47都道府県のメンコが、コレだ
まずは47都道府県のメンコを作る。ウン十時間かかるほど滅茶苦茶苦労したが、その様子はズバッと省略。まずメンコたちを見てもらおう、これだ。
あの都道府県たちがメンコになった。北海道はあとで登場する
切り口のところがやや荒々しいが、カッターでどうにか強引に切った跡なのでどうか大目に見て欲しい。
なお日本地図のベースはサイズや形などが忠実に作られた「学研のパズル 日本列島」。これをコピー機で200%(タテヨコともに2倍なので実質4倍)に拡大し、それを2ミリ厚の紙に貼って切って作った。
なお日本地図のベースはサイズや形などが忠実に作られた「学研のパズル 日本列島」。これをコピー機で200%(タテヨコともに2倍なので実質4倍)に拡大し、それを2ミリ厚の紙に貼って切って作った。
切れ味鋭いとされるオルファのスピードハイパーを使ったが、10時間かかった
ちなみに離島は面積に入れないため、長崎や沖縄あたりがてきめんに不利となるがどうか許して欲しい。
交互にぶつけあって戦う
メンコを知らない人に対して一応説明するが、このように交互に叩きつけあって、相手をひっくり返した方が勝ちである。
(はじき出しても勝ちルールを導入している所もあるが、今回は裏返したときのみ勝ち。僕の出身地、千葉県松戸市で一般的だったルールを採用する)
(はじき出しても勝ちルールを導入している所もあるが、今回は裏返したときのみ勝ち。僕の出身地、千葉県松戸市で一般的だったルールを採用する)
ふつう2人以上で行うが、今回は1人で行う
いきなり夢の対決「東京VS大阪」で説明
記事のペース配分を無視して、いきなり夢の対決「東京VS大阪」を行い、解説しよう。
ガチンコ対決で行った結果、東京が大阪をひっくり返した。これで東京の勝ちとなるわけだ。大阪、メンコでも東京を前に涙をのむ。
ガチンコ対決で行った結果、東京が大阪をひっくり返した。これで東京の勝ちとなるわけだ。大阪、メンコでも東京を前に涙をのむ。
東京が大阪をひっくり返し、東京の勝ち! 大阪、涙。
「スイス式トーナメント」を採用する
ここでは「スイス式トーナメント」という、試合数を減らしながらもリーグ戦に近い順位決定効果などが得られるいいとこ取りの試合方式を採用する。
こちらを使えば、100試合ほど行えばある程度の精度で47都道府県のメンコとしての強さを推し量ることが可能だからだ。そのためにシンプルスイスというフリーソフトを使わせていただいた。
勝数が同じ場合は、対戦相手の勝数から順位を出す。同点の場合は順位決定戦を別に実施してランクを決める。
先行後攻決めはサイコロソフトで行い、いざ勝負!
こちらを使えば、100試合ほど行えばある程度の精度で47都道府県のメンコとしての強さを推し量ることが可能だからだ。そのためにシンプルスイスというフリーソフトを使わせていただいた。
勝数が同じ場合は、対戦相手の勝数から順位を出す。同点の場合は順位決定戦を別に実施してランクを決める。
先行後攻決めはサイコロソフトで行い、いざ勝負!
