「マッチョ」とカワイイもので最高のギャップを生み出す
モテの必須要素とも言われているギャップ。怖い人が優しかったり、プライドが高そうな人が実は繊細だったり、チャラそうな人が家族想いだったりすると、心にグッと来るものがある。一気にその人の好感度があがる。
つまり「差」があればあるほど惹かれる要素があるということだ。僕が三日三晩寝ないでギャップについて考えた結果、「マッチョ」と「かわいいもの」という2つの要素が両極端にあって、一番のギャップを生み出せるのではないかと思った。
ということで、実際にマッチョの人を呼んで、ギャップが生まれるのかどうか確かめてみることにした。
覆面レスラーのミステル・カカオさん
今回のマッチョ役として協力してもらったのは覆面レスラーのミステル・カカオさん。「覆面MANIA」という覆面レスラーを中心としたプロレス団体を立ち上げており、さらに「覆面屋工房」という覆面作りのお店も経営している。
マッチョなだけでなく経営や団体の立ち上げなどもやっているということで、すでに素晴らしいギャップを持っている。これは今日ものすごいギャップが生まれそうな予感がする。オラ、ワクワクすっぞ!
初めてプロレスラーを間近で見たのだけれど、笑ってしまうくらい身体が厚かった。ナイフを持って戦っても勝てる気がしない。ナイフ刺さらなそう。
僕の腕と比べたのだけれど、3倍くらい太さが違った。自分の腕が鶏ガラに見えてくる。かわいそう。
プロレスラーのミステル・カカオさんと事前に連絡をとったときに、
「そんなにマッチョじゃないですけど大丈夫ですか?」
と言われていたのだけれど、実際に会ってみたら想像の4倍はマッチョだった。謙虚マッチョだ。
上記の3つのパターンでやっていく。
今回は、「マッチョ×かわいい」というギャップを見るために、3つのパターンで色々と写真を撮ってみようと思った。色々な側面から検証するためだ。
ちなみにこの記事の写真撮影しているときミステル・カカオさんもノリノリでやってくれ、1時間ずっと爆笑していた。「やっぱりマッチョとかわいいもののギャップは最強だ」ということを撮影が始まって5分で確信した。
【パターン1】マッチョ×かわいいもの
まずがオーソドックスにぬいぐるみを持ってもらった。
どうだろうか、この破壊力。これをギャップと言わずとしてなんというのか。
はい、さっそく出ましたね。100点のギャップ。マッチョにカワイイものを持ってもらうだけで、一気に「萌え」の対象になるというのがわかると思う。これこそが僕が求めていた最強のギャップである。
今はかわいいぬいぐるみを抱いてもらっているが、ミステル・カカオさんは現役選手として活躍し、激しい試合を日々繰り広げている。
試合前の荒々しい雰囲気からは「かわいさ」などはまったく感じとることができない。
それがどうだろう?リラックマのぬいぐるみを抱いたときのこのギャップ。かわいいを通りこして愛しい気持ちになってくるはず。
窓辺に座るともうロマンティックがとまらない。
細い男とマッチョな男でよりどちらがギャップを感じるか確かめてみてほしい。
ぬいぐるみを抱く姿を見てもらって、もしかしたら「男がかわいいものを持てば、たいてい誰でもギャップが生まれるんじゃないか?」と思う人もいるかもしれない。そこで「細い男」と「マッチョな男」が同じものを持ったときに、どちらにギャップを感じるのか次の写真でぜひ確かめてほしい。
細くて眼鏡をかけた弱そうな僕がかわいいタオルを持っていても、たいしたギャップは生まれない。
しかし、マッチョがかわいいタオルを持つと「ミステル・カカオさんってけろけろけろっぴ好きなんですか?」と確実に聞きたくなるギャップが生まれる。
ここまで2パターン見てもらい、だいぶ「マッチョ」と「かわいい」についての理解してもらえたと思う。
ここからはもっとテンポをあげて写真を載せていこうと思う。どんどんマッチョにギャップを感じて、萌えて悶えてください。
料理のときに使用するミトンをかわいくしてみる。
「みんなー!ご飯出来たよー!!」
(フクロウのかわいいミトンをつける)
「パエリア出来たよ~!」
さりげないかわいいアイテムはほっこりすること間違いなし。さらにパエリアを運んでくるときのフライパンの持ち方が慎重な感じが、さらなるギャップを生んでいる。身体を縮こませている感じもgood!!
