特集 2017年12月16日
 

古いCMでしか知らながちな店レッドロブスター

レッドロブスターは実在した…(そりゃそうなんだけど…)
レッドロブスターは実在した…(そりゃそうなんだけど…)
「カニ、たべた〜い!」ちゃらららっちゃっちゃちゃっちゃ、ちゃららら、ちゃららら、ちゃらっちゃ〜!

レッドロブスターである。

なに言ってんだと思った方には心よりお詫び申し上げます。

チェーンのシーフードレストランであるレッドロブスター。80年代の終わりから90年代のはじめくらいまですくなくとも当時私が住んでいた神奈川県では冒頭のようなCMが流れていたのだ。

この記事はそんな、CMはやたら見たけど行ったことはなかったレッドロブスターに行く記事である。言ってしまえば行くだけだが私のようにCMに強烈におぼえのある人には「だけ」ではない感動があるはずだ。

インスタ映えのはんぱない店だったので思い入れのない方もぜひぜひお読みください
1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてニフティ株式会社へ入社。趣味はEDMと先物取引。

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> 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes

どれだけの人にとって幻の店なのか

レッドロブスターはアメリカで生まれ1981年に日本に上陸したロブスターを中心としたチェーンのレストランである。
今回行ったのは上板橋店
今回行ったのは上板橋店
冒頭でも説明のとおり80年代の終わりから90年代のはじめくらいにテレビで独特なCMが頻繁に流れていた。

ポイントは間違いなく音楽だ。

ジャズの「イン・ザ・ムード」がバーンと流れる。ご存知の方にとって「イン・ザ・ムード」と「レ〜ッドロブスタ〜」というCM最後のサウンドロゴはセットなのではないか。

当時私は小学生。居住区が世界のすべてであった当時、近所になかったレッドロブスターは幻の存在だった。

この「幻だ」とまでいう私のレッドロブスター感はどれくらい一般性があるのだろう。サイト関係者にレッドロブスターを知っているか、行ったことがあるかを聞いてみた。
ロブスターっぽい色でまとめてみました
ロブスターっぽい色でまとめてみました
思った以上に行ったことがある人が多い…!
見たことも聞いたこともありません
という意見もありこれは岐阜県出身の編集部石川、鳥取県出身のライター西村さん、島根県出身のさくらいさんが。店舗のない地域にはCMも流れなかっただろうからこれも当然だろう。

そして「知っているが行ったことはない」私のような層も多勢である。
CMで生牡蠣を食べているのを見てあこがれていました。店舗は大人になってから多摩の方で初めて見かけました。
というのは東京出身のクリハラさん。

そう! 私も大人になって初めて店舗を見たときは声を上げた。本当にあったんだ! レッドロブスター!
行ったことがなくて、CMのことだけすごくよく覚えています。家の周りにはまったくなかったので、都市伝説と同カテゴリに入れそうになっていたのですが、どこぞかで外観だけ目撃する機会に恵まれて『ほんとうにあるんだなぁ…』と大感激した記憶があります。
と群馬県出身のネッシーさんも。


宮城県出身の井上さんも
CMの『♪レッドロブスタ〜』は覚えてますが、実店舗は一度も見たことないまま暮らしてきました。
と答えている。

茨城県出身の三土さんの思い出も
CMのサウンドロゴだけはよく覚えています。バスで行くような遠い場所に一店舗だけあり、いつか行きたいなと思っていましたが、いまでは潰れたようです。
とノスタルジックである。
上板橋店はファミレスというよりかなりちゃんとしたレストラン風だった
上板橋店はファミレスというよりかなりちゃんとしたレストラン風だった
お恥ずかしながらずっと「ディズニーランドみたいですね!!!」と言っていた
お恥ずかしながらずっと「ディズニーランドみたいですね!!!」と言っていた

レッドロブスターとは音の記憶である

行ったことがある側の爲房さんも
小学生くらいのときに1度だけ行きましたがまったく覚えていません…。CMの『レッドロブスタ〜♪』というフレーズが耳に残っています。
という。

実際行った思い出よりもCMのほうを覚えているというのでやはりCMのインパクトは大きかったのだろう。

いや、CMそのものというよりもやはり曲とサウンドロゴか。イメージの土台が強固に「音」なのではないか。

イメージが音に寄りすぎているなんてレッドロブスター以外では「博多の塩」くらいかもしれない(は・か・た・のぉ〜、しお!)。

今回はそんな音としてのみ脳内に存在するレッドロブスターに行く。興奮でしかない。
あらためて、レッドロブスターです、みなさん!
あらためて、レッドロブスターです、みなさん!シーフードジャーニーです!
実在することは以前目視して確認していたはずだが、今日は入店するのだ。また別格の感慨がある。
どういうタイミングの写真か忘れましたが、西村さん(左)、伊藤さん(右)
どういうタイミングの写真か忘れましたが、西村さん(左)、伊藤さん(右)
馬場さん(左)、西村さんが持ってるのは牡蠣の専用メニュー。うおお
馬場さん(左)、西村さんが持ってるのは牡蠣の専用メニュー。うおお
べつやくさんはロブスターのTシャツとザリガニのブローチをつけてくる気合の入りよう
べつやくさんはロブスターのTシャツとザリガニのブローチをつけてくる気合の入りよう
ウェブマスター林はエビのシャツを。万全すぎる
ウェブマスター林はエビのシャツを。万全すぎる
メンバーは

・そこそこ行ったことがある(林)
・一度だけ行ったことがある(べつやく、馬場、伊藤)
・見たことはあるが行ったことがない(筆者古賀)
・聞いたことも見たこともない(西村)

とそれぞれ。ただ、レッドロブスターに精通したメンバーがいないのが若干こころもとない。

……というわけで今回はレッドロブスターについてもうひとつアンケートをとったのだ。
行き慣れた方々からのおすすめメニューである。

レッドロブスターを幻の店であるという私がいる一方、近所に店舗があるなど普通に親しんで生活を送る方々も(当然)いる。世界はいつだってパラレルだ。

これさえ食べておけばレッドロブスターの初回訪問は間違いないというものを次のページよりついに…! 食べます…!

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