特集 2018年4月12日
 

キオスクの壁はたぶんクスノキ

駅の中も印刷の森だ

駅の中にあるキオスクも、木っぽいなと思っていた。
キオスク
キオスク
近づくとこんなだ
近づくとこんなだ
この時点でなんの木か分かる人はいますか? いたらすごいと思う。専門家だな。

ぼくは当然分からないので、図鑑とカタログを1点ずつぜんぶ比較した。

そして分かった。これはたぶんクスノキだ。
キオスクはクスノキ。たぶん。
キオスクはクスノキ。たぶん。
具体的には、この「へげへげ」になってるところが特徴的だ。
へげへげの部分
へげへげの部分
図鑑によると、このへげへげは「縮れ杢(ちぢれもく)」というらしい。トチノキが有名で、クスノキでも出るそうだ。

同じような縮れ杢の出ている木は他にもある。
大手町にあるオフィスビルの飲食店街
大手町にあるオフィスビルの飲食店街
向かいの飲食店のメニューが貼り出されている。

そして、この部分。
縮れ杢!
縮れ杢!
そしてこれは実はクスノキであることが分かっている。ダイノックフィルムのカタログの「施工事例」に載っていたからだ。だからキオスクもクスノキだと思う。たぶん。

どんどん見ていこう。歩くとすぐに見つかる。
喫茶店の扉の木
喫茶店の扉の木
拡大するとこんな
拡大するとこんな
この喫茶店の場合、色はさっきのローズウッドほど赤黒くない。うすい茶色と濃い茶色のしましまだ。細かい穴がいっぱい空いている。

この条件に合っていて一番似ているのは、ウォルナットだ。
ウォルナット
ウォルナット
ウォルナットはクルミの木だそうだ。木目が美しく最高級の家具などに使われる。図鑑によると世界三大銘木の一つとのこと。さっきの施工事例にあった大手町の木も、クスノキの隣がウォルナットだった。
これもウォルナット
これもウォルナット
カタログによるとこのフィルムは「ウォールナット 板目 FW-1744」らしい。こういう品番が分かると、秘密を知ったみたいですごく嬉しい。

だっていまこの場所にいる人のなかで、これがウォールナットで、FW-1744だってことを知ってるのはぜったいぼくだけだと思うから。

なお、「板目(いため)」というのは年輪が刀の先っぽみたいに出る切り方のこと。よく見るのは「柾目(まさめ)」で、年輪がきれいに並行に並ぶように切られている。

<もどる▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>
デイリーポータルZをサポートする じゃあせめてこれだけでも メルマガ SNS!

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