特集 2017年8月12日
 

40年前の父と同じ写真を撮りたい(デジタルリマスター版)

バスに合わせるため想定外の朝5時起床。

実は…色々な人たちに怒られそうだが、前日の夜までこの山を甘く見ていた。
早朝の奥多摩方面電車には山ボーイ&山ガールだらけ
早朝の奥多摩方面電車には山ボーイ&山ガールだらけ
2時間程で登れる低山である。経験者のブログを見ても「軽装でOK」「初心者向け」「ハイキングにいい」と書かれていたから、まあ動きやすい格好なら大丈夫と思って特に準備していなかった。

しかし今回つきあってくれた友人がどうやら高尾山とは違うらしいと前日に力説してくれた。

「普段着でも大丈夫じゃないの?」と面倒臭がりつつも、直前に調べたバスの少なさにようやく本格登山の匂いを感じとり、きゅうきょ登山靴やウィンドブレーカーを引っ張り出し(母の)、防寒着やカイロ等を大量にリュックに詰め(最後まで使うことは無かったけど)、とりあえずルートを(他人のブログを丸々)印刷。

このとき出発4時間前。
なので寝不足。山でもガールでもない感じの即席ファッション。
なので寝不足。山でもガールでもない感じの即席ファッション。
こうして素人2人で若干の不安を抱きつつ、電車やバスを乗り継ぎ登山を開始。

登るのは頂上まで最短で行けるコースを選んでいた(甘く見ていたから)。その為いきなりの急斜面・・・運動不足の体にはこたえる。すぐに暑くなった。
最初は涼しかったけど
最初は涼しかったけど
すぐさま暑くなってウィンドブレーカーを脱ぎ
すぐさま暑くなってウィンドブレーカーを脱ぎ
結局ワイシャツになった
結局ワイシャツになった
ノロノロゼエゼエ
ノロノロゼエゼエ
このコース、最初は小川とワサビ畑が並び涼しげで心地良い風景があったのだが、途中からは杉の木しか見えないような激しい坂が頂上まで続く。
ひたすら杉ですよ。
ひたすら杉ですよ。
迷いようがない道だからか、途中に案内板がほとんど無い。いまどの辺りかも分からないままゼエゼエと汗をかきながら登る。あまり人気のないコースなのか、人けは少なかった。途中で出会ったのは5人くらいか。
案内板もっと増やして・・・!
案内板もっと増やして・・・!
確かにあまり調べずに行ったのが悪いのだが、あとどの位登るのかが分からないのは辛かった。いつゴールするのだろうと早くも挫けそうになる。
すると突然現れた犬たち
すると突然現れた犬たち
突如、首輪をした大きい犬が2匹、私たちの横をへっへと通って仲良く通り過ぎすぐに視界から消えた。・・・犬達だけで散歩?


突然の事に足を止めたついでにちょっと休んでいると、犬達が戻ってきてまた私たちの横を通って降りていった。
どけどけーい
どけどけーい
既に疲労していた友人は「もしかして頂上まで行って戻ってきたのかな、だとするとそんな遠くないかもね」と適当な事を言って無駄に希望を持たせたられたが、結局ここから1時間半歩いた。

こんな事もありつつ、汗だくになりながらちょこっとずつちょこっとずつ、途中でチョコを食べながら頂上に近づいていった。
杉が無くなってきた。もうすぐ頂上か?!
杉が無くなってきた。もうすぐ頂上か?!
バスを降りてから2時間半後、ようやく杉の木とは違う風景が見えてきた。

ああやっと、父の見た景色がもうすぐそこに!

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