特集 2017年7月17日
 

ホームセンター・ジョイフル本田は巨大すぎて2泊3日で行くべき

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ホームセンターはすべての人を満足させる。職人や工作好きには工具や素材があるし、動物好きや植物好きにはペットショップも園芸用品もある。主婦には生活必需品があるし、学生のことは無数の文具が出迎えてくれる。この手広さ。八百万の神のうち二百万くらいはホームセンターにいるのではないだろうか。

そんなホームセンターだが、先日ライターの爲房さんと話していたところ、千葉にバカでかい店があるという。「地平線が見えます」とのこと。ホームセンター好きとして、いてもたってもいられなくなってしまった。
インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変な音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。

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8時間かかる広さ

で、来た。うわさのホームセンターとは、ジョイフル本田 千葉ニュータウン店だ。北総線の印西牧の原駅より徒歩15分。
矢印の白いテント、あそこでまだ半分である
矢印の白いテント、あそこでまだ半分である
広い。めちゃくちゃ広い。建物や車があるので地平線こそ見えなかったが、小雨の振るなか、遠景がかすむ程度には広かった。
敷地面積は東京ドーム3.6個分。関西の方にもわかりやすくいうと、ひらかたパークよりちょっと大きいくらいである。
相対的に自分の存在が小さく感じられ、「壮大な冒険の旅に出かける」気分になる(左がライター爲房さん、右が筆者。)
相対的に自分の存在が小さく感じられ、「壮大な冒険の旅に出かける」気分になる(左がライター爲房さん、右が筆者。)
この日は僕と爲房さんにくわえ、ライターのネッシーあやこさんも同行。
取材では広報担当の方に店内を案内してもらったのだが、ひととおりざっと見るだけでたっぷり8時間かかった。気になるものをかなり我慢してのそれだ。じっくり見れば余裕で2泊3日は楽しめる物量である。
広大な敷地を移動するため、動く歩道も完備されている。はしゃいで乗ってそのまま一人だけ流れていく爲房さん
広大な敷地を移動するため、動く歩道も完備されている。はしゃいで乗ってそのまま一人だけ流れていく爲房さん

商品もでかい

広さを伝えたいあまりつい面積の話ばかりしてしまったが、ただ広大なわけではない。店が広いということは、つまりこういうことだ
・商品ジャンルが幅広い
・同じジャンルの商品でも種類が多い
・見たことないようなでかい商品がある

2番目までは想像の範疇だと思うが、問題は3番目。例えばこんなのがある。
4mくらいありそうな脚立
4mくらいありそうな脚立
1mくらいある結束バンド
1mくらいある結束バンド
(参考)家にあった普通の結束バンド
(参考)家にあった普通の結束バンド
ビニールハウスの骨組み
ビニールハウスの骨組み
水が1トン入るポリタンク。水道代が気になるレベル
水が1トン入るポリタンク。水道代が気になるレベル
このコンテナは1200リットル入る。水なら1.2トン。
このコンテナは1200リットル入る。水なら1.2トン。
単位が違う。アメリカのホームデポみたいだ。アメリカとの違いは、大きいのだけじゃなく、ちゃんと小さいものもあるところ。
5mmのネジもちゃんとある(アメリカにもあるか)
5mmのネジもちゃんとある(アメリカにもあるか)
とにかくサイズ展開が幅広いのだ。あーこれいつも行くホームセンターにもあるね、という品々が、それに加えて2サイズくらい大きいのまである。
殺虫剤のボトルがずっしり重く、ダンベル代わりになりそう
殺虫剤のボトルがずっしり重く、ダンベル代わりになりそう
セット品も大きい。35mのトイレットペーパーが18個入ったパックがさらに3パック。約2km!(1890m)
セット品も大きい。35mのトイレットペーパーが18個入ったパックがさらに3パック。約2km!(1890m)
大きいのは商品だけではなくて、それに伴っていろんな設備もでかい。
例えば、インテリアコーナーにあるじゅうたんを切ってくれるコーナー。ホームセンターでは割とよく見かける設備だと思うが、こんなのは見たことないはずだ。
上で20人くらいの宴会できそう
上で20人くらいの宴会できそう
工具も相応に大きく、4mの金尺があった
工具も相応に大きく、4mの金尺があった
こんなところで切るようなサイズのじゅうたんは人力では持ち上げられない。それを持ち上げるための器具がある!
こんなところで切るようなサイズのじゅうたんは人力では持ち上げられない。それを持ち上げるための器具がある!
人力の限界を超えてでも大きいものに挑む、という気概を感じさせる設備である。
続いてこの部屋もでかい。
木材を買った後に切ってもらう工作室。この敷地でコンビニなら4件くらい建ちそう
木材を買った後に切ってもらう工作室。この敷地でコンビニなら4件くらい建ちそう
他にも資材売り場の、鉄骨など重量品の多いコーナーにはクレーンがある。ここでも「人力の限界などに店の邪魔はさせん」という強さを感じる。
全然ピントが合ってないにもかかわらず爲房さんの目が輝いているのがわかる1枚
全然ピントが合ってないにもかかわらず爲房さんの目が輝いているのがわかる1枚
買ったものを入れておくだけのコインロッカーまで、人が入れるサイズである。
このサイズで無料!
このサイズで無料!
無料コインロッカーがでかい。今まで思いつかなかったタイプの斬新なお得感を見せつけてくる。

建物が買える

大物といえば、個人的にグッと来たのは、建物が買えることだ。建物といっても建売住宅とかではなく、ログハウス。キットになっていて、ここで材料を購入し自分で組み立てることができる。(組み立て込みで注文も可)
外観……が写真に入りきってなくてすみません。中に入ると
外観……が写真に入りきってなくてすみません。中に入ると
カフェ経営のシミュレーションを始める爲房さん
カフェ経営のシミュレーションを始める爲房さん
ロフト付きのモデルも!
ロフト付きのモデルも!
こっちはログハウスではないけど、設置するだけの小屋
こっちはログハウスではないけど、設置するだけの小屋
後者は普通に考えたら物置なんだろうけど、これを自宅の庭に置くことを想像すると夢に溢れすぎていて、「物置」の一言では片付けられないものがあった。むしろアネックスと呼びたい。それを見越したかのように、ディスプレイとして書斎風や、子供部屋風の内装が作ってあったりする。いい小屋に財布の紐がゆるんでいく体験、ほかのお店ではありえない。(土地がないので購入は思いとどまることができた)

で、これだけでは終わらない。ジョイフル本田で建物を手に入れるには、さらにもう一つの選択肢がある。それがジョイパネだ。
こういうパネル。木の板の四辺に枠がついている
こういうパネル。木の板の四辺に枠がついている
このパネルの枠部分をボルトでつなげていくことによって、構造物が作れる。
こういう小屋が!
こういう小屋が!
さらにウッドデッキなんかも同様にパーツ化されていて、組み合わせてDIYすることができる。
DIYと言われて想像する範疇を超えてる
DIYと言われて想像する範疇を超えてる
ログハウスを建てるか、小屋を買って置くか、自分で作るか。「庭に小屋を設置したい」と思ったときに、選択肢が3通りある店、それがジョイフル本田なのである。

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