特集 2018年7月12日
 

駅の出口はだいたい黄色 〜JISがつくる風景〜

長さを測ってみる

駅の出口の色みたいに、ふだん気づかないけど並べてみるとじつは共通点がある、そしてそれはじつはJISがつくっている、みたいな発見があると感動する。

たとえばこんな景色の中にJISはあるだろうか。
ゴミ置場かな
ゴミ置場かな
たとえば塀のブロックの幅を測ってみよう。
ブロックの幅。40cm。
ブロックの幅。40cm。
別の場所のも40cm
別の場所のも40cm
同じ長さだ! JIS A 5406「建築用コンクリートブロック」によるといろんなタイプのブロックがあるものの、一般的には幅40cmのものが多いようだ。

こんな景色はどうか。
なんでもない道端の写真ばかりですみません
なんでもない道端の写真ばかりですみません
道のはしっこにある側溝が規格品ぽい。長さを測ってみよう。
側溝の長さ。60cm。
側溝の長さ。60cm。
こっちも60cm
こっちも60cm
こういうのはL型側溝という。よく見るでしょう。いままで長さを気にしたことは全然なかったけど、測ってみるとどれも60cmだった。

これを決めているのは、JIS A 5372「道路用鉄筋コンクリートL形側溝」という規格のようだ。ここには、側溝の深さも規定されている。
深さは10cm
深さは10cm
いろんなタイプのL型側溝があるが、たいていは10cmだ。なので、これを乗り越えるための「段差解消スロープ」と呼ばれる製品も、高さが10cmのものが多い。
ここの高さは10cm
ここの高さは10cm
段差解消スロープの高さはとくにJISに規定されていない。なのに、L型側溝の高さにしたがって自然と高さが決まっている。こういうのって、共生みたいでいいなあと思う。

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