偶数か奇数かで先行後攻を分ける
予選を行った
予選は北海道を除いた46県で行い、シードの北海道を除いた上位7県が決勝トーナメントに進出することにした。
100試合を超える、拷問かのような試合消化地獄に耐え抜き、とうとう予選順位が出揃った。まずはいきなりベスト10を見ていただきたい。これだ。
100試合を超える、拷問かのような試合消化地獄に耐え抜き、とうとう予選順位が出揃った。まずはいきなりベスト10を見ていただきたい。これだ。
巨大県が並ぶ中、中程度のサイズの県たちも食い込んでいる
東北勢強し
やはり、強さが目立つのが東北勢である。メンコは基本的には大きいほうが有利とされる。単純に大きいことで相手へぶつけたときの衝撃と、相手の衝撃に耐える力が上がるからだ。
北海道を除くと、地域別では県の面積は最大クラスの東北。その巨体を活かして他地域の県たちをバッタバッタと切り裂いた。
北海道を除くと、地域別では県の面積は最大クラスの東北。その巨体を活かして他地域の県たちをバッタバッタと切り裂いた。
東北勢同士の強豪対決で、県面積2位のポテンシャルを発揮した岩手
デカいと勝ちやすいが、例外もある
大きな県は勝ちやすいが、実は全国2位の都道府県面積を持つ岩手県でも1敗している。さらに東北6県でも、他に劣らず面積の大きい、山形と青森は3勝にとどまり、決勝進出はならなかった。
茨城、まさかの全勝で予選通過
そんな中で全勝は秋田県と茨城県。
秋田県は県面積が6位と、かなり大きな部類に入るのだが、並んで県面積24位の茨城県が入ってくるのは意外である。
秋田県は県面積が6位と、かなり大きな部類に入るのだが、並んで県面積24位の茨城県が入ってくるのは意外である。
自分の倍以上ある長野を裏返す茨城。柔道の古賀稔彦をほうふつとさせる
なぜデカくても負けるのか? まずメンコの面積が大きいということは、的が大きいということでもある。そのため、相手の攻撃が当たりやすくなるのだ。
逆に小さいと、相手の攻撃が当たらない確率も高い(もちろん小さい分裏返しやすい要素もあるが)。
逆に小さいと、相手の攻撃が当たらない確率も高い(もちろん小さい分裏返しやすい要素もあるが)。
自らの倍ほどの福井をひっくり返す、東京
さらに自分のメンコが大きすぎると、ひっくり返すはずだった相手のメンコを、自分のメンコの重さで押しつぶしてしまい、結果ひっくり返らないということも。
逆に小さいメンコであれば、自重で相手のメンコを押しつぶすということもない。
実際のメンコの世界でも、あまり大きすぎないメンコを好んで使う人も居るという。つまり小さくても、そこまで侮れないのだ。
逆に小さいメンコであれば、自重で相手のメンコを押しつぶすということもない。
実際のメンコの世界でも、あまり大きすぎないメンコを好んで使う人も居るという。つまり小さくても、そこまで侮れないのだ。
愛知県、躍動
県面積27位の愛知県も4勝で決勝トーナメント進出。東名阪のライバルである東京、大阪をなぎ倒す獅子奮迅の活躍を魅せた。
憎き東京をやっつけた、愛知
さらに大阪まで破ってしまう
11~22位にも実力県が並ぶ
続いて11~22位。東京圏・大阪圏などの都府県はなかなか出てこない。
滋賀県の頑張り
この中において意外と頑張ったのが、滋賀県である。滋賀県のみ、琵琶湖の所に穴を入れているため、ダークホース的な存在として期待していた。
強敵・山形を下すシーンも
穴が空いたことよって攻撃時は空力の影響でメンコを速く叩け、守備時は風圧を逃がすことができる、などと作用しているのかも知れない。
県面積で見れば38位と狭い部類に入るが、見事14位に健闘した。
県面積で見れば38位と狭い部類に入るが、見事14位に健闘した。
東京VS鳥取の下剋上マッチ
さらに、東京都VS鳥取県という、人口24倍以上の対戦カードも偶然組まれた。筆者の下馬評では面積の大きい鳥取が有利なはずだったが……
にらみ合う人口最小県と最多県
鳥取の夢、崩れ去る
東京が勝利した。この東京だが、実は意外な強さを発揮していく。ぜひ東京都民の方は最後までその戦いを見逃さないで欲しい。
攻めは強いが、守りは弱い! 細長い県
なお10位に入った新潟や石川などの細長い県は、面積以上に攻撃力が高いのを感じた。メンコをうまく引っ掛けてひっくり返しやすいすという働きが強くなるからなのかも知れないい(?)。
細長い県は面積以上の「攻撃力」を感じた。なおこの細長県対決は島根が制した
だが逆に、ヨコ方向に力をかけられた際に、クルッと引っくり返されやすくもなっている。細長県は諸刃の剣を併せ持つのが、細長県の特徴である。
