特集 2017年8月14日
 

今週は夏の高気圧が完全にやる気なしです〜あと出し天気予報

14日(月)の天気図。夏の高気圧は、南で夏休み。北からは涼しい空気、西からは雨雲がやってきて、仕事をしてしまう。
14日(月)の天気図。夏の高気圧は、南で夏休み。北からは涼しい空気、西からは雨雲がやってきて、仕事をしてしまう。
1週間の天気予報を振り返って当たったかどうかを検証する週1連載。
勝敗とその理由を振り返ります。はたして今週の成績はどうだったのか。

(本連載は振り返りが中心で、詳しい予報は行っていません。予報が見たいかたはウェザーマップなどの専門サイトをどうぞ)
1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。

前の記事:「台風5号のあと、夏空は続かず?〜あと出し天気予報」
人気記事:「今週は台風の北上で、不機嫌な人が増加? 〜あと出し天気予報〜」

> 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki

1週間を振り返る(東京都心周辺)

1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。

梅雨の予報を振り返ってるみたいです

一日スカッと晴れる日がなく、毎日、雨が降った先週。梅雨のような天気だ。

もちろん、というと怒られそうだが、そんな天気では予報の成績が上がるわけはなく、さんざんな結果に。せっかく、今年は上半期の成績が好調だったのに、ここにきて不順な天気に足をひっぱられている。

すべては夏の高気圧のせいだ、と言いたくなるくらい、南から夏の高気圧がぜんぜん張り出してこない。

かわりに、顔を出しているのが北のオホーツク海高気圧。涼しい空気や湿った空気を、北から送り込んでくる。これ、完全に天気が不順になるパターン。夏の盛りにこれはマズい。

今週、夏の高気圧はお盆休み状態に。
最近、謝ってばかりな気がします。暑くなるはずの夏の予報も、ほんとスミマセン。
最近、謝ってばかりな気がします。暑くなるはずの夏の予報も、ほんとスミマセン。

【今週のみこみ】夏の高気圧が不在中に雨雲がやりたい放題です

今週も、北にはオホーツク海高気圧が陣取って、涼しい空気と湿った空気を送り込む。 夏の高気圧は弱いまま、北へ張り出せない状態がつづく。
夏の高気圧は、完全にやる気なし。雨雲がスルスルっと列島へやってくる。
夏の高気圧は、完全にやる気なし。雨雲がスルスルっと列島へやってくる。
ノーガードの日本列島をねらって、火曜(15日)〜水曜(16日)は、西から低気圧や前線。各地で曇りや雨となって、夏はどこへ?といった感じに。

せめて、今週後半は夏の高気圧が巻き返して、少しは夏空がもどってくるか? 夏の高気圧が弱いままなら、今週はほぼずっと曇りや雨に。

結果は来週!
!
今週の格言
『夏の盛りにオホーツク海高気圧が顔を出すと、不順な天気は避けられず』

質問コーナー

「日本の気象予報士の資格は海外でも通用するのでしょうか? または、海外の資格が日本でも利用できたりするでしょうか。」

国内だけなんです。

気象予報士は、日本の国内だけで使える資格なんですね。海外に行って、「ぼく、気象予報士なんです」と言っても、「へぇ、天気の専門家なんだね」くらいの反応で、特に何かできるわけでもありません。

逆も同じで、たとえばアメリカには、気象学会が認定する制度がありますが、気象の専門家として認定された人が日本に来ても、似た反応になりますよね。気象の業務とか、日本で何かに利用できるわけでもありません。

最近は、海外の気象会社が出した日本の土地の天気予報が、ネットでふつうに見られます。国境で何かを決める意味が、うすらいできているんですね。しかも、コンピューターが自動で出している予報が流通しています。

もし、海外産の予報のほうが当たるとなったら、日本の気象予報士はいらないね…となっちゃいますよね。その影を意識しながら、日々、予報に、いいわけに精進していきます!

詰め天気

先週の問題は、こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします!

追加のヒントは、「西(左)のほうに台風8号が見えます。季節は?」です。
すでに解答をいただいたかたでも、答えを変更してOKですよー。

解答はこちらから↓
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