特集 2017年9月27日
 

関東育ちにとって、北陸加賀はパラレルワールド

山中温泉最高はもうちょい続く

あやとり橋から先に進むと今度はこおろぎ橋。名前の由来は諸説ありますが、木で出来た、これまた美しい橋です。

なにこの橋天国。
いい橋ですねぇー。
いい橋ですねぇー。
擬宝珠(ぎぼし)が可愛いですねぇー。
擬宝珠(ぎぼし)が可愛いですねぇー。
橋の下に降りるとまた絶景でした。
あとで撮った写真を見たら、微妙に違うだけの写真が20枚くらいあった。
あとで撮った写真を見たら、微妙に違うだけの写真が20枚くらいあった。
ずっとここで緑と橋を見ていたくなります。
目が良くなっちゃいそう。
目が良くなっちゃいそう。

道の駅に古い電車があった

ちょっと離れたところにある道の駅に行くと、隅っこに電車がありました。
この雑然さがすごい。
この雑然さがすごい。
昔この辺には『山中温泉軌道』という鉄道が走ってて、そこで『ロマンスカー』として走ってたのがこの『しらさぎ』だそうです。
純国産では初のオールアルミ、曲面ガラス使用。鉄道の近代化に貢献した『山中温泉の宝』だそうです(説明パネルより)。
純国産では初のオールアルミ、曲面ガラス使用。鉄道の近代化に貢献した『山中温泉の宝』だそうです(説明パネルより)。
で、中に入れます。
懐かしい感じ。
懐かしい感じ。
昔、電車にはクーラーがなくて夏はこういう扇風機が回ってたんですよ。暖房はあった気がします。
昔、電車にはクーラーがなくて夏はこういう扇風機が回ってたんですよ。暖房はあった気がします。
運転席はかなり開放的で、腰の高さに仕切りがある程度。
ドアは開いてたので、もしかして運転席に座ってもよかったのかな。
ドアは開いてたので、もしかして運転席に座ってもよかったのかな。
昭和感あふれるデザインがたまらんです。『ザ・機械』という感じ。
扉、車内放送、整理券発行機、運賃箱などの操作盤。全部アナログ。
扉、車内放送、整理券発行機、運賃箱などの操作盤。全部アナログ。
マスコンとかその辺のやつ。
マスコンとかその辺のやつ。
タイムスリップしたような写真を撮れるので、山中温泉に行ったら中で写真を撮るのをおすすめします。
これがインスタ映えってやつでしょうか。
これがインスタ映えってやつでしょうか。

なんか押し寿司文化らしい

食べ物のターン。

加賀ではどこでも押し寿司が売られてていて、笹寿司と柿の葉寿司をよく見かけました。
柿の葉寿司は売り切れだったので笹寿司を買ってみました。
柿の葉寿司は売り切れだったので笹寿司を買ってみました。
海の近くなのに押し寿司?という感じもありますが、なんだか文化的には西日本に近い感じがします。
鮭と鯛の2種類が入ってます。6個。多い。
鮭と鯛の2種類が入ってます。6個。多い。
鮭。わたくし、実は押し寿司が大好きです。
鮭。わたくし、実は押し寿司が大好きです。
鯛はこぶ締め。
鯛はこぶ締め。
夕方買って、食べきれなかったので翌日半日持ち歩き、お昼に食べました。

推奨はされない気がするけど傷んでませんでした。

無を食べた

1日目に食事をしたらお造りが出てきて、ツマが謎の透明なやつでした。
甘エビとかマグロ自体は普通においしかった。
甘エビとかマグロ自体は普通においしかった。
見た目は、『溶かしたアクリルを小さい穴から出して水に落として固めたやつ』みたいで、箸で持った感触も大体そんな感じでした。

食べられるの?と思って食べてみると。

無味。
無の味です。
無の味です。
海藻?こんにゃく?っていうか本当に食べていいの?なんて思いましたが、正体は海藻の成分を固めたものだそうです。

北陸ならではの食べ物なのかは分かりませんが、異世界体験としては面白かったです。

文化のターン

いつからターン制になったのか。

今回の旅の目的は九谷焼について知りたい、あわよくば良い器を買いたいというものだったので、山代温泉にある九谷焼窯跡展示館に行ってみました。
すっげーよかった。
すっげーよかった。
この前に大聖寺にある九谷焼の美術館にも行ったんですが、こっちの方が素敵でした。
半製品が並んだ工房の様子。こういうの見たいんですよ。
半製品が並んだ工房の様子。こういうの見たいんですよ。
製作工程。まず白い皿を焼いて、輪郭線を書いて焼いて、色を付けて焼く。何回も焼くので手間が掛かってるのです。
製作工程。まず白い皿を焼いて、輪郭線を書いて焼いて、色を付けて焼く。何回も焼くので手間が掛かってるのです。
九谷焼ってのは、下の写真みたいな黄色とか緑とかを使った派手な絵皿のことです(雑な説明)。
九谷焼は大雑把に言えば、古九谷と九谷に分かれてまして、古九谷は1650年ころに生まれ、50年くらいで一度途絶えました。

その100年ちょっと後に吉田屋伝右衛門が再興したのが九谷焼。

吉田屋さんがかなり頑張ったので、典型的な『九谷焼っぽい器』を吉田屋風とか『吉田屋九谷』なんて言ったりもします。
九谷焼年表。古九谷と九谷は完全に断絶してるのが面白い。
九谷焼年表。古九谷と九谷は完全に断絶してるのが面白い。
昔の窯跡も発掘されていて間近で見られます。
大きな登り窯跡。300年前、ここで名品が作られていた。ロマンですな。
大きな登り窯跡。300年前、ここで名品が作られていた。ロマンですな。
上からも見られます。一度に1万枚の器を焼けたそうな。
上からも見られます。一度に1万枚の器を焼けたそうな。
小さめの登り窯。
小さめの登り窯。
写真は撮れなかったけど、館内には良い皿も展示されていて、とてもよかったのです。おすすめ。
銀行のショーウインドーです。加賀は至るところにこういう壺が置かれています。これは、いいものだ!
銀行のショーウインドーです。加賀は至るところにこういう壺が置かれています。これは、いいものだ!
一方で、ここでは焼き物がフィラデルフィア・エクスペリメントみたいになってました。
一方で、ここでは焼き物がフィラデルフィア・エクスペリメントみたいになってました。

何枚か買った

九谷焼はなぜか5つセットで売られることが多く、1つ3,000円としてもセットで15,000円とかになってしまいます。買うとなると高いのが難点です。

撮影に使うのが目的なので1枚でいいんですよ。

そしたら、前述の山中温泉に1枚ずつ買えるお店があって、古めの器を格安で買えました。
全部で5,500円でした。コレクターじゃないんだから1枚ずつあればいいんですよ。
全部で5,500円でした。コレクターじゃないんだから1枚ずつあればいいんですよ。
店の看板とかなくて、ワゴンセールしてて明らかに他のお店より安かったので入ったら、店内全部ワゴンセールみたいな値段でした。
500円。手書きでこの値段はあり得ないと思うのだけど。もう1個買えばよかった。
500円。手書きでこの値段はあり得ないと思うのだけど。もう1個買えばよかった。
花とトンボが可愛い。仕事量(一般に絵が複雑で手が込んでる物ほど高価)は少ないけど、にしても1000円は安い。
花とトンボが可愛い。仕事量(一般に絵が複雑で手が込んでる物ほど高価)は少ないけど、にしても1000円は安い。
アメリカンドッグが素敵になります。
アメリカンドッグが素敵になります。
アメリカンドッグが出てきたところで、次は食べ物のターンです。

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