首都圏がいろいろ登場する23~34位
面積ランキング7位の岐阜は24位に沈んだ
平均よりやや下くらいの23~34位。ここには東京・群馬・千葉・山梨らの首都圏の県が目立つ。平均程度の大きさのほかに比べて、東京都がここに食い込んでいる。
鳥取VS島根が実現
この予選で偶然マッチングされたのが、鳥取VS島根の、因縁の隣県対決である。
「どっちが鳥取でどっちが島根?」と間違われること推定○億回、人口ワーストとブービー同士、とにかく日本の地味県のトップを争う2県。この2県の勝負の結果がこれだ。
「どっちが鳥取でどっちが島根?」と間違われること推定○億回、人口ワーストとブービー同士、とにかく日本の地味県のトップを争う2県。この2県の勝負の結果がこれだ。
鳥取が島根を打ち破った
大きさのハンデを覆して、鳥取の勝利である。細長い県はヨコの力に対する守備力が弱いため、こういった番狂わせが起こりやすいのだ。島根出身の錦織圭の叫びも届かず。
下位に沈んだ県たち
そして哀愁ただよう、35~46位がこれだ。
香川は唯一の全敗県
下位に沈んでしまったのがやはり面積の小さい県である。最下位から香川、沖縄、神奈川。県面積で47位、44位、43位の3県がそのまま入っている。
しかし42位には県面積31位の京都府、さらに36位には同12位の兵庫県があえいでいる。そう、メンコには番狂わせも多い。この不確実性こそ都道府県メンコ対決の魅力であると思えるようになってきた。
しかし42位には県面積31位の京都府、さらに36位には同12位の兵庫県があえいでいる。そう、メンコには番狂わせも多い。この不確実性こそ都道府県メンコ対決の魅力であると思えるようになってきた。
事実上の最弱決定戦でも負けてしまった香川
なお偶然組まれた“、事実上の最弱決定戦”こと「香川VS沖縄」だが、それでも負けてしまった香川が、唯一の全敗県となってしまった。香川県のみんなごめん。
隣県対決は、佐賀が積年の恨みを晴らす
昔、人口の少なかった県が勝ちやすい
全体的に人口が多い県が下位に沈み、人口の少ない県が上位に来ている。日ごろのリベンジを果たすかのような結果になった。
実は廃藩置県の際に、政府が人口バランスを考えて府県の統廃合を行ったとされ、結果、人口密度が低い県の面積は大きくなったという。
なので、当時から人口が多かった、東名阪あたりの県は不利なのだ。
実は廃藩置県の際に、政府が人口バランスを考えて府県の統廃合を行ったとされ、結果、人口密度が低い県の面積は大きくなったという。
なので、当時から人口が多かった、東名阪あたりの県は不利なのだ。
北海道、他を圧倒
そして北海道である。メンコにおいてそれ自体のサイズが大きいことはアドバンテージだが、それにしても大きすぎる。
シードという扱いながらも、いちおう特別予選として「滋賀と愛媛の2県の刺客」を倒せば通過ということにしたが、その圧倒的パワーで両県を粉砕。ラクラク突破した。彼を倒す県は果たして現れるのか。
シードという扱いながらも、いちおう特別予選として「滋賀と愛媛の2県の刺客」を倒せば通過ということにしたが、その圧倒的パワーで両県を粉砕。ラクラク突破した。彼を倒す県は果たして現れるのか。
ダークホースの滋賀をあっという間に裏返す
予選順位8位の愛媛もひねり潰す北海道
ちなみにひそかに期待していた、僕の出身県である千葉県は2勝3敗に終わった。順当である。
決勝トーナメントの舞台は多摩川河川敷
さぁいよいよ決勝トーナメント。雌雄を決するためにふさわしい舞台として、家を飛び出して二子玉川にある多摩川の河原までやってきた。
予選1~7位を順位にしたがってトーナメントに並べ、さらに北海道が入る形に。さあ、47都道府県がメンコで力を競い合う最終決戦のスタートだ。
予選1~7位を順位にしたがってトーナメントに並べ、さらに北海道が入る形に。さあ、47都道府県がメンコで力を競い合う最終決戦のスタートだ。
平日午前中から大の大人がメンコで遊ぶ
トーナメントはコレ。予選の順位が良い県と悪い県が当たるシステムだ
こんな感じで行う。さわやかな多摩川河川敷に、完全な不審者がいるぞ
「何がはじまるんだ」と通行人を怪訝な顔にさせたかもしれないこの決勝トーナメント。どうにか一回戦がはじまった。
長野を打ち破る秋田。東北パワー全開
岩手(面積2位)と福島(面積3位)の激突は、福島に軍配
決勝Tの中では小兵対決になった茨城(面積24位)と愛知(面積27位)は、茨城が勝つ!
函館あたりがちぎれながらも、北海道が勝利
注目はやはり北海道の緒戦である。
しかし北海道が意外と宮城を裏返せず、割と意外と長期戦になってしまった。
しかもメンコで叩くごとに北海道の函館などを含む渡島半島部分が取れそうになり、とうとう哀しいことに函館らへんがちぎれてしまったう。
そのあたりに住んでいる方には申し訳ないのだが、仕方ないのでこのままトーナメントを進める。
しかし北海道が意外と宮城を裏返せず、割と意外と長期戦になってしまった。
しかもメンコで叩くごとに北海道の函館などを含む渡島半島部分が取れそうになり、とうとう哀しいことに函館らへんがちぎれてしまったう。
そのあたりに住んでいる方には申し訳ないのだが、仕方ないのでこのままトーナメントを進める。
準決勝(秋田VS福島、北海道VS茨城)
観客は編集のお2人だけのメンコ都道府県大戦は、いよいよ準決勝。第一試合は秋田VS福島。県面積が大きい2県の熱い戦いは福島が制した。
準決勝第二試合、北海道VS茨城。こちらは面積で約13倍の北海道がその風圧で、茨城を一蹴。
準決勝第二試合、北海道VS茨城。こちらは面積で約13倍の北海道がその風圧で、茨城を一蹴。
白熱の戦いは福島が制した
ボロボロになりながらも、茨城をひっくり返す北海道
3位決定戦
決勝の前に開かれた3位決定戦は、秋田が順当に茨城をひっくり返した。
「ミラクル茨城」の勢いもここまでだった
決勝(福島VS北海道)
そしてとうとう決勝だ。福島VS北海道。カラダがあまりに大きいためか、ニセコのあたりまでボロボロにちぎれなり、根室と羅臼あたりもズタボロになってしまった。
思わず編集の石川さんから「国でやらなくて良かったですね」との声が飛ぶ。確かに北朝鮮でこうなったときの命が怖い。
思わず編集の石川さんから「国でやらなくて良かったですね」との声が飛ぶ。確かに北朝鮮でこうなったときの命が怖い。
ボロボロになったカラダで戦う北海道
そして対決。試合は手負いのカラダをもろともせず、福島をドン!とひっくり返した北海道の優勝となった。
ついに北海道優勝!
最終順位発表
最終順位はこのようになった。東日本が多く、西日本が少ない。
東高西低の結果である
こちらが日本地図にしたもの
そして過疎などで色々あった県が上位に食い込んでいる。ぜひ都道府県の町おこし課の方には、今後「うちの県はメンコになったら強い」ということもセールスポイントにして欲しい。
表彰式
メダル授与も賞品もありません
ここからは「夢の対決」
優勝と1~47位の順位は決まった。しかし、県たちには日ごろからの「宿命のライバル関係」がある。バチバチの闘争心をいま、メンコにぶつけようでは無いか。
千葉VS埼玉のライバル対決
まずは千葉VS埼玉だ。東京のベッドタウンであり、ちょっとダサいイメージの2県として長年ライバル扱いされてきたが、とうとうメンコによってその雌雄を決する。
このあと埼玉に転がされた、チーバくん(千葉県)
面積が小さく、不利と思われていた埼玉が千葉を見事ひっくり返し、勝利した。人口でも上回れ、メンコでも上回られた千葉の涙が九十九里浜に落ちる。
新旧の都対決
さらに新旧都対決、東京VS京都。片や1370万人超えの東京、片や260万人程度の京都。人口で圧倒的に上回られてしまった京都のプライドが、爆発する一戦となるか?
しかし、東京が勝つ
面積では東京(2188㎢)をダブルスコアで上回っている京都(4613㎢)だったが、東京の一撃を前に敗れ去った。アリス風に言うと、年老いたチャンピオンの哀しみを見た。
最北端と最南端、北海道VS沖縄
最後は北海道VS沖縄である。いちばん北と南、相まみえる運命であった2県だが、その面積はあまりに違いすぎる。しかし、沖縄パワーで大ミラクルを起こすのか?
ミラクルは起きなかった
大方の予想通り、北海道があっさり勝利した。僕は「奇跡は起きないから奇跡である」という言葉を噛み締めた。
みんなの出身県で勝負!
ここまでで本編が終了。ここからは編集に立ち会っていただいた編集のお2人を含めて、自らの県のプライドを持って対決するスペシャルワンマッチを2つお届けする。
ここまでは腕で強さが変わらないよう、全て僕がメンコを行ってきたが、ここからはお互いの出身県のメンコを使い、2人で対戦する。
ここまでは腕で強さが変わらないよう、全て僕がメンコを行ってきたが、ここからはお互いの出身県のメンコを使い、2人で対戦する。
石川さん(岐阜)VS辰井(千葉)
まずは僕の担当編集・石川さんと対決だ。石川さんの出身は岐阜県。決勝には残らなかったものの、都道府県の面積では7位とポテンシャルは高い。
対して千葉県の面積は28位。
ただ、石川さんはメンコをやったことが無い様子。小学生時代にドラゴンボールのメンコが流行り、バトルを繰り広げていた僕が負けてはいけない対決である。
対して千葉県の面積は28位。
ただ、石川さんはメンコをやったことが無い様子。小学生時代にドラゴンボールのメンコが流行り、バトルを繰り広げていた僕が負けてはいけない対決である。
「あまり岐阜県への愛県心は無いんですけど」とはにかむ石川さんだが
岐阜にひっくり返される千葉
しかし、負けた。キレイにひっくり返される完敗である。悔しさのあまり、予選+決勝を戦っての「予選を繰り広げての筋肉痛をアピール」をしようと思ったが、さすがにみじめになりやめた。
橋田さん(東京)VS辰井(千葉)
続いては同じくDPZ編集部・橋田さんとの対決である。出身は東京都の町田市。「いちおう東京ではあるんですが」という町田市民特有の自虐トークを連発しているが、まぎれもなく東京出身者である。
橋田さんは女性であり、しかも東京都は千葉県の半分以下の面積しか無い。つまり、絶対に勝たなくてはいけない戦いだ。
橋田さんは女性であり、しかも東京都は千葉県の半分以下の面積しか無い。つまり、絶対に勝たなくてはいけない戦いだ。
東京のほうが明らかにちっちゃい
表向きは余裕を装いながらも、内心は「これだけは勝たなくては」という、625万の千葉県民が肩にのしかかるようなプレッシャーを受けて戦ながら、戦った。結果がこれだ。
思いっきりひっくり返されて負け
負けてしまった。橋田さんの正確無比のフォームからメンコが投げ下ろされ、東京が千葉にクリーンヒット。たまらず千葉はひっくり返るしかなかった。
千葉県の皆さん、申し訳ありませんでした。もう江戸川を渡れない。
千葉県の皆さん、申し訳ありませんでした。もう江戸川を渡れない。
謎メンコ大戦をよそに、「我関せず」と多摩川を泳ぐカメの親子
それにしても北海道、ボロボロにしてしまってスイマセンでした。高橋はるみ知事から、やけに毛が毛羽立っている殺人毛ガニのセットでも送られてこないことを祈りたい。
これまた、いままであまり認識してこなかった県の形やサイズをを遊びながら学べるので実感としてわかることができるので、子どもの情操教育にはおそらく有効だろう(ちょっとおカネの匂いもしたほど)。
ぜひご家族でもこの47都道府県メンコを作って取り入れてほしい。子どもに地理力をつけたオマケに、出身県同士の戦いで白熱した挙句に夫婦ゲンカまで勃発するだろう。それくらい地味に燃える競技なのだ。
これまた、いままであまり認識してこなかった県の形やサイズをを遊びながら学べるので実感としてわかることができるので、子どもの情操教育にはおそらく有効だろう(ちょっとおカネの匂いもしたほど)。
ぜひご家族でもこの47都道府県メンコを作って取り入れてほしい。子どもに地理力をつけたオマケに、出身県同士の戦いで白熱した挙句に夫婦ゲンカまで勃発するだろう。それくらい地味に燃える競技なのだ。