特集 2017年6月27日

ウラジオストクの車がパラレルワールドっぽい

旅先で気になる車を探そう
旅先で気になる車を探そう
旅先のロシアのウラジオストクで、車を観察してみた。古いタイプの日本車が走ってたり、見慣れた業者の車が走ってたり。ところどころ日本っぽいのにどこかが違う。なんだか普段見慣れてる光景のパラレルワールドっぽくもある。

そんな現地の車事情を簡単に紹介しつつ、個人的に気になったベスト5を決めよう。
島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー

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たまに見かける日本のもの

ちょっと前のこの記事でも書いたが、ウラジオストクは思いのほか近い。だからか車以外にも日本のものをたまに見かける。
自販機もそのまんま
自販機もそのまんま
ちゃんと振って飲んでもらえてるのか心配になってくる
ちゃんと振って飲んでもらえてるのか心配になってくる
小銭投入口もそのまんま
小銭投入口もそのまんま
スーパーにも見慣れたものが
スーパーにも見慣れたものが
本題の車はというと、日本の中古車が多く輸出されており、10年以上前の古いものでもそのまま走ってたりする。

どうやらもうすぐ「そんなにすごく古いものは使うな」という規制がされるようなので、古いのを見られるのもきっと今のうちだ。
ちょっと古い車が趣味の人にうってつけの観光地なのでは
ちょっと古い車が趣味の人にうってつけの観光地なのでは
道路も右側通行で日本と逆だが、そもそもの道路の様子がだいぶ違う。隙あらば路駐してある。

その事情を聞いてみたところ、数年前のAPECのタイミングであちこちの道路の幅が拡張されたが、その広げた分の車道が駐車スペースになってしまったらしい。
拡張された道路がそのまま路駐天国に
拡張された道路がそのまま路駐天国に
ズラララ……
ズラララ……

気になった車を紹介

ここで突然だが、気になった車ベスト5を発表しよう。まずこちら。

第5位。花が付いた車。どうやらこれは結婚式の車らしい。土日だったこともあってか何度か見かけた。
こういう習慣があるのか
こういう習慣があるのか
つぎに第4位。日本の業者の車。

業者の車については「日本で使われてたそのままの状態のものが、いっぱい走ってるらしい」と聞いてたので楽しみにしてた。けどそれも減ってきてるようで、そんなには見なかった。
運送系のやつを何度か見た
運送系のやつを何度か見た
あっちにも見慣れたやつ
あっちにも見慣れたやつ
近年ちゃんと塗り直して使われることが多くなってる……って、そのままでいいのに。

第3位。一瞬目を疑った車。
すごく小さな子供が妙にリアルな車に乗ってる(大人がラジコンで操作してる)
すごく小さな子供が妙にリアルな車に乗ってる(大人がラジコンで操作してる)
公園の一角で借りれるようになってたが、唐突に現れたので、ここにも唐突に食い込ませてみた。

第2位。謎の漢字が書いてある車。
どういうこと
どういうこと
これについては「自分の好きな言葉を日本語の漢字にして、ロシア人が車に貼る」のだと、現地ガイドさんに聞いた。え、輸入されてきたときに既に付いてたやつじゃないのか。

そして第1位がこちら。
猫!! しかもロシアっぽい
猫!! しかもロシアっぽい
飼い猫だろうか、素材だろうか。なぜここに猫を。

……という具合に旅行中に気になった車を振り返ってみた。つぎの機会があればこの猫を上回る車を見たい。

日本で見慣れてるはずのものでも、妙に現地に馴染んでた。移住先で元気にやってる姿を見た感がある。

あと車と言えば、バスは元々は韓国や中国からきてるものが多いようで、乗るたびに内装がちょっとずつ違ってた。
一度だけバスにこんなカーテンがついてた
一度だけバスにこんなカーテンがついてた
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