大丈夫。米だけはあるから。(農業)
台風とか自然災害,ミサイル等の危険が迫っているとき,農家がいつも言います。大体、何の作物を主とする農家でもコメはやっているので…(ゆみ)
これもいろんな業界に応用できそう。デイリーポータルZ編集部は、「ミサイルが飛んできてもおもしろネタだけはあるから」→餓死。
(集合写真撮影の時)息吸って~、はい、止めて~(レントゲン技師)
レントゲン技師の義兄がデジカメで撮影をする際に“はい、チーズ”感覚でと言っていたのを思い出しました。 (ふしぎ(仮))
夜間当直で気をつけることは、先輩医師の奥さんからの電話(医療)
研修医が最初の夜間当直につくときに言われる。「夜間当直で気をつけることは、高齢者の腹痛、酔っ払いの外傷、先輩医師の奥さんからの電話」のような形で、はじめの2つはその都度変わります。
まれに不倫で夜間家をあける言い訳に当直を使う医者がおり、不審におもった奥方が病院に電話をしてくることがあります。正直に答えれば先輩医師に恨まれ、かといって見え透いた嘘でかばうのも自らの立場を悪化させてしまいます。(M)
その不倫医師の存在自体が冗談なのか、それとも本当によくいるのかが気になります。
「締め切りいつ?」「昨日」(英語メディア)
英語を使う国でメディア関係の音響(全行程の中で最後の方)の仕事をしているのですが、「When is the deadline?(締切いつ?)」と聞くと高確率でクライアントに「Yesterday」と真顔で云われます。(Kazz)
英語圏でもこんなベッタベタの業界ジョークがあると思うと心強いです。
誰か線 踏んでんじゃないの?(IT系)
ネットが遅い、あるいはサーバの応答がないときに言います。ほかには遠方のサーバの反応が無いときに「掃除のおばちゃんがコンセント抜いてんじゃないの?」(こっちは実際にそういう事が有ったとかなんとか。都市伝説かもしれませんが)。あとは乱数で偏った結果が出るときなんかに「(パソコンやスマホを)よく振った?」ってのもあります。(Gockie)
きちんと養生しておかないと実際に線が踏まれすぎて断線するという罠も…
「暑いですね」「酷暑総目録だね」(図書館関係)
『国書総目録』というものがあり、ダジャレです。 個人的には「だいぶボロボロになってきましたね」「酷使大辞典だからね」も広めていきたいと思っています。(『国史大辞典』という辞典がある。) (AT)
そういえば意外とダジャレネタって少ない気がします。それがよりによって人類の英知の集積地点である図書館業界で…!
あとxカレーで転勤(海上自衛隊)
金曜の昼食に必ずカレーが出るので、「あとx週間で転勤」を「あとxカレーで転勤」とか言ったりします(空海)
これものすごく海上自衛隊っぽくて好きです。やっぱカレー食べてるのかー
異議あり!(弁護士)
便利なツッコミ用語として知られています。(うるりん)
「なにそれ?バルーンで拡げられるの?」(循環器内科医)
循環器内科医の中でも、カテーテルを専門にしているドクターが言います。バルーンとは、狭くなった血管を内側から拡げる技術のひとつです。循環器内科業界全体では盛り上がっている話題なのに自分は知らねぇ…って時に言ってます。専門のドクターはもちろんそれ用の知識をたくさん持っているんですが、それに偏っていることを自虐的に表現したジョークらしいです。(ゆうきせつ)
潮汐固定されている(天文系研究室)
大学院の天文系の研究室では、片思いしている人を称して「潮汐固定(あるいは、タイダルロック)されている」と言っていました。潮汐固定とは、地球に対する月のように、同じ面を見せ続けながら回転している状態になること。まさに、君に釘付け!という感じでしょうか。(さっきまでそこにアタカマ)
冗談を通り越してものすごくロマンチックな言い方になってませんかこれ。
視力検査(テレビ業界)
低視聴率の番組枠を「視力検査」と呼びます。1.0で合格、2.0以上はありえないという事です。でもたいがい近視判定になる場合が多い。(ドドドド)
白おかしくない?(ケーブルテレビ番組制作)
本来白いはずのものが汚れて変色していたり、他にも白に限らず色合いがおかしい時に使います。
(カメラで撮影するときのホワイトバランス狂ってるよ、ということです。)
例えば黄ばんだ壁、無添加の食材、外国製の奇抜な色のお菓子等。社内では汎用性高いです。
使用例:「大丈夫?顔色悪いよ」「平気です、白おかしいだけです」(ナオ)
デイリーポータルZにも顔が真っ青の写真がたまに載ってますね。(本当にホワイトバランスがおかしい)
こういうの
あの先輩、50,000m³(りゅーべい)だ(空調業界)
先輩「風」を風量で表現するジョークです。m³は1時間あたり空調機からどれだけの風を吹き出すか、の単位、50,000m³はものすごい量なので、先輩風がものすごいという意味です。(ペンネ)
立方メートルをりゅーべいって呼ぶこと自体が業界っぽいですよね。
心が冷たいんですよ(介護業界)
お年寄りの介助などをしていて「あんた手あったかいねぇ」と言われると、「いやあ、心が冷たいんですよ(笑)」と返す(介護業界あるあるですが、医療業界などでもおんなじようなこと言ってるかも)(shiba)
業界人ではありませんが、この逆バージョン「手が冷たい人は心が温かい」という話は聞いたことがあります。仕事だと謙遜するシーンのほうが多いのでこういう形になるのかも。興味深い。
「ドネペジル飲みますか?」(調剤薬局)
職員が業務内容などを忘れたとき、「ドネペジル飲みますか?」と声を掛けていたのを思い出しました。
認知症薬で、非常に苦いお薬らしいです。(藤ヶ丘 讃)
薬局ギャグ!薬の数だけバリエーションが作れそうです。
バンダで乗る(オーケストラ)
オーケストラにちょっといたときは飲み会で二次会から離脱することを「バンダで乗る」って言ってた記憶
(バンダ…演奏効果の一種として舞台裏や客席などの舞台以外で演奏すること。レスピーギの『ローマの松』より「アッピア街道の松」などで使われる)(バーチャルクッキングアイドルだいす)
前回もありました「一次会で抜ける」ネタ。こっちは「(参加しないけど)見えないところで飲んでるので」的なニュアンスになるのでしょうか。大人の方便だ。
引き続き募集しております
こんなふうに、みんな聞き飽きててもはや誰も笑わないんだけど、なぜだか職場で受け継がれている定番ジョークはありませんか?特に自分の業界事情を反映したものだと大歓迎。そんな定番ジョークを教えてください!
ご応募は
こちらの投稿フォームで送っていただくか、Twitterにてハッシュタグ
#業界別定番ジョーク まで。文中には必ず
・なに業界か
・ジョークの内容
・他業界の人にもわかる説明
をセットにして、ご投稿ください。ご応募お待ちしております!