特集 2018年2月2日
 

本場の高山病にはコカ茶が効く

高山病との戦いです!
高山病との戦いです!
標高というものがある。簡単に言うと高さのことで、富士山の標高は3776メートルもあり、東京・世田谷の標高は50メートルもない。そして、標高が高いところに行くと人は「高山病」というものになる。

ペルーの人気観光地「マチュピチュ」の玄関口となる街「クスコ」は標高が3399メートルもある。富士山の標高まであと少しというところに都市があるのだ。ぜひ行ってみたいがこわいのは高山病だ。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。

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高山病に、俺はならない

高山病というものがある。標高が高いところに行くことで発症するもので、低酸素状態になり、頭痛や吐き気、目眩などが起きる。徐々に標高の高いところに行くなどして体を馴らせば起きにくいが、いきなり高いと高確率で高山病になる。
いきなり来ました、標高の高いところ!
いきなり来ました、標高の高いところ!
体を馴らしながら、とは行かないこともある。それがペルーにある「クスコ」という都市だ。ペルーの首都「リマ」から飛行機で向かうと、いきなり標高3399メートルの空港に着陸する。ちなみにリマの標高は110メートルくらい。高低差はイメージ的には海よりも深く空よりも高いという感じだ。
クスコの街並みは美しい!
クスコの街並みは美しい!
私はリマから飛行機でいきなり「クスコ」に来た。散々「高山病になる」と聞かされていたけれど、私は大丈夫と思っている。山と言われると低酸素というのが納得行くけれど、クスコは都市なのだ。しかもペルーで2番目か3番目の都市。そこで低酸素と言われても、なのだ。
ついた直後は元気なんですよ!
ついた直後は元気なんですよ!
やっぱりで、クスコに到着してからも私は夏休み突入直後の小学生のように元気で、こちらの地域に住む人々の洋服を嬉々として買っていた。俺は例外だ、と高山病をバカにしていた。しかも薬まで飲んでいたので完璧だ。
リマの薬局で、
リマの薬局で、
高山病に効く薬を、
高山病に効く薬を、
買って飲んでいました!
買って飲んでいました!
俺は最強じゃい!!!!
俺は最強じゃい!!!!
高山病に効くという「Acetak」という薬を現地で買って飲んでいた。日本では処方箋が必要な薬で緑内障などの薬らしいけれど、高山病にも効くらしい。これを私は飲んでいたのだ。だから高山病にはならないのだ。私は最強の人間なのだ。
なりました、見事に、、、
なりました、見事に、、、

高山病になりました

こちらの方が着ているポンチョや帽子を買って浮かれて街を歩いていたら、だんだんと頭痛が始まり、目眩が起こり、吐き気を催して、立っていられなくなった。はい、そうです、高山病です。クスコに来て6時間、見事に高山病が発症した。
もうね、本当にキツいの!
もうね、本当にキツいの!
俺は最強だ、と言っていた時間が懐かしい。めちゃくちゃ弱い。吐き気がとにかく激しく、頭は脳を圧縮されているような痛さが続く。ここ数年で一番苦しいと言ってもいいかもしれない。もうどうしていいかわからい苦しさなのだ。
コカ茶が効くと聞いて、
コカ茶が効くと聞いて、
めちゃくちゃ、
めちゃくちゃ、
飲みました!
飲みました!
コカ茶というお茶が高山病に効くと聞いたので飲んだ。写真では葉っぱを直接お茶にしているけれど、ペルーではスーパーなどに行くとティーバッグなどでも売っている。ちなみにこれらは日本には持ち込めない。この葉っぱからコカインが抽出できるらしい。味は紅茶のような感じで美味しい。
ペルーでは国内線でも、
ペルーでは国内線でも、
コカ茶が出てきます!
コカ茶が出てきます!
さらに「Acetak」の副作用も来ている。手足の先がジンジンとするのだ。電流が流れているような感じ。手を急に開くと電流が流れて指先から魔法が出るような感覚になる。夜中に急に足に電流が流れた感じがして目がさめる。そんな副作用はあるけれど、高山病にはいいのだ、きっと。
次の日には復活!
次の日には復活!
「Acetak」や「コカ茶」のおかげで次の日の朝には高山病が治り、いつも通りになっていた。地元の方に話を聞くと一晩で体が慣れるのは早いらしい。数日かかる人もいるそうだ。あと裏技的にクスコに来てすぐにマチュピチュに行くとならない人もいるらしい。
クスコはマチュピチュの玄関口!
クスコはマチュピチュの玄関口!
マチュピチュは標高が2400メートルほどなので、クスコよりは低く、マチュピチュで体を馴らしてクスコに戻ると高山病を回避できるかもしれないらしい。ちなみに私はクスコに来たほとんどの人が行くと思われるマチュピチュには行かなかった。写真で見られるから。
外国の人が私を、
外国の人が私を、
クスコの人と思って写真を撮っていた
クスコの人と思って写真を撮っていた

確かにパンパン

高山病から復活してこちらで買った格好で歩いていると、外国人観光客が地元の人だと思ったらしく私の写真を撮っていた。外国人から見ると日本人もペルー人も一緒なのかもしれない。あるいはちょっと私がペルーよりの顔なのかもしれない。
スーパーのスナック菓子が、
スーパーのスナック菓子が、
若干パンパン!
若干パンパン!
クスコのスーパーに行くとスナック菓子がパンパンだった。標高が高いのでパンパンになっているのだ。やはり標高が高いのでそうなっているのだ。クスコはパンパンなのだ。インカ帝国があった街なだけあるのだ。
そうでもないものもがほとんどだった、、、
そうでもないものもがほとんどだった、、、
インカ帝国があった街でした!
インカ帝国があった街でした!
標高が高いので夏でも涼しいクスコだけれど、紫外線が強く日焼けする。また遺跡の多いクスコは日本で考えると「京都」かな、と思うけれど、クスコに住む日本人に聞くとペルー人にとっては、栃木や群馬などの北関東っぽいという評価だった。
いいところですよ!
いいところですよ!

高山病にはなる

高山病にならない、俺は特別な存在だ、と思っていたけれど、絶賛高山病になった。ここに南米で最大の大帝国「インカ帝国」を築いたのがすごい。絶対に高山病になったと思うし、それを倒したスペイン人もすごい。高山病との戦いもあったと思う。私は見事に負けた。高山病、強い。
コカ飴も舐めました!
コカ飴も舐めました!
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