特集 2018年3月29日
 

東海地方にはもちピザがある

浜松・愛知に行ったらこれかもしれませんぞ
浜松・愛知に行ったらこれかもしれませんぞ
静岡在住のライター鈴木さくらさんから、静岡ではピザにおもちをのせるという話を聞いた。愛知出身の編集部安藤に聞いてそれが普通だという。

おもちピザ、ありそうであまり見かけないメニューである。
だが、愛知から静岡(東海地方ですね)ではよく食べるというのだ。もちピザ。

サンプル数2だが東海地方では一般的ということにして、いちど食べておかなければならないですな。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。

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デリバリーのピザしかなかった

浜松ではもちピザを提供する店が二軒ある。ピザタイムとアオキーズ・ピザだ。
ピザタイムは浜松ローカルのピザチェーン。アオキーズ・ピザは東海地方でその名を轟かせるローカルピザチェーンである。
どちらもデリバリーの店なので公園に持ってきてもらうよう電話する
どちらもデリバリーの店なので公園に持ってきてもらうよう電話する
その公園は配達の範囲内ではないからと言われて別の公園に移動する。
わかったこと:浜松は1軒のピザ店がカバーでるような小さな町ではない
移動してきたのはもちピザにふさわしい素敵な公園
移動してきたのはもちピザにふさわしい素敵な公園

ピザタイムの「おもち」

まずはピザタイムである。公式サイトに「名物おもち 創業以来変わらぬ味」とある。
このコピーを読んだだけではピザの店とは思えない。和菓子店だ。

ピザタイムのメニューはすぐに「ステーキ」「かつ丼」などピザでないものが登場するので一見の価値がある。(これ)「いちご大福」というピザもある。
配達の人に、「これ食べに東京から来たんですよー」と要らぬアピールをして受け取る
配達の人に、「これ食べに東京から来たんですよー」と要らぬアピールをして受け取る
おもち!
おもち!
予想以上のもちである。トッポギや鍋用の薄切りもちではなく、ちゃんとした切り餅である。
その場にいたライターも
「もちだ」
「もちですね」
「おもち…」
と、カイジならば「ざわざわ」でまとめられそうな感想しか言ってなかった。
伸びているのはチーズ
伸びているのはチーズ
中心部分から食べていく。そのあたりはもち要素がないので普通のピザである。
だけどもち部分に入ると…。
「わははは、もちだ。こりゃもちだ」 桜の木の下でピザを食って笑う
「わははは、もちだ。こりゃもちだ」 桜の木の下でピザを食って笑う
もちに醤油味がついているのだ。もちとしてうまい。
ピザを食べていたはずなのに、なんでおれはもちを食べているんだろう?そんな気持ちになる。
イタリアにいたのに急に日本だ。
上がしょうゆ味のもち、したはピザ生地。ピザ生地に味はついてないため、しょうゆ味のもちの完勝である。
上がしょうゆ味のもち、したはピザ生地。ピザ生地に味はついてないため、しょうゆ味のもちの完勝である。
もちピザをなめていた。もちの主張はトッピングというレベルではない。もちに重量感がある。
ピザと聞いて東京から駆けつけてきた編集部 橋田
ピザと聞いて東京から駆けつけてきた編集部 橋田
ピザタイムのおもちピザ、堪能した。

さあ次のもちピザだ(もう一生言わないセリフ)。

アオキーズ・ピザのおもち

続いてアオキーズ・ピザの「おもち」である。

東海出身の人はたいてい「え、東京にアオキーズ・ピザないの?」と驚く。それぐらいメジャーなピザチェーンらしい。

アオキーズ・ピザもよく期間限定でインパクトのあるピザを出している。

昨年のハロウィンのピザもすごい。
しかし今回はおもちだ。
アオキーズ・ピザのもち
アオキーズ・ピザのもち
こちらはもちがピザの中に埋まっている。そしてもちの上にベーコンが乗っている。
もちが中心部にもあるため、チーズとあいまってすごく伸びる
もちが中心部にもあるため、チーズとあいまってすごく伸びる
伸びるチーズがもちでブーストかかっている感じである。
びろーん
びろーん
びろーん
びろーん
びろーん
びろーん
わかったこと:青空の下で口から伸びるものを出しているのはばかっぽい。

なんでこんなに関係者がいるか、それは来月あたりに掲載される記事のロケがあったからである(さっきの橋田もそう)。

もちを味わいたければピザタイム、ピザとの一体感を楽しむならアオキーズ・ピザだろうか。どちらにしても浜松に来ないと食べられない。
YES-NOチャートにするほどでもなかった
YES-NOチャートにするほどでもなかった

おまけ・そのほかのピザ1 おたふく

せっかくなのでおもち以外のピザもそれぞれの店から1枚ずつとっていたのだ。
ピザタイム おたふく
ピザタイム おたふく
おたふくソースを使ったピザである。サイトには「広島風を越えた味」とある。
なんでそこを越えようと思ったのか。ピザなのに。
生地のなかにキャベツ、上にはえびとかつおぶしである
生地のなかにキャベツ、上にはえびとかつおぶしである
ほぼお好み焼きだ。ピザ生地が硬いのでお好み焼きよりも食べやすい。お好み焼きがモバイル対応したような食べ物。
桜の木の下で優雅に食べている、ように見えるが取引先から電話がかかってきて大変そうだった
桜の木の下で優雅に食べている、ように見えるが取引先から電話がかかってきて大変そうだった

おまけ・そのほかのピザ2 ニックロック

アオキーズ・ピザもおもち以外に1枚注文していた。ニックロックという肉だらけのピザである。
Mサイズ1キロ、Lサイズだと2キロあるという。(これはMサイズ)
Mサイズ1キロ、Lサイズだと2キロあるという。(これはMサイズ)
ピザのふちにソーセージがうめこんである
ピザのふちにソーセージがうめこんである
名古屋の食べ物はうな丼にお茶かけたりトーストにあんこ乗せたりやりすぎのものが多いが、やっぱりピザもやりすぎている。

ふちの部分にはピザソースがかかってないので、ここがソーセージを挟んだパンのようだった。
自宅で腹へったときに適当にパンにソーセージを挟んで食べたときのような旨さである。
ソーセージを堪能している写真がなかったので、ピザボックスに貼り付いたカピカピチーズをはがしている写真を載せる
ソーセージを堪能している写真がなかったので、ピザボックスに貼り付いたカピカピチーズをはがしている写真を載せる
それを食べているところ
それを食べているところ
満足気にほくそ笑んでいるところ
満足気にほくそ笑んでいるところ

ピザこそそこでしか食べられないもの

そこでしか食べられないものは魅力的だがいまやほとんどない。おいしいものは全国流通するからだ。海ぶどうだって透きとおったイカだって手に入ってしまう。

そう考えると、ローカルのデリバリーピザこそそこでしか食べられないものかもしれない。
てなことを側溝に座りながら考えた
てなことを側溝に座りながら考えた
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