特集 2017年4月17日
 

今週は嵐→初夏→雨→春です 〜あと出し天気予報

日本海で、風が渦を巻いているところが低気圧。強い南風が吹いて、火曜(18日)にかけて春の嵐に。南風で気温は上昇。
日本海で、風が渦を巻いているところが低気圧。強い南風が吹いて、火曜(18日)にかけて春の嵐に。南風で気温は上昇。
1週間の天気予報を振り返って当たったかどうかを検証する週1連載。
勝敗とその理由を振り返ります。はたして今週の成績はどうだったのか。

(本連載は振り返りが中心で、詳しい予報は行っていません。予報が見たいかたはウェザーマップなどの専門サイトをどうぞ)
1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。
> 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki

1週間を振り返る(東京都心周辺)

1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。

パーフェクトならずの一週間でした

先週は、予報がほぼ当たりの7日間。水曜(12日)だけが、当てきれず。にわか雨があるというのは読みどおりだったものの、時間が3時間ほどズレた。

雨雲の発生する場所が、東京から思ったより南に離れていて、広がってくるまでに時間がかかってしまった。

「夕方に雨って言ってたから、夜は傘いらないと思ったのに〜」と、街の中で聞こえてくる若者の声。

昔なら、これくらいのズレでも当たりって言われたんですよ、と伝えようかと思ったが、オジサンあつかいされそうなのでやめといた。

予報が当たるようになるほど、高くなる壁。そのうち、3分くらいのズレでも「ハズれた」という時代が来るのかも。
予報の「当たり」の壁が高くなるほど、あと出し天気予報のネタは尽きない?…と、ちょっと下心。
予報の「当たり」の壁が高くなるほど、あと出し天気予報のネタは尽きない?…と、ちょっと下心。

台風1号は発生しませんでしたが暑かったです

先週は、台風1号が発生するかに注目していたが、けっきょく発生せず。フィリピン付近で、熱帯低気圧までにはなったが、台風の基準となる最大風速17.2m/s以上には到達しなかった。

基準を超えるかどうかで大きく変わる、あつかいの差。標準記録を超えてオリンピックに出られるかどうか差がつく、スポーツ選手の気分を、熱帯低気圧も味わっているのだろうか。

ただ、熱帯低気圧が発生しているということは、フィリピンあたりの緯度はもう夏モード。そこから南風にのって、ジワジワと暑い空気がやってきたため、週末は日本各地で、今年初の25℃超えとなった。

一足飛びに進む季節。ブレーキをかける雨が降るかどうかが今週のポイントだ。

【今週のみこみ】 初夏の陽気は、このままつづかない…はず

今週は火曜(18日)にかけて、春の嵐。低気圧が急速に発達して、各地に強い風や雨をもたらす。

この低気圧は、日本海から北海道へ。全国的に南風が吹き込んで、気温は高いまま。水曜(19日)頃までは、各地で初夏の陽気となる。
金曜は低気圧がきて雨が降る予測だが、はたして。
金曜は低気圧がきて雨が降る予測だが、はたして。
このままだと気温が上がりつづけてしまうが、季節のアンバランスを調整するのも、また低気圧の役目。金曜(21日)に次の低気圧がやってきて、雨を降らせ、風を吹かせつつ、大気をかきまぜて、週末には暑さを落ち着かせるはず。

ただ、金曜の低気圧が思ったよりしょぼければ、週末も気温は高いままに。

結果は来週!
!
今週の格言
『低気圧は雨や風をもたらしつつ、季節のアンバランスを調整する役目をもつ』

詰め天気

前回(4/3)の出題は、「この天気図の日に起こったことはどれでしょう?」でした。

選択肢はこの4つ。
1)札幌で雪が降った
2)青森で気温が30℃を超えた
3)鹿児島で気温が35℃を超えた
4)那覇で霜がおりた
2013年5月2日夜。
2013年5月2日夜。
正解は「1)札幌で雪が降った」でした。

5月に入っていましたが、この日は天気図が西高東低の“冬型”っぽい感じに。北海道の北東側にある低気圧が発達していて、大陸から寒気をグイグイと引きずり込みました。

オホーツク海側では5cmを超える積雪となったところもあって、札幌でも雨が降ったり雪が混じったりした一日だったんですね。

前回の問題も北海道が答えだったので、2回つづけて答えが北海道のはずはない!と思う人がいるかなぁとウラをかいてみましたが、そういう人は一人もいませんでした。。。

「高気圧は寒気、西高東低、低気圧は北海道の北。よって雪が降る。桜の季節まで雪は降りますよ。(smppさん)」

桜が咲いても雪が降ることはあるんですよねー。

「札幌で雪です。オホーツク海に猛烈に発達した低気圧があり、そこへ向けて真冬のように寒気が降りてくるパターンです。(おさかなマイスターさん)」

注目ポイント、ばっちりです!

「連日の歓迎会で,ヘロヘロになっております。解答が遅くなってしまいました。(かまきりさん)」

そういう時季ですよねー。僕もよくヘロヘロになってます!


今週の定石はこちら。
今週の定石
『5月でも冬型っぽいときの北海道は雪の可能性を疑うべし』
今回、正解した皆さんはこちら。

にしかわ09さん、はいまっとさん、キッキさん、たぁzさん、naraoさん、hiroさん、仁やマスターさん、ふなさん、smppさん、かまきりさん、あいあいさん、おさかなマイスターさん、ポールさん、トムさん、雄大積雲さん、ベルヌーイさん、桜の息吹さん、イシロさん、ニノさま、ずん先生さん、はむさん、西宮ブルボン☆さん、hennaojisanさん、シヤーライン。さん、メロポンさん。

おめでとうございます!


今週の問題はこちら。

今週の問題

この日は西日本で朝と昼間の気温差が大きく、朝が0℃未満の冬日、昼間が25℃以上の夏日となった地点がありました。このときの天気図はどれでしょう?

(ヒント)

・いずれも春〜初夏の天気図です。
・朝が冷え込む天気図はどれでしょう。

<答えはこの4つのどれかです>

1)
2)
3)
4)
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(5/1)に!
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。


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