントのために開発したものです
1971年東京生まれ。ニフティ株式会社勤務。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
> 個人サイト webやぎの目

事の経緯

1. ニフティの株主がノジマになる
2. ノジマはベイスターズのスポンサーなので、新たにグループに加わったニフティ社長に始球式を打診
3. 社長は固辞して林がやるのはどうかと指示
4. 僕は「社長という肩書の人が変わったことをするほうが面白い」と逆に提案
5. いい出した手前、なにか面白い状況を作ることに

会社の再編が風が吹けば桶屋が儲かる的な話になった。

感慨深くなっている場合ではない、とにかく面白い状況を作らなければならない。面白いといったら頭が大きくなっていることだろう。この2年ぐらいそればっかりやっている。
そこでペーパークラフトの頭を作ることにした。ついでに人数も増やそう。

社長がパンツを履かずに直接ズボンを履いてノーパン始球式という案もあったが見送りとなった。

始球式のようすをどうぞ

試合前、ニフティ社長が始球式を行うことをアナウンスされた。
「本日はみなさまからわかりやすいように顔を大きくしております」という説明も入っている。
これでベイスターズファンも納得だろう。ホスピタリティからのデカ顔なのだ。
(ナレーション原稿は自由に決めていいと言われたので僕が書いた)

そして社長ズの入場である。
ベイスターズのキャラクターたちも「?」という表情をしている
ベイスターズのキャラクターたちも「?」という表情をしている
マウンドに並ぶ5人の社長
マウンドに並ぶ5人の社長
手前右にしゃがんでいるのはカメラマンである。このときのバックスクリーンの映像に注目して欲しい。
社長ズがあおりでかっこよく撮られている
社長ズがあおりでかっこよく撮られている
全員で投球するが、ボールが出てくるのは中央の社長のみ
全員で投球するが、ボールが出てくるのは中央の社長のみ
分身の術に惑わされたのか打席のベイスターズ乙坂選手は空振りであった(ありがとうございます)。

しかし社長がワンバウンドせずに100キロ近いボールを投げていたのは意外だった。「社長、すごいですね!」と普通にいってもおべっかみたいになるので言い方が難しい。
戻ってくる社長ズ
戻ってくる社長ズ
マスクをかぶっていてもスタンドからの笑い声が聞こえたので受けたと思う。
エゴサーチしてこのようなツイートも発見した。
https://twitter.com/sachiriena/status/849768251726766080
https://twitter.com/ayuplu/status/849812634887110657
受けたうえに、横浜市民にニフティの社長は5人いるという間違った情報を伝えることができた。ミッション完了である。

VIPルームで準備をする

成功のようすはお分かりいただけたと思うので、少し時計の針を戻して球場入りからの話をしよう。
始球式をするだけあって通されたのはVIPルームである。
この写真だとよくわからないのだが
この写真だとよくわからないのだが
バックネット裏の席の下である。
バックネット裏の席の下である。
放送席があるような場所だ。下のフロアは審判が判定で揉めたときにマイクを受け取るところである。あの上か。
始球式とかどうでもいいからここで野球見ようぜ、などと言いだす
始球式とかどうでもいいからここで野球見ようぜ、などと言いだす
見たことのない近さでプロ野球が見られる。グラウンドで野球部が野球をやっているのを教室から見ているぐらいの近さである。
夏の教室気分でいたいが今日の仕事をしなければならない。
社長のマスクをかぶる仕事である。
社長のマスクをかぶる仕事である。
ちなみに4人のダミー社長に入っているのは僕のほか、編集部から安藤と橋田、そして弊社同じ部の瀬津である。
唯一の全員の素顔が写っている写真
唯一の全員の素顔が写っている写真
顔が小さい社長(本物)もパワーアップさせたいので今回のために作ったギブスを装着した。(べつやくれい作)

観客席からもギブスをつけていることがわかりやすいようにバネではなく、配管用のアルミパイプを使用している。
そのせいで大リーグ養成ギブズ的な機能はなくなり、飛べないように進化した鳥のようなものになった。
ギブスを付けてアメリカンプロレス的なポーズをとる社長
ギブスを付けてアメリカンプロレス的なポーズをとる社長
こういう写真、記事としてはとても助かるが社員としては少し不安になるところではある。

練習はブルペンで

始球式の前に練習ができるという。始球式での5人の動きも確認したいので我々もついていくことにした。
ビールの売り子さんがみっちりいる関係者通路を抜けると(若返りますな)
ビールの売り子さんがみっちりいる関係者通路を抜けると(若返りますな)
ブルペンだった
ブルペンだった
中継ぎ・抑えのピッチャーが投球練習するところである。横浜スタジアムの場合は、外野スタンド下にある。フェンスの一部がパカっとあいて車に乗った選手が出てくるあそこだ。
だからリリーフカーもある!(勝手に乗った!)
だからリリーフカーもある!(勝手に乗った!)
全員社長が乗ってしまって自意識の優勝パレードみたいになっているが、あの車だ。ひと通りはしゃいだら投球練習である。
コーチのように社長を見守る社長
コーチのように社長を見守る社長
先述したように、本物の社長がいい球を投げるのだ。ギブス装着してすごい球を投げると思わせておいてヘロヘロ〜→スタジアム失笑、という流れを考えていたのだが、意外な展開である。
社長の合図で一斉に投げることを決めた。
社長の合図で一斉に投げることを決めた。
写真を見ても社長のテイクバックがしっかりしているのがわかる。
投げ終わったら両手を振ってスタンドの声にこたえるところまで段取りを決める。
投げ終わったら両手を振ってスタンドの声にこたえるところまで段取りを決める。
このような段取りと練習があって、冒頭にあるおもしろ始球式につながるのである。

 ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