特集 2017年5月17日
 

北限のハブに会いに行く

小宝島最高です。ハブはぜんぜん出ません。

小宝島は周囲約4kmの小さな島で、周遊する道路をすたすた歩くと30分ほどで島を一周できてしまう。
道はこれだけ。通り過ぎたら少し歩き続ければだいたい元のところに戻れる。
道はこれだけ。通り過ぎたら少し歩き続ければだいたい元のところに戻れる。
鮮烈なターコイズの海、日本かここは。
鮮烈なターコイズの海、日本かここは。
海の色を写し取ったような美しさのミナミイワガニ
海の色を写し取ったような美しさのミナミイワガニ
小宝というコンパクトでかわいい名前とは裏腹に、口を開けて見惚れるほどカリカリでかっこいい奇岩奇石に次々と遭遇する。
牧場の中になにげなく生えてる岩がかっこいい。
牧場の中になにげなく生えてる岩がかっこいい。
惑星ザルドスかと思った。
惑星ザルドスかと思った。
海岸沿いにそそり立つシンボル「赤立ち神」
海岸沿いにそそり立つシンボル「赤立ち神」
人口は約50人、居住区は東側の集落に集中し、セブン-イレブン、モンテローザグループはもちろん売店飲食店の類は一切存在せず、あるのは自動販売機が1台だけ。
学校、公園、診療所など公共の施設が立ち並ぶ通り。
学校、公園、診療所など公共の施設が立ち並ぶ通り。
役場出張所横、唯一の(たぶん)ポストがかわいい。
役場出張所横、唯一の(たぶん)ポストがかわいい。
トラクターを停めて釣り。酒の肴のオヤビッチャを狙っているとの事。
トラクターを停めて釣り。酒の肴のオヤビッチャを狙っているとの事。
ひとしきり巡回したら民宿「パパラギ」前を通り東側の海岸に向かうとほのかに硫黄の香りが漂い、あちらこちらで噴出する白煙が見える。秘湯、湯泊(ゆどまり)温泉である。
最高のロケーション。
最高のロケーション。
私がジェームズ・キャメロンだったらターミネーターを溶鉱炉じゃなくここに沈めて身も心もあったまるハッピーエンドにしただろう。あとからみんなも入ってきてほっこりしながらスタッフスクロール、NG集も流そう。
足湯ですぐ寝落ちた。
足湯ですぐ寝落ちた。
温泉の入口、坂道で寝っ転がれば岩盤浴。
温泉の入口、坂道で寝っ転がれば岩盤浴。
ゆるやかな時を刻む離れ小島で透き通った海を見つめながら温泉、風変わりな南国の植物や蝶にきゃいきゃいし、バケイションを満喫、ばかりしていたわけではない。めちゃめちゃ探していたのだ、トカラハブを。ただ、見つからなかっただけだ。
アサギマダラはいっぱいいました。
アサギマダラはいっぱいいました。
おそろしく俊敏なオオシマトカゲ。
おそろしく俊敏なオオシマトカゲ。
そのトカゲやカナヘビをいとも簡単にひっ捕えるダイサギ、目が冷酷。
そのトカゲやカナヘビをいとも簡単にひっ捕えるダイサギ、目が冷酷。
お調子者の猿のような頭をしたアカガシラサギ。
お調子者の猿のような頭をしたアカガシラサギ。
昼間でもよくハブを見るといわれている島で一番高い山、(標高103m)竹の山へ。
昼間でもよくハブを見るといわれている島で一番高い山、(標高103m)竹の山へ。
ハブは見つからずに落ちたらさくっと死にそうなところにたどり着いた。眺めは最高。
ハブは見つからずに落ちたらさくっと死にそうなところにたどり着いた。眺めは最高。
まあ、ハブは夜本気出すしねと時を待つ。空が満天の星空に塗り替わると、この小さい島のどこかで息を潜めていた夜行生物たちが活動を開始した。
近年、奄美群島と小宝島の固有種となったアマミヤモリ(たぶん)気性があらい。
近年、奄美群島と小宝島の固有種となったアマミヤモリ(たぶん)気性があらい。
カクレイワガニがラッパーのようだ。
カクレイワガニがラッパーのようだ。

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