【パターン2】マッチョ×ちいさいもの
今度は「かわいい」ものだけでなく、「ちいさいもの」とマッチョ組み合わせてみる。なぜならマッチョは大きいからだ。「かわいくて小さいもの」とマッチョを組み合わせたときのギャップは計り知れないものがある。ドラゴンボールで戦闘力を計れるスカウターが2秒でぶっ壊れるくらい破壊力があるはずだ。
ちいさいものを持たせるだけでなく、さらに「マッチョなのに少食」というギャップも生むことができる。ダブルギャップ。
小さいお弁当箱を買ってきたのだけれど、ミステル・カカオさんに持ってもらったらより小さく見えて驚いた。
しかもお弁当箱のパッケージもアンパンマンとこれまたかわいい。
お弁当の次は小さいお菓子を食べてもらう。
好きなお菓子がぺこちゃんのペロペロキャンディ
好きすぎて両手で食べる姿も愛らしい。思わず抱きしめたくなるかもしれないが、忘れてはいけないのが彼がマッチョだというとこだ。抱き返されて背骨を折られる可能性もある。
キャンディの次に好きなお菓子はビスコ。1人でお菓子パーティーもする。
ビスコがレゴのブロックくらい小さく見える。
かわいすぎるのでこんな商品があっても良いかもしれない。「おいしくて つよくなる」というキャッチフレーズにプロテイン感がでてくる。
大きいぬいぐるみのギャップもいいが、小さい人形だとさらにギャップを感じられる。
小さい動物の人形をテーブルの上に並べて…
身を縮こませながらiPhoneで撮影。ちなみに持ってもらっているのはiPhone6なのだが、iPhone4くらいのサイズに見える。
かわいいものだけでなく、小さくて細かい作業をしているときにもギャップは生まれる。
細かい作業する姿にもギャップを感じる。ただ、我慢ならなくなってホッチキスを逆パカして破壊するんじゃないかという心配もある。
【パターン3】マッチョ×かわいい行動
最後のパターンは「かわいい行動」である。もはや「かわいいもの」など必要なく、行動だけでギャップは作ることができる。そう、かわいいは作れるのである。
僕がかわいいと思うしぐさTOP10に入る女の子の行動。ぶりっ子だと言われようがかわいいものはかわいい。
両手でメロンパンを食べる。かわいいを通りこしてファンシーですらある。黄色いTシャツも相まって、だんだんポムポムプリンみたいに見えてきた。
明らかに片手で持てるおにぎりを両手で食べる。
口を拭くときの仕草もかわいい!!
美顔ローラーは「女性のもの」というイメージが僕にはあり、マッチョとは程遠い存在だ。
休日をこう過ごしていたら完全なるギャップである。(マスクの上から美顔ローラーを使用して効果があるのかは不明)
「明日のデートはどこ行こうかな~♪」と考えていてもおかしくない女子力の高さである。
思わず「その筋肉なんだよ!!」とツッコミたくなること間違いなし!
マッチョなのに全然フタがあけられない。
結局、開けられなくて人に頼む。
しかも飲むのはキレートレモン。そこにもギャップを感じる。
身体が大きい人は、なぜか「お酒が強い」と思われがち。そこの意表をついたギャップ。
「いや~…実は僕ビール飲めないんですよ…!」
「ほろよいが好きなんです!」
豪快なマッチョは大の字で寝るイメージがある。そこを極限まで小さくなって眠る姿にかわいさを感じずにはいられない!
「猫はこたつで丸くなる」と同じで「マッチョはソファーで丸くなる」という歌詞の童謡をぜひ作ってもらいたいくらい、かわいさで溢れている。
「マッチョ」と「かわいい」は最高のギャップが生まれるということがわかったと思う。これを超えるギャップはなかなかないと思うので、マッチョの方々はぜひ試してFacebookなどで写真を上げてみて欲しい。きっと「いいね」が死ぬほどもらえるはず。
この次は「かわいい女の子×いかつい」などとして、かわいい女の子に釘の付いたバットなどを持たせて新しいギャップを生んでみたい。