特集 2017年9月27日
 

関東育ちにとって、北陸加賀はパラレルワールド

スーパーで色々買ってきた

4ページ目の食べ物のターンは、スーパーで買った色んな食べ物ですよ。

どれもこれも関東のスーパーでは見かけないものです。
異世界の食べ物たち。
異世界の食べ物たち。
パラレルワールドのかまぼこは平たかったり巻いてたりします。
パラレルワールドのかまぼこは平たかったり巻いてたりします。

治部煮を作ってみました

加賀では治部煮という、とろみが付いた煮物をよく食べるというので作ってみました。

食べたことない料理を勘で作ったので、味的に合ってるのかはよくわかりません。
見た目は雅な感じですね。赤巻とすだれ麩を使いました。
見た目は雅な感じですね。赤巻とすだれ麩を使いました。
味としては、『正月に食べそうな感じ』です。

全体的にとろみが付いていて謎の高級感があります。とろみには高級感を増す効果があるっぽい。
鶏肉に小麦粉を付けて煮ます。煮汁も最後に小麦粉でとろみをつけます。片栗粉じゃないのは、昔貴重だったからでしょうか。
鶏肉に小麦粉を付けて煮ます。煮汁も最後に小麦粉でとろみをつけます。片栗粉じゃないのは、昔貴重だったからでしょうか。

油揚げは地方色が出て面白い

旅行に行くとその土地の油揚げを買うのだけど、加賀では『ざぶとん揚げ』という大きくて分厚い油揚げが売られてました。

栃尾の油揚げに感じが似てますが、形は正方形で重みがあります。

寒い地方では生き物が大型化するそうですが、油揚げも巨大化しがちです。
実はおとなり、福井のものらしい。福井県は油揚げの消費量が日本一なのだそうな。
実はおとなり、福井のものらしい。福井県は油揚げの消費量が日本一なのだそうな。
『ざぶとん揚げ』で画像検索すると出てくるパッケージには2代目の写真しかないので、どうやら最近代替わりしたっぽいです(ミニ情報)。
三代目の背中を見守る二代目。
三代目の背中を見守る二代目。
大きくて厚くて重い。
大きくて厚くて重い。
焼いて薬味とか鰹節とか掛けるだけでおいしい。僕は油揚げが好きなのです。
キツネ憑きかってくらい油揚げをよく食べます。
キツネ憑きかってくらい油揚げをよく食べます。
こんなに厚いのに、中は油揚げっぽいスポンジ状です。厚揚げとは違います。
こんなに厚いのに、中は油揚げっぽいスポンジ状です。厚揚げとは違います。

兼六園と金沢城にも行きました

パラレルワールド旅行三日目、東京に帰る前に金沢の兼六園と金沢城にも寄りました。
記念撮影してたら知らない人に撮られてる感じ。
記念撮影してたら知らない人に撮られてる感じ。
左の石垣が急に雑になってて面白かったとこ。
左の石垣が急に雑になってて面白かったとこ。
金沢城は苔がキレイでした。
金沢城は苔がキレイでした。
本丸跡は森になってました。当時、建ててすぐ火事で燃えちゃって、再建もしなかったらしい。平和だったんでしょう。
本丸跡は森になってました。当時、建ててすぐ火事で燃えちゃって、再建もしなかったらしい。平和だったんでしょう。

兼六園界隈の金箔っぽさ

金沢城の近くに前田利家の像があるというので見に行ったら、頭だけ金色でした。
兜だけ金色の前田利家。
兜だけ金色の前田利家。
いたずらで兜だけ金色にされたとか、全身金色にされたけど兜以外は元に戻したとか、いくつかの説があるようです。
真偽不明の金色。
真偽不明の金色。
ソフトクリームも金色だったりします。
この形で黄金って、隠語だろうか。
この形で黄金って、隠語だろうか。

地味な食べ物

食べ物のターンは金箔から一転して地味な『圓八のあんころ餅』。

金沢駅のお土産物屋さんで山盛り売ってますが、消費期限が当日です。
買ってその日に食べなきゃいけないおみやげ物って、そんなのアリですか。
買ってその日に食べなきゃいけないおみやげ物って、そんなのアリですか。
大雑把に言えば、『洗練されてない赤福』です。
大雑把に言えば、『洗練されてない赤福』です。
早速買ってきた皿に盛る。
早速買ってきた皿に盛る。
甘さ控えめのあんこと柔らかい餅が赤福っぽくておいしい。
甘さ控えめのあんこと柔らかい餅が赤福っぽくておいしい。
あんころ餅の由来が書いてある紙が入ってて、その内容がひどくて笑いました。
奔放すぎる夫と、夢で見たものを実際に作って商売した妻の物語。
奔放すぎる夫と、夢で見たものを実際に作って商売した妻の物語。
要約すると、 「天狗になる!」

と出ていった夫が夢枕に立ち、

「京都で鞍馬天狗やってます。この様にあんころ餅を作ればもうかります」

というのでその通りにあんころ餅を作って売ったら儲かりました。夫は帰ってきませんでした。

という話です。

あなたは夫が「海賊王になる!」と言ったら止めますか。普通止めますね。

アパホテルの漫画が面白い

加賀の夫婦と言えばアパホテルの社長夫妻でしょう。APAグループは石川県が創業の地です。

アパホテルに泊まると客室に自伝漫画が置いてあります。

冗談半分で読んでみたらすっげー面白かった。
冗談半分で読んでみたらすっげー面白かった。
『逆張り』で成功したそうですが、確かに人と同じことをやっていても埋もれるだけです。

逆張りとはリスクですが、リスクなくしてリターン無し。
そうです、ろくろを回しながらビジネスについて語ります。
そうです、ろくろを回しながらビジネスについて語ります。
ところでアパホテルの朝食に出てくるカレーがとてもおいしいです。『社長カレー』という名前だそうです。

具が無かったのは食堂に行ったのが遅かったせいでしょうか。
このカレーを食べたいので、またアパホテルに泊まりたい。
このカレーを食べたいので、またアパホテルに泊まりたい。
ろくろで廻ってる土をこういう形にするのはなかな難しく、というか、考えてみたら僕に器の形のビジョンなんてありませんでした。

ビジネスもビジョンが大事です。
ビジョンなしで適当なコップを作る。
ビジョンなしで適当なコップを作る。
とっちらかった加賀特集、いかがだったでしょうか。加賀に行ってみたくなったでしょう。

是非行って、ささげ餅とえびす寒天を食べてください。
ビジネスについて語るなど、慣れないことはしない方がいいと思います。
ビジネスについて語るなど、慣れないことはしない方がいいと思います。

やっぱパラレルワールド

北陸は、もちろん関東とも違うし西日本とも東北とも違った、『どこかに似てるけどどこか違う』という微妙な線で、やっぱり個人的にはパラレルワールドでした。

なにかちょっとした過去の歴史がズレてる世界。それを当たり前のこととして生活してる人がたくさんいて、そこに飛び込むのは異世界探訪っぽくて楽しかったです。

自分にとってのパラレルワールドを見つけてたまに遊びに行くと面白いですよ。加賀、また行きたいな。
そばつゆはうどんの汁みたいな色で昆布だしでした。食文化は関西よりなのかもしれません。
そばつゆはうどんの汁みたいな色で昆布だしでした。食文化は関西よりなのかもしれません。

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