特集 2018年6月8日
 

すごく気になる「手描き間取り図」

これは「間取り図」とは違うなにかだ

なんだか妙に「日本すごい系」な内容になってしまった感がある。話を戻そう。

みなさんに描いてもらった間取り図が、不動産屋のそれと違うのは、家具の配置も描かれる点にある。そして、これがとても面白い。
テーブル、テレビ、ソファなどに加え、ドラム、タイヤまで描き込まれている。タイヤ?
テーブル、テレビ、ソファなどに加え、ドラム、タイヤまで描き込まれている。タイヤ?
たんす、机、ラック、本棚、ベッド。収納家具の配置が事細かに。暮らしぶりが目に浮かんでくるようで、とても楽しい。
たんす、机、ラック、本棚、ベッド。収納家具の配置が事細かに。暮らしぶりが目に浮かんでくるようで、とても楽しい。
暮らしぶりが描かれた間取り図は、最終的にイラストになるのだな、と気づかされた一枚。キュート。
暮らしぶりが描かれた間取り図は、最終的にイラストになるのだな、と気づかされた一枚。キュート。
おそらくご実家の間取り図。ダイニングテーブルでの家族の座り位置などまで描かれていて、小一時間眺めていても全く飽きない。魅力的。
おそらくご実家の間取り図。ダイニングテーブルでの家族の座り位置などまで描かれていて、小一時間眺めていても全く飽きない。魅力的。
これもすごくかわいくて上手。ソファやベッドの描写もいいが「皿」「本」というのがいい。
これもすごくかわいくて上手。ソファやベッドの描写もいいが「皿」「本」というのがいい。
間取り・設備と家具の配置がもはや区別なく一体となって描かれている。いい。すごくいい。
間取り・設備と家具の配置がもはや区別なく一体となって描かれている。いい。すごくいい。
実際に住まわれている部屋は、もはや単純な「間取り」としては描かれない。むしろ家具の配置や、ものがどこに置かれ、自分がどこにいるか、などのほうが重要になる。

まだ人が住んでいない空っぽの部屋スペックのみが示される不動産屋の間取り図とは全く違うものだ。だからおもしろい。

これは「間取り図」とは違うなにかだ。名前をつけたほうがいいかもしれない。

人間の「間取り図視」能力

これらをじっくり見ていると、「きっとここにすわってごはん食べるんだろうな」とか「本が好きなんだろうな」とかいろいろ分かる。

考えてみれば部屋の様子ってけっこうな個人情報だ。「写真撮って見せて」といったらほとんどの人が嫌がるだろう。だけどイラストならけっこう描き込んじゃう。これっておもしろい。

そこで思いついたのが「間取り図のように部屋の写真を撮ったら面白いのでは」ということだった。

で、撮ってみた。
名作椅子が置かれたすてきな部屋。おふたり暮らし。寝室があけっぴろげですっきりしてるのがすごい。
名作椅子が置かれたすてきな部屋。おふたり暮らし。寝室があけっぴろげですっきりしてるのがすごい。
ひとり暮らしだけど、2DK。ぜいたく。すてき。キッチンが妙に斜めなのもいい。
ひとり暮らしだけど、2DK。ぜいたく。すてき。キッチンが妙に斜めなのもいい。
こちらもあけっぴろげ寝室。革張りソファの存在感がかっこいい。
こちらもあけっぴろげ寝室。革張りソファの存在感がかっこいい。
いたるところに植物、3面採光の温室のような明るい部屋。うらやましい。
いたるところに植物、3面採光の温室のような明るい部屋。うらやましい。
どうですか! おもしろい写真でしょ!

これらは「グッドルーム」という不動産仲介の会社のウェブサイトで、「お部屋を上から覗いてみよう」というそのまんまの名前でぼくが連載している写真。

この写真がおもしろいのは、あまり違和感がないこと。というのは、部屋に住んでいる人も、このような視点で自分の部屋を見たことがないはずなのに、なぜか見たことがあるような感じがする、というのだ。

もしかしたらふだんからぼくらは頭の中で、空間を間取り図のようにして見ているのかもしれないと思った。
ちなみにこうやって撮って、つなげて作ってます。
ちなみにこうやって撮って、つなげて作ってます。

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