特集 2017年12月7日
 

地面に書かれた謎の記号から地下が見える

渋谷から広尾まで

電車に乗って渋谷まで移動した。ここから広尾まで地面を見ながら歩こうということになった。
渋谷
渋谷
渋谷川にかかる橋に、さっそくいいのがあった。
NTT 4条1段
NTT 4条1段
4条っていうのはきっと4本の線が平行に通ってることなんだろう。四条一段なんてちょっと京都の交差点みたいだ。格調高い。
また別の橋
また別の橋
奥に見えるのは渋谷川にかかる別の橋だ。そこに手前から「W 1500」が向かっていく。Wはつまり水道管だろう。どこに向かうのだろうか。
向かった先にあるのはこれだった
向かった先にあるのはこれだった
水道管がある! さっきまで見える地下だったものが、川を渡る際に「見える地上」になったのだ。当たり前だけど。
さっそく群がる二人
さっそく群がる二人
橋があると「見える地下」のいわば答え合わせができるのだ。
見える地下の法則その6

「見える地下」は橋を渡るとき「見える地上」になる

広尾に素晴らしい物件があった

てくてくと歩いて広尾までやってきた。意外と近いもんですね。
広尾小学校ではこどもたちが遊ぶ
広尾小学校ではこどもたちが遊ぶ
そして歩道橋のたもとでただならぬ物件を発見した。まるでぼくたちへのプレゼントのような見える地下だった。
横断歩道になにか書かれている
横断歩道になにか書かれている
左には「本復旧なし」、右には「工事なし」と書かれている。どういう意味だろう。工事しなくていいことになったのか、あったはずの工事の跡がないということか。
施工不可
施工不可
そしてこれだ。「施工不可」。試し掘りをしたところ、何らかの理由で本工事ができないことが分かったのだろう。そっと閉じる、いわゆる「そっ閉じ」というやつだ。
歩道橋は黙して語らない
歩道橋は黙して語らない
いったい何があったのか、事情は分からない。ただ、関係者が多少動揺したであろうことは伝わってくる。地下が見えるようになってきた結果、関係者の気持ちも少し分かるようになったということかもしれない。
見える地下の法則その7

施工業者の気持ちが少し分かる

地下を見よう

都市のインフラは地下に隠されている。

それらは、そこに通じる蓋や、工事用の書き込みを通じてはじめて意識することができる。

だから地下を見るということは、都市を見るということなのだ。なんだこのまとめ。

工事に関するいろいろな点について、小金井さんを通じて実際に「見える地下」に関わっている方にお教えいただきました。ありがとうございます。記事に間違いがあるとしたら、ひとえにぼくの理解不足によるものです。

